潰瘍性大腸炎でコロナになったときの話

潰瘍性大腸炎歴10年越えの鉄也です。

コロナに感染してから復帰するまでの経過を記録しています。

コロナからの回復を目指す過程で、お腹の調子がどうだったのかもまとめました。

陽性になってからの流れ

のどの痛みや体のだるさを感じ、熱を測ったところ37.9℃だったため、抗原検査キットを使って検査をしました。

抗原検査キットは、1回分1000円ぐらいで買えます。

まさかコロナに感染するとは思っておらず、手元に抗原検査キットがあってよかったです。

15分ほどですぐに陽性と分かり、まずはこれからどうしようかと悩みました。

かかりつけの病院に電話したところ、「カロナールを飲んでください。潰瘍性大腸炎の薬も飲んでください」とのことでした。

自主検査でコロナ陽性になっても病院に行く必要はなく、解熱剤を飲んで自宅療養していればOKです。

わたしは広島漢方を使っているのでそちらの医師にも連絡したところ、コロナで潰瘍性大腸炎が悪化した場合は漢方の増量が必要とのことでした。

その後コロナにも対応している病院に行き、診察を受けて薬を処方してもらいました。

ドライブスルー診察でPCR検査を行い、検査結果を車で待ちます。

やっぱり陽性判定が出たので、解熱剤や咳止めなどをもらって家に帰りました。

解熱剤はロキソニンかカロナールの2択で、どちらか自分で選んでくださいとのことでした。

のどの薬としてもらったのは、トラネキサム酸錠250mg「日医工」とメジコン錠15mgです。

コロナの検査と薬は無料でしたが、初診料がかかりました。

食事配達サービスや症状が悪化したときの連絡先などが書かれた紙ももらえます。

食事宅配サービスはネットショップを利用できなかったり、家族や友人がおらず食糧調達が困難だったりするなど、限られた人しか使えないサービスです。

利用料は無料で、お弁当かレトルト食品の選択制になっていました。

家族にうつすのが不安な方は、療養施設などで療養することも可能だそうです。

症状のある方は症状が出た日(発症日)を0日目として、原則7日間の療養(自宅等)をお願いされます。

自宅療養中の症状について

診察を待つ間、体に急激な冷えと寒気を感じました。

急に極寒の地に放り出されたような感覚です。

たくさん着込んでいるにもかかわらず、真冬に半そでで散歩しているかのような強烈な寒さがありました。

病院はかなり混雑していて、1時間待ちでした。

車でPCR検査を行い、結果が出た後に医師から簡単な問診があって薬を処方してもらって帰ります。

自宅に戻って熱を再度測ったところ、なんと39℃を越えていました。

39℃~40℃近い熱は、そのあと2日ほど続きました。

この期間は病院でもらった解熱剤を飲んで少し熱が下がって、また上がってを繰り返していましたね。

熱がまだなかったころはのどの痛みがありましたが、熱が出始めると痛みは徐々に和らぎました。

まる2日高熱が続いたあと、37℃後半から38℃くらいの熱が1日半ほど続きました。

40℃近い熱がある期間が長かったので、38℃でもかなり楽です。

つぎの日にやっと平熱になりましたが、かわりにのどの痛みが復活してきました。

病院でもらったトローチや自分で買ったのど飴をなめて、できるだけのどの痛みを緩和することにつとめました。

プロの歌手や声優も使っていて、台湾お土産の定番でもある京都念慈菴のど飴がよかったです。

お腹の調子は結局どうなったのか

結局、陽性判定がでてから4、5日で回復しました。

回復するまでに相当時間がかかりましたね。

熱がずっと続いていたので、かなりしんどかったです。

熱以外の症状には、感染した直後に目がかなり痛かったのと多少の頭痛がありました。

のどの痛みや咳もあり、鼻水は少し出るくらいでした。

元々お腹の調子はあまりよくありませんでしたが、なぜかトイレの回数が減りました。

気になっていたお腹の張りも一時的に収まっていたものの、回復と同時ぐらいに元に戻った感じです。

おなかの調子に関しては、よくも悪くも大きな変化はありませんでした。

コロナになったから1週間がたったころ、突然ご飯を食べても味がしなくなりました。

「まさか、コロナの後遺症なのでは?」と心配になり、病院での診察を受けることにしました。

担当の医師からは「コロナ感染で免疫力が落ちて、新しい風邪にかかっています」と言われました。

また新しい風邪を拾ってしまったようで、体力的にもかなり削られます。

新しい風邪の影響なのか、お腹の調子も崩し気味でトイレの回数も増えてしまいました。

やはりコロナに限らず、風邪になってしまうとおなかの調子を崩してしまうリスクがあるので、しっかりと用心した方がよいとわかりました。

お腹の調子を整えるために、潰瘍性大腸炎の薬を忘れずに飲むこと以外にはR1をよく飲んでいました。

いくつか乳酸菌飲料を試してみて、自分のなかではいちばん合うと思っています。