潰瘍性大腸炎の学校生活。私が経験した大変なこと

こんにちは!潰瘍性大腸炎歴10年ブロガーの鉄也です。

わたしは中学2年のときに潰瘍性大腸炎になったため、学校生活で苦労しました。

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潰瘍性大腸炎の入院で体験した痛み

学校生活で一番大変なのはトイレ

潰瘍性大腸炎を抱えながら学校で生活していくときに、わたしがいちばん困ったのがトイレです。

学生が学校でうんこをするのはタブーとされる風潮があります

そのため、便意があっても我慢していることが多かったです。

また学校のトイレは生徒が掃除をするため、かなり汚くて個人的に使用したくはありませんでした

さらに授業中にはトイレに行けない雰囲気があり、恥ずかしさもあったためトイレに行きたいと言い出しづらいときがありました。

職員用トイレを使用する

学校生活でトイレ問題はつきものです。

そこでお勧めしたいのが、職員用のトイレの使用許可を取ること。

職員用トイレであればクラスメートが入ってくることがないため、見つかってからかわれることはないでしょう

学生用トイレと違って職員用のトイレは業者が掃除していることが多く、きれいです。

潰瘍性大腸炎であることを先生に伝える

潰瘍性大腸炎を抱えながら学校生活を送るには、担任の先生の病気のことを知っておいてもらうことが必要です。

本人から言いにくいのであれば、親御さんの方から先生に伝えることができます。

潰瘍性大腸炎ですと伝えるだけでは不十分です

世間一般の人たちは潰瘍性大腸炎がどんな病気か知らないからです。

ただおなかの調子が悪い人として済まされてしまいます。

いまは大丈夫でも再燃した場合には1日数十回トイレに行くこともあると、伝えておくと安心です。

学校で出される給食

わたしの場合、小学校と中学校は給食で高校は弁当でした。

給食の場合、自分で食べるものを選ぶことができません。

給食のなかには、唐辛子など腸を刺激する食品が含まれている料理もあります

自分が食べれないものが出てくることも多いのです。

とはいえ、給食は栄養バランスの取れた健康的な献立が多く、潰瘍性大腸炎の方でも再燃時以外は問題になることはあまりありません。

再燃時は給食を食べない

再燃時には給食も食べられない場合があります。

そういったときに周りの目を気にする必要はありません。

給食は食べずに、成分栄養剤のエレンタールや栄養食品(メイバランスカロリーメイトなど)を自分で用意して学校に持参しましょう。

エレンタールは腸に負担をかけずに栄養補給ができるもので、わたしは再燃時に医師から処方してもらって飲んでいました。

事前に先生に連絡しておけば、給食を食べなくても問題はありません。