潰瘍性大腸炎と納豆。間違った食べ方は意味がない

潰瘍性大腸炎歴10年の鉄也です。

わたしは納豆が好きで、普段からよく食べています。

納豆は再燃期でもよく噛めば食べることができるため、貴重な栄養源です。

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納豆には植物性タンパク質が豊富

納豆には植物性タンパク質が豊富に含まれています。

動物性タンパク質と比べて、脂肪燃焼効果が高いことでも知られています。

また植物性タンパク質には油脂がほとんど含まれていないため、おなかに優しいのが特徴です

納豆はアスリートも積極的にとり入れる食材でもあり、貧血予防にも効果があるとされています。

納豆菌が大腸に与える影響

納豆菌は腸内で善玉菌として働き、悪玉菌の増殖を抑制します。

納豆菌は胃酸にも強く、生きたまま腸内に到達する菌です。

O-157やサルモネラ菌など、食中毒を引き起こす細菌を抑制する効果も確認されているとのこと。

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納豆はほかの食品と合わせて食べると効果的

納豆にはビタミンC、ビタミンDが含まれていません。

そのため、食事に納豆を取り入れるときは、ビタミンCやビタミンDが含まれる食品と一緒に取る必要があります。

管理栄養士の森由香子さんによると、納豆とアボカド、マグロの赤身、卵を合わせて食べるとバランスよく栄養を取ることができ、免疫力アップにつながるそうです。

管理栄養士の森由香子さんの著書、「免疫力は食事が9割」では免疫を高める食事方法について詳しく解説されています。

潰瘍性大腸炎の私が実践する納豆の食べ方

潰瘍性大腸炎歴10年のわたしは、納豆をご飯の上にかけて食べています。

いわゆる、納豆かけごはんです。

ただし食べ方を間違うと、栄養がとれなくなってしまいます。

「その調理、9割の栄養捨ててます!」の著者、東京慈恵会医科大学の赤石定典教授によると、納豆菌(ナットウキナーゼ)は70℃を超えると死滅するとのこと。

あつあつのご飯の上に納豆をかけて食べると、納豆の効果が十分発揮されなくなってしまうのです。

ご飯をよそってから5分ほど冷ましてから食べたり、ご飯と納豆を別々に食べることが推奨されています。