台湾旅行といえば、足つぼマッサージですよね。
高雄で足つぼマッサージができるお店は、日本のガイドブックではなかなか情報が出ていません。
今回は、台湾で複数店舗展開するマッサージ店「不老松足湯」高雄にお邪魔しました。
高級感ある居心地の良い店内で、一日中ゴロゴロしたくなりました。※この記事はPRを含みます
不老松足湯は高雄でおすすめのマッサージ店
不老松足湯は高雄に4店舗、台北や台中にも店舗を構える台湾大手のマッサージチェーン店です。
2020年の東京オリンピックのバトミントン男子ダブルスで優勝した、李洋選手も不老松足湯に来店されたと公式FBに書いてありました。
マッサージの技術が高いので、一流のアスリートも施術を受けに来ているのでしょう。
台北では、MRT松江南京駅と大安駅徒歩圏に店舗があります。
台湾旅行に行かれたとき、利用したことがある方も多いのではないでしょうか。
高雄ある4店舗は高雄メトロの駅から徒歩圏のところにあり、日本人観光客も利用しやすいと思います。
今回は不老松足湯高雄左営行館を予約してもらっていたのですが、見間違えて不老松足湯高雄愛河館に行ってしまいました。
不老松足湯高雄左営行館は、高雄メトロ巨蛋駅から徒歩5分です。
不老松足湯高雄左営行館
住 所:高雄市鼓山區明華路251號
営業時間:24時間営業
電話番号:+886 7 553 5353
不老松足湯高雄愛河館は愛河のほとりにあって、日本人観光客も利用しやすいです。
高雄メトロ鹽埕埔駅から徒歩10分ほどの場所にあります。
両隣には台湾風居酒屋もあって、夜遅くまで楽しむことができますよ。
お店に入ってkkdayのQRコードを見せると、「予約したお店はここではなく高雄左営行館の方だよ」と教えてくれました。
「こちらに振り替えても大丈夫ですよ」と言ってくださったのですが、やはり当初予約した方に行きたいと思ったので、その場でタクシーを手配してもらって左営行館まで移動しました。
予約していた時間をオーバーしてしまいましたが、こころよく受け入れてくださいました。
今回行った2店舗以外にも、高雄メトロ三多商圏駅徒歩約5分の三多林森行館、大東駅徒歩約10分の鳳山行館もあります。
どの店舗も24時間営業なので、自分の行きたい時間に行けるのが便利です。
航空便が早朝や深夜だったとき、時間調整で利用することもできますね。
不老松足湯高雄愛河館
住 所:高雄市前金區河東路2號
営業時間:24時間営業
電話番号:+886 7 221 3777
不老松足湯高雄ではマッサージ前に足湯に浸かる
お店の受け付けはこんな感じで、広々としています。
マッサージが終わった後に漢方デザートを頂けるのですが、気に入ったらここで購入可能です。
不老松足湯の受付で気になったのは、天井の高さ。
建築物好きのわたしは、どうしても店舗の造りを見てしまいます。
1階部分の天井や入り口の窓が、2階に相当する高さぐらいあってとても開放的です。
サービスはもちろん、サービスを提供する空間もこだわりを持って設計されていることが感じられました。
受付の真向かいには靴を脱ぐスペースと、最初に利用する足湯スペースがあります。
不老松足湯という店名からも分かるように、足湯には並々ならぬこだわりがあるようです。
受付部分の天井は吹き抜けでしたが、足湯部分は通常通りの天井高でした。
受付の天井が広すぎたので狭く見えますが、通常の天井高なので圧迫感はありません。
不老松足湯高雄左営行館の場合、足湯スペースは14席あります。
座席には畳が使われており、日本風になっています。
間接照明が使われており、自然とリラックスできる空間でした。
まずは席に座って足を温め、マッサージ師さんによる肩のマッサージを受けました。
わたしは午前中に伺ったのでお客さんは少なかったですが、お昼を過ぎるにつれてカップルでの来店が増えてきました。
どうやら台湾ではデートスポットになっているようです。
わたしのようにひとりで来ておられる方もいたので、ひとり旅でも全然問題ありません。
足湯の温度は約40℃に設定されていますが、温度は自分で変えることができます。
温度切り替えはレバー式になっていて、右に傾けると冷たく左に傾けると熱くあります。
ホテルなどにあるシャワーと同じ方式です。
一通り足があったまってきたら、ブクブクと泡がでるバブルモードに切り替えます。
このときに袋に入った薬草も合わせて投入されました。
足湯と肩もみは20分ぐらいで終わり、次は全身マッサージです。
マッサージ前の足湯でリラックスし、全身マッサージを受ける前の準備ができますよ。
不老松足湯高雄の全身マッサージと足つぼを受けてみた
全身マッサージのお部屋は、扉付きの完全個室でした。
プライバシーがしっかりと守られていて、落ち着いた空間でマッサージを受けられます。
高雄ひとり旅の疲れをいやしてくれる、とても気持ちの良いマッサージでした。
ひさしぶりの台湾旅行でよく歩いたためか、足の部分をマッサージされると痛かったです。
今回のコースは全身マッサージが1時間もあり、ゆったりと体をほぐすことができました。
全身マッサージが終わったら1階におりて、足つぼマッサージを受けます。
足つぼマッサージのフロアには、足つぼ用のチェアが20席ほどありました。
座席にはコンセントがついているので、施術を受けている間にスマホ等も充電もできます。
足つぼエリアも受付と同じで、とにかく天井が高いです。
また隣の席との間隔も広くとってあり、人目を気にすることなくゆったりと施術を受けられます。
いつもは足つぼをやると激痛で顔をゆがめっぱなしですが、今回はそんなことはなかったです。
40分ほどの足つぼマッサージの時間中、かなりリラックスして施術を受けることができました。
足湯と全身マッサージをうけたあとだったので、痛みが和らいだのでしょうか。
いつもより全然いけるじゃんと思っていた矢先、足の指あたりを揉まれて激痛が走り、やっぱり顔をゆがめてしまいました。
足つぼマッサージを受けているとき、温かい甘露茶をもらえます。
香り豊かな甘露茶を飲んで、体のなかの毒素を体外に排出していきます。
マッサージ後は特製デザートと漢方スープを頂く
マッサージが終わった後は、店内にあるイートインスペースへと案内されます。
ここで、歸苓膏(きれいこう)という不老松足湯のオリジナルデザートを頂きました。
歸苓膏(きれいこう)は、亀苓膏(きれいこう)という有名な亀ゼリーとは違う商品です。
亀苓膏(きれいこう)はカメの腹甲や、甘草、仙草等の生薬をゼリー状にしたデザートですが、歸苓膏(きれいこう)の方には、亀の腹甲は入っていないようでした。
亀の腹甲を使った亀苓膏(きれいこう)に比べて苦くなく、食べやすく工夫してあるそうです。
シロップをかけて食べるのですが、かけなくても苦くなくておいしかったです。
想像よりもおいしくてスルスルと食べれてしまい、ついうっかりと写真を撮るのを忘れてしまいました。
歸苓膏(きれいこう)は真っ黒なゼリーで、見た目は仙草ゼリーとほぼ同じでした。
美容に良いとされる漢方も配合されており、とてもおいしかったです。
帰りにレジで購入しようとしたところ、なんとサービスでプレゼントしてくれました。
歸苓膏(きれいこう)は1個100元(約450円)で、まとめて買うと安くなるそうです。
歸苓膏(きれいこう)が提供されているイートインスペース「唐太盅養生燉湯甜品」では、漢方スープやデザートを注文可能です。
あずきやリュウガンを使ったお粥やきくらげスープなど、本格的な漢方スープが楽しめます。
漢方や美容に興味がある女子におすすめです。
紅豆桂圓紫米粥、雪蛤人蔘燉雪耳、雪蓮子燉四寶、寒天枸杞黑木耳、南洋肉骨茶盅など、10種類以上の漢方スープがラインナップされていました。
今回は寒天枸杞黑木耳を注文。
寒天枸杞黑木耳は、黒きくらげとクコの実が入った漢方スープです。
漢方スープに必ず入っていると言っても過言ではない、赤ナツメも入っていました。
漢方スープは陶器の器に入れられ、ホカホカの状態で提供されます。
細かく刻まれているのが黒きくらげで、大きな実がリュウガンです。
わたしはリュウガンが好きで、台湾のスーパーで買ってよく食べていました。
リュウガンは補血薬に分類され、不眠症の治療にも用いられているそうです。
ライチに近い味わいで、独特の食感が癖になります。
今回注文した以外だと、十全藥膳排骨(豚スペアリブの漢方スープ)が気になっています。
次回不老松足湯に行ったときは、是非味わってみたいです。
高雄のマッサージ店 不老松足湯に行ってみて
今回は高雄のマッサージ店「不老松足湯」で130分コースを体験しました。
足湯10分+全身マッサージ60分+足つぼマッサージ60分の施術が受けられる贅沢なコースで、ゆったりとマッサージを受けられます。
そのあとには漢方スープとデザートも頂くことができ、半日かけて楽しむことができました。
いつもの台湾旅行ではかなり詰め込んだ旅程にしているのですが、半日かけてマッサージを受けるという、ゆったりと贅沢に時間を使うのも悪くなかったです。
高雄でマッサージを受けたいとお考えの方は、是非不老松足湯に足をのばしてみてはいかがでしょうか。
事前予約はkkday公式サイトからおこなえます。
詳しい情報もkkday公式サイトで見ることができるので、チェックしてみてください。