台北市立動物園の赤ちゃんパンダ。アクセス方法と園内紹介

台北市立動物園は、アジア最大規模の動物園です。

台北市立動物園では2020年にパンダの赤ちゃんが生まれて、大きな注目を集めました。

日本からの観光客も訪れる人気観光スポットです。

台北駅から台北市立動物園への行き方

台北市立動物園入場門

台湾旅行の起点になる、台北駅(台北車站)から台北市立動物園へのアクセス方法を解説します。

まずは台北駅(台北車站)から地下鉄(MRT)淡水信義線(赤のライン)の大安、象山方面行きに乗車し、大安駅(5駅)で下車します。

大安駅で文湖線(茶色の路線)に乗り換え、動物園方面行きに乗ります。

大安駅から8駅(所要時間15分ほど)で、台北動物園最寄り駅の動物園駅(taipei Zoo)に到着です。

動物園駅の目の前に台北動物園がありますので、迷わずに到着できます。

台北駅から台北市立動物園までの運賃

MRT動物園駅
撮影:台湾観光ドットコム

台北駅から台北動物園までの所要時間は約26分、料金は35元(約130円)です。

悠遊カード(EASYカード)などの交通ICカード(日本でいうパスモ、マナカ、ICOCAなど)があれば、28元(約100円)になります。

台湾動物園は台北駅から100円くらいで行けちゃうんです。

現金払いでも安いのですが、悠遊カードを旅行中に持っていると何かと便利なので、MRT窓口やコンビニで手に入れておくことをおすすめします。

台北市立動物園からほど近い観光地には、深坑老街、銀河洞、千鳥湖などがあります。

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台北市立動物園の入場料

台北市立動物園

台北市立動物園の入場料は大人60元(約200円)です。

6歳未満の幼児、心身障害者もしくは65歳以上の方は無料。

6-12歳までの児童、中学生以上の学生(要学生証)は30元になります。

台北市立動物園入場料
大人60元(約200円)※イベント開催時は無料開放あり。学生料金適応には学生証、国際学生証の提示が必要
6-12歳までの児童、中学生以上の学生30元(約100円)
6歳未満の幼児、心身障害者もしくは65歳以上無料

大人でも日本円で200円で動物園を楽しめるのはうれしいですね。

イベント開催時には無料開放もあります

7月~8月の夏休み期間中には、ナイトZOOが開催されていました。

料金の支払いは窓口でも現金払い、クレジットカード払いの他に悠遊カードでも支払えます。

入場口にある端末にかざすだけで入場できるので、台湾人のほとんどが悠遊カードで入場していきます。

台北市立動物園と猫空ロープウェイは繋がっている

猫空ロープウェイ

動物園と猫空ロープウェイの動物園内駅はシャトルバスでつながっています。

動物園に行ってから猫空ロープウェイを利用すると、料金が割引になりお得です

最初に猫空に行くなら、MRT動物園駅から徒歩5分の猫空ロープウェイ動物園駅を目指しましょう。

猫空ロープウェイに乗車後30分ほどで、台湾茶の産地でもある猫空に到着します。

猫空ロープウェイからは、台北101も見ることができますよ!

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猫空ロープウェイの改札

台北動物園の園内マップ

台北市立動物園のパンダ

台北市立動物園では、日本語の園内マップが配られています

また園内各所に中国語と英語表記のマップがあるため、どこにどの動物がいるのか迷う心配はありません。

台北動物園の公式サイトは中国語と英語のみ対応ですが、オンライン園内マップもあります

台北動物園に行く前にぜひご確認下さい。

台北市立動物園にある園内シャトル

猫空ロープウェイ行きのバス
動物園から猫空ロープウェイ駅行きのバス

台北市立動物園の攻略方法は、園内を走る2つのバスを活用することです。

園内バスをうまく活用することで、台湾市立動物園を楽しめます。

1.動物園の頂上付近に行くバス(園内シャトル)

2.動物園から猫空ロープウェイに行くバス(猫空ゴンドラ専用シャトルバス)

園内シャトル

動物園の入り口から少し歩いたところにあるパンダ館とコアラ館の間に、園内シャトルバスの乗り場があります。

そこから、鳥園ターミナルと呼ばれる動物園の一番上の駅に到着します。

所要時間は5分程度です。

動物園に入ってパンダとコアラを見た後、園内シャトルバスに乗って動物園の頂上付近を見学し、そこから下りながら動物たちを鑑賞する方法が体に負担がありません。

料金は5元(約18円)程度です。

猫空ゴンドラ専用シャトルバス

動物園から猫空ロープウェイの駅に行く猫空ゴンドラ専用シャトルバスは、動物園の頂上付近にある鳥園ターミナルから出ています。

動物園を見たあとにそのまま猫空に行きたい場合は、動物園を下から順番に見ていくのが効率的です。

※体力がなければ、動物園の上から順番に見学して下に降りてきたら、もう一度園内シャトルバスで上にあがっても時間はかかりません。

こちらのシャトルバスも料金は(約18円)です

動物園を見学したら、そのまま猫空観光もしてしまいましょう。

ベビーカーと車いすのレンタルサービス

台北市立動物園では、ベビーカーと車いすのレンタルが可能です

園内は傾斜がきついですが、展示や通路含めてバリアフリー対策済み。

小さなお子様連れの方や、お体の不自由な方でも十分に楽しむことができます。

実際に、ベビーカーや車いすで園内を散策されている方を多くお見掛けしました。

ベビーカーのレンタル料は1台当たり50元(約200円)、デポジット1000元(約4000円)です。

車いすの貸し出しはデポジット1000元(約4000円)。

※身分証明書がいります。

台北市立動物園のパンダ

撮影:台湾観光ドットコム

台湾最大の動物園である台北市立動物園には、かわいいパンダが4頭います。

「團團」、「圓圓」、「圓仔」、「円宝」の4頭です。

團團がお父さん、圓圓がお母さん、圓仔と円宝がふたりの子供です。

円宝は2020年6月29日に生まれました

円宝は2020年12月末に公開されましたよ。

かわいい動画や写真は台北市立動物園の公式サイトで見れます。

パンダが見られる時間帯

台湾動物園のパンダ
撮影:台湾観光ドットコム

パンダ館にいるパンダたちは、外に出てきている時間が違います。

わたしが行ったときはお父さんパンダの團團と、お母さんパンダの圓圓が元気よく遊んでいました。

お昼過ぎの時間帯に行けば、パンダたちが活発に動いているのでおすすめです

タイミングが合えば、餌やりの時間に立ち会うことができます。

わたしは16時くらいにいったときに、餌やりを見ることができました。

わたしは日本でパンダを見る機会がなかったので、台湾の動物園ではじめてパンダを見たときには感動しました。

思っていたより大きくて、可愛げがありました。

パンダはクマ科の動物なので、かわいい見た目とは裏腹に迫力があるボディーをしています。

歩くスピードも速くてかっこよかったです。

台北市立動物園のコアラ

台北市立動物園のコアラ
撮影:台湾観光ドットコム

台北市立動物園にはコアラもいます。

コアラは昼間に休んでいたり、寝ていたりすることが多いです。

夜の17時~20時頃に活発に活動しています。

台北市立動物園では、夏休み期間中(一部)の営業時間が延長されます。

通常は17時に閉館しますが、夏休み期間中(一部)は20時まで営業しているので活発に動くコアラを見ることができますよ。

イベント期間中は外のおりにコアラがでてきます。

わたしが行ったときは、専用の双眼鏡を使って寝ているコアラを観察することができました。

台北市立動物園のカバ

台北市立動物園のカバ
カバ

台北市立動物園のカバ舎もとても大きいです。

日中は水のなかで生息することが多いカバですが、わたしが行ったときは日光浴をするために陸にあがっていました。

奥にはカバ専用の池があり、ガラス越しに泳ぐカバを見ることができます。

台北市立動物園のフラミンゴ

台北市立動物園のフラミンゴ
フラミンゴ

台北市立動物園を入って正面にフラミンゴがいます。

フラミンゴたちは全部で20匹ほどいました。

フラミンゴは体が冷えるのは避けるため片足をあげることがあります。

しかし温暖な台湾ではその必要はないようです。

誰も片足をあげていませんでした(笑)

台湾のフラミンゴは足を冷やす必要がありそうです。

台北市立動物園のロバ

ロバ

台北市立動物園にはロバもいます。

ロバの檻はとても広いので、のんびりと駆け回ることができそうです。

2頭のロバが頭をこすり合わせてけんかをしていました。

台北市立動物園のピューマ

台北市立動物園のピューマ
ピューマ

台北市立動物園の山頂付近にはピューマがいます。

日本では7か所の動物園にしか展示されていない希少な動物。

可愛らしい見た目をしていますが、どう猛で高い運動能力を持っています。

台北市立動物園のワオキツネザル

台北市立動物園のワオキツネザル
ワオキツネザル

台北市立動物園にはワオキツネザルもいます。

ワオキツネザルは白と黒の縞々のしっぽが特徴的なおさるさんです。

ワオキツネザルは木の上で過ごすよりの地上を歩き回ることを好みます。

台北市立動物園のラクダ

台北市立動物園のラクダ

台北市立動物園ではラクダが3頭飼育されていました。

ラクダ舎も結構広さがあるので、ラクダたちがストレスを感じず走り回るのに十分です。

わたしがいったときは座って休んでいました。

台北市立動物園のワニ

台北市立動物園のワニ

台北市立動物園のナイルワニは体調2メートルほどありました。

一匹しか飼育されていませんが、かなり迫力があります。

わりと距離感が近いので、自然に生息しているような感覚で見ることができました。

台北市立動物園のバグ

台北市立動物園のバグ

日本人にもなじみの深いバグもいました。

わたしが行ったときは暑さに耐えられず、昼寝をしていました。

寝ている姿はどこか間抜けで、かわいかったです。

台北市立動物園の昆虫館

台北動物園の昆虫館
オオゴマダラ

台北市立動物園の入り口から右手に進んだところに、たくさんの昆虫と触れ合える昆虫館があります。

昆虫館ではオオゴマダラなどの蝶々、ナナフシなどが放し飼いにされています。

昆虫館のなかを歩いているとたくさんの蝶々が近づいてきてくれるので、写真撮影に最適な場所です。

台北市立動物園と一緒に猫空も観光することをおすすめします。

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