【2024年最新】台北から九份の行き方。バス・電車・ツアーどれが良い?

2024年に台湾の九份(きゅうふん)へ行く方法をご紹介します。

台北市内から九份に行く方法は、主に3つ(バス、電車、ツアー)です。

乗り換えなしで行けるバス(965番)を、個人的におすすめしています。

バスのみで九份に行く方法

台湾バス

九份行きのバス路線は2つです。

西門発、北門経由(台北駅から徒歩でアクセス可能)で九份に向かう965番バス

忠孝復興駅発、松山経由で九份に向かう1062番バス

965番バスは比較的新しい路線で、九份へのアクセスに便利です。

特にこだわりがなければ965番バスの利用をおすすめします。

965番バスの基本情報

965番のバスの車内(充電用コンセント付き)

965番バスはMRT西門駅、MRT北門駅のバスターミナルに停車します。

運行本数が多いので、はじめての台湾旅行者にもおすすめです。

時刻表と料金

965番バスの運行間隔は30~40分に1本程度です。

平日は朝6時から夜9時、祝日は朝7時から夜9時まで運行しています。

料金は乗車区間によって変わる変動制で、台北市内から九份までは90元(約400円)です。

965番バスの時刻表

所要時間

北門から九份までは約50分

西門から九份までは約55分

途中の停車駅が比較的少ないバス路線のため、早く九份につくことができます。

バス停

西門にあるバス停

西門駅のバス停は、西門駅2番出口から約160メートル(徒歩2分)のところにあります。

※2番出口は、幸福堂や50嵐がある西門メインストリート(6番出口)の反対側です。

バス停の真後ろには、国軍関連の施設があります。

人もたくさん並んでいるので、わかりやすいです。

北門駅のバス停は、北門駅の2番出口をあがってすぐのところにあります

※出口を階段で上がったら、後方にバス停が見えます。

北門駅のバス停は迷うことがないので、はじめての台湾旅行者は北門のバス停利用がおすすめです。

1062番バスの基本情報

965番バスができるまでは1062番バスで行くのが一般的でした。

MRT忠孝復興駅発、松山駅(饒河街夜市)経由で九份に向かいます。

通勤時間帯などに交通渋滞が発生しやすい、台北市内中心部を通るのが難点。

九份から台北市内に帰るときに利用するのが便利な路線です。

松山駅で下車し、饒河街夜市(台北で2番目に有名な夜市)を観光するのが良いでしょう。

時刻表と料金

1062番バスは1時間に3本ほど運行しています。

※瑞芳駅に行く1061番と間違えて乗らないように気をつけましょう。

比較的本数が多く利用しやすいです。

運行時間は朝8時10分~夜6時40分までと短め。

料金は乗車区間による変動制で、MRT忠孝復興駅から九份老街までは101元(約450円)です。

所要時間

忠孝復興駅から約70分

松山駅から約60分

台北市内を通るため、965番バスよりも所要時間がかかります。

バス停

忠孝復興駅の2番出口前に九份行きのバス停があります

台湾鉄道の松山駅前にもバス停がありますが、始発駅である忠孝復興駅の乗客で席が埋まっていると乗車できません。

高速道路を利用する関係で立ち乗りは不可。

土日祝日は、松山駅からは乗車できないと考えておいた方が良いです。

台湾鉄道を使って九份に行く方法

九份アクセスマップ

台北駅から九份に台湾鉄道で向かう場合、瑞芳駅で下車します。

台湾鉄道台北駅はTRA(台鐵)と表記されており、駅構内にある案内表示に出ています。

※台湾は繁体字なので、鉄道の鉄が鐵になっています。

台北駅内にはわかりやすい案内表示がたくさんあり、見ながら移動するとわかりやすいです。

台湾鉄道台北駅は地下1階にあるため、エスカレーターを利用した地下に降りる必要があります。

瑞芳駅行きの切符を購入する

台湾鉄道の駅

切符は、台湾鉄道の駅券売機で購入します。

台湾鉄道の改札横の券売機か、台北駅の1階にある窓口での購入が可能です。

券売機には、日本語で購入手順が書かれているものもあります。

台湾で使用可能なICカードがあれば、改札でかざすだけでOK。

切符を購入しなくてもいいので、移動が楽です。

ICカードは日本にいるときにでもネット購入できるので、前もって準備しておくと安心です。

台北駅から瑞芳駅までの料金と所要時間

台北駅から瑞芳駅までの料金は49元(約200円)です。

自強(快速電車)を利用する場合は、76元(約320円)になります。

台北駅から瑞芳駅までの所要時間は普通電車で50分、快速電車で35分程度。

普通電車と快速電車の料金差は100円程度のため、快速電車の利用がおすすめです。

運航本数と時刻表

台北駅から瑞芳駅に向かう電車は1時間に3本程度運行しています。

運行間隔が短いので、時間をあまり気にせず利用することが可能です。

台湾鉄道の公式サイト(日本語あり)で、最新の時刻表を検索できます。

瑞芳駅からは10~15分かかる

瑞芳駅前のタクシー乗り場

瑞芳駅に着いたら、改札を抜けて外に出ます。

駅前にバスターミナルがあるので、そこから九份行きのバスに乗車します。

奥に見える茶色の建物が瑞芳駅です。

写真左側に見えるのが九份行きのバス停で、手前にはタクシー乗り場があります。

九份

瑞芳駅前には、九份に行くタクシーがずらりと並んでいます。

この駅に停まっているタクシーはすべて九份に行きます。

九份は台湾の1大観光地だけあって、タクシー料金は統一されているので安心です。

瑞芳駅から九份へは、205元(約900円)

曲がりくねった山道を10分程度走ると、千と千尋の神隠しで有名な九份の街並みが見えてきます。

正直乗り換えが発生する分、電車利用は面倒くさいです。

九份だけに行くならあまりおすすめの移動方法ではありませんが、ランタン飛ばしで有名な十分や平渓にもいくなら台湾鉄道はありだと言えます。

ツアーを利用して九份に行く方法

九份

この記事を読まれた方のほとんどが、自力で九份に行く方法を探しておられた方だと思います。

実際にバスや電車、タクシーで行くことができますが、はじめての台湾旅行の場合、乗り間違えや迷子になってしまうリスクがあることは事実です。

そういったことが起きてしまうと、目的地にたどり着けなかったり、滞在時間が削られたりしてしまいます。

迷って時間を浪費したくない方は、確実に目的地に行けるツアーを活用するのもありです。

ツアーを利用する際に気になるのが料金ですよね。

自力で行くのに比べて大幅にお金がかかってしまうとツアーやめとこうとなると思います。

kkdayのツアーは他社と比較しても安いものが多いのでおすすめです。

いちどkkday公式サイトで様々な九份ツアーを調べることができます。