台湾の観光地で、人気が高いスポットが九份です。
千と千尋の神隠しの舞台として有名になり(ジブリは公式に否定)、一躍台湾が誇る人気観光地となっています。
台北市内からバスで直接、九份にアクセスする方法をご紹介します。
ほかのブログやサイトには載っていない、台北駅からのアクセス方法を解説しているので、ぜひ見てください。
台北市内発、九份行きのバス
台北市内から、九份に向かうバス路線は2つあります。
1つが、西門発、北門経由(台北駅から徒歩でアクセス可能)で九份に向かう965番の路線。
もう1つは忠孝復興駅発、松山経由で九份に向かう1062番の路線。
どちらも九份までの所要時間はほとんど変わらないので、ホテルから近い方を利用するのがおすすめです。
台北駅周辺のホテルを利用すると移動が便利なため、わたしは台北駅周辺のホテルを一押ししています。
台北駅近くのホテルをとれば、九份までのアクセスが簡単です。
台湾でホテルを探しているんだけど、どのエリアが便利なの?と疑問に思っている方向けに、この記事を書いています。現在台湾に住んでいるわたしが、旅行に便利なホテルのエリアを交通の便、周辺環境、治安などの角度から分析してご紹介しま[…]
西門発、965番のバス
わたしがおすすめするバスは、965番です。
実際に乗車して調査をしてみた結果、こちらが使いやすいと感じました。
このバスは、西門駅近くのバス停、台北駅と地下通路でつながっている北門駅近くのバス停を通ります。
所要時間
わたしが実際に乗車して計測した時間は、西門から55分、北門からは50分くらいです。
台北市内からは、約50分で到着します。
965番バスの時刻表
運行間隔は、30~40分に1本。
観光客が増える土日祝日は、バスが増便されます。
10~20分程度で1本です。
わたしは平日の15時台のバスに乗って九份に向かいましたが、座席は6割が埋まるくらいで込み合っていませんでした。
ゆったりと利用できます。

座席下部には充電用のソケットも付いているので、スマホやカメラの充電も可能です。
965番のバス停
965番のバス停をわかりやすくご紹介します。
まずは、西門駅近くのバス停から。
西門駅のバス停
地下鉄西門駅の2番出口から、徒歩2分くらい(160メートル)のところにバス停があります。
バス停の真後ろには、国軍関連の施設があります。
人もたくさん並んでいるので、わかりやすいです。

※2番出口は、幸福堂や50嵐がある西門メインストリート(6番出口)の反対側です。
北門駅のバス停
北門駅のバス停は、北門駅の2番出口をあがってすぐのところにあります。
※出口を階段で上がったら、後方にバス停が見えます。
西門のバス停よりも見つけやすく、台北駅からも地下道でつながっているので、こちらのバス停利用がおすすめです。
台北駅からアクセスする方法
北門駅は台北駅の隣の駅です。
地下道があるので、歩いていくことができます。
<北門駅まで歩くのが面倒、地下鉄で行ったほうが早い>
と思うかもしれませんが、歩いたほうが近い場合もあります。
空港MRT(地下鉄)台北駅からは、北門に歩いて行ったほうが便利
地下鉄の台北駅と北門駅の中間に、空港MRT台北駅はあります。
空港MRTの台北駅から北門駅へは、台北駅(新幹線、台湾鉄道)に行くよりかなり近いです。
※台湾で一番大きな駅である台北駅はとても大きく、端から端まで歩くと30分くらいかかります。
空港MRTで台北駅に到着後、九份に行く場合は、北門駅にいったほうが歩く距離を減らせます。
忠孝復興駅発、1062番のバス
1062番のバスは、忠孝復興駅発(鼎泰豊の店舗あり)、松山駅(饒河街夜市) 経由で九份に向かいます。
このバスは、965番のバスに比べて市内中心部を走る路線になります。
交通渋滞が発生していると、遅れることがあるのがデメリットです。
遅れるとしても10分程度なので、忠孝復興駅、松山駅周辺にホテルをとっているなら利用価値はあります。
1062番は、九份から市内に戻るときに松山駅で下車すれば、饒河街夜市(台北で2番目に有名な夜市)に立ち寄れるので、帰りはこちらのバス利用がおすすめです。
所要時間
1062番のバスの所要時間は、忠孝復興駅から1時間10分程度です。
松山駅からは、1時間程度で到着します。
1062番バスの時刻表
1062番バスは本数が多く、利用者がとても多い路線です。
運行間隔は、10~20分に1本です。
同じバス停に停まる、瑞芳駅どまりの1061番と間違えて乗らないように気をつけましょう。
こちらは、965番と違うバス会社(基隆客運)が運営しています。
※瑞のマークがあるバスは、九份には停まりません。
料金が965番より高めで、(日本円で40円程度)コンセントもついておらず、シートの質も少し劣ります。
1062番のバス停
1062番のバス停で利用者の多い、忠孝復興駅、松山駅のバス停の場所をわかりやすく紹介します。
忠孝復興駅のバス停
忠孝復興駅に2番出口を出て、すぐ目の前に九份行きのバス停があります。
こちらのバス停は、ほんとうにたくさんの観光客(日本人多め)が利用されているので、すぐにわかります(笑)
ここの場所だけ、日本語が飛び交っています。
鼎泰豊が入っているSOGO復興店の前(赤ピン)が、九份行きのバス停です。
松山駅のバス停
松山駅近くのホテルをとられている方は、松山駅前のバス停を利用するのが便利です。
台湾鉄道の松山駅前にあるバス停から、九份行きのバスが出ています。
ただし、1点注意点が。
忠孝復興駅からの乗客で満員だった場合、乗ることができないんです。
高速道路を利用する関係で立ち乗りは不可。
土日祝日は、松山駅からは乗車できないと考えておいた方が良いです。
料金の支払い方法
料金はこちら↓
965番の料金は、90台湾ドル(315円)
1062番の料金は、101台湾ドル(353円)
※1台湾ドル、3.5円で計算。
直接運転手に現金手渡しで支払うことができます。
台湾のバスはおつりがでないことも多いので、小銭を用意しておきましょう。
交通系ICカードでの支払いが便利
ほとんどの乗客は、現金で支払いません。
悠遊カード、iPassなどの台湾のICカードで料金を支払います。
ICカードで支払えば、地下鉄は2割引きになり、乗り継ぎ割引も適用されるからです。
※どちらのカードも、台湾の公共交通機関で問題なく使えます。
台湾の空港やコンビニで購入が可能です。
空港やコンビニで買うのがめんどくさい、不安だという人は
kkday(台湾大手旅行会社)の公式サイトから事前に購入が可能です。
日本語で購入ができます。
台湾政府と連携している会社なので安心です。
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