台湾旅行の持ち物を、重要度ごとに3つのカテゴリーに分けてご紹介します。
海外旅行保険(クレジットカード)と通信手段(レンタルWiFi)は早めの準備がおすすめです。
旅行前に事前に準備しておいて、現地で困らないように気を付けましょう。
2025年版 台湾旅行の持ち物リスト

2024年8月現在、台湾旅行へ行くのに特別な手続きは必要ありません。
パスポートと航空券があれば台湾旅行に行けます。
とはいえ、注意点もあります。
台湾で病気やけがをしたとき、治療費の支払いが必要になります。
そのため、海外旅行保険への加入はしておくのがおすすめです。
海外旅行保険
台湾旅行中に病気やケガで入院した場合、治療費がかかります。
また、台湾でコロナになった場合の治療費等は自己負担です。
そういった費用をケアするために、海外旅行保険に加入しておくと良いでしょう。
海外旅行保険は種類が多く、補償内容は様々です。
ネット型保険だけでなく、クレジットカードに付帯している保険もあります。
わたしはエポスカードに付帯する海外旅行保険を利用しています。
エポスカードには海外旅行保険が付いており、台湾旅行でも利用可能です。
エポスカードがあれば海外で現地通貨を下ろせたり、病気やけがになったときにキャッシュレスで病院に行けます。 台湾旅行で使えるエポスカードについて詳しく知りたいと考えておられる方に向け、使い道を詳しくご紹介します。海外旅行で[…]
2万円相当の消費金が当たるキャンペーン
台湾観光庁が台湾旅行者向けに2万円相当の消費金があたるキャンペーンを実施しています。
期限は2025年6月30日までです。
台湾に3~90日間の日程で個人旅行される方は抽選に参加できます。
抽選にあたると2万円相当の電子マネー(台湾の交通系ICカード)かホテルバウチャーがもらえます。
台湾旅行に行く前に専用サイトで事前登録が必要です。
抽選参加条件は少し複雑なので、事前にしっかりと確認してみてください。
2023年5月1日から、台湾の消費金キャンペーンがスタートしました。台湾の空港で抽選をおこない、当選者には5,000台湾元(22,000円相当)の電子マネー(チャージ済みEasyカード等)か、ホテルバウチャーがもらえます。[…]
台湾旅行の持ち物リスト(重要度:大)
台湾旅行の必需品は、パスポート、クレジットカード、お金、スマホ、レンタルWi-Fi、航空券、ホテル予約書の7点です。
航空券、ホテルをオンラインで予約した場合、予約書類をスマホで提示できるようにしておけばOK。
ツアーの場合は、航空券やホテル予約書類を紙で手渡される場合もあるでしょう。
パスポート

パスポートの残存有効期間は、滞在予定日数以上必要です。
たとえば台湾滞在予定日数が3日であれば、残存有効期間が3日あれば大丈夫ということ。
90日以内の滞在ならビザも要りません。
分かりやすく言い換えるなら、台湾滞在中に有効期間が切れなければ大丈夫ということです。
ただし台湾で病気になってしまったり、航空機が遅延してしまったりで予定していた帰国日に帰れないということも考えられます。
そのため、パスポート有効期間には余裕があったほうが良いです。
パスポート有効期間ぎりぎりに台湾から日本へ戻るのはおすすめしません。
万が一台湾でパスポートの期限が切れてしまった場合、現地で手続きが必要になります。
入国審査時にはパスポートのほか、入国カードも必要です。
この記事では2024年11月時点での台湾入国カード書き方をご紹介します。記入式の紙のカードは少なくなり、オンラインでの登録が主流になってきました。オンライン入国カードを日本で事前に申請しておきましょう。台湾入国カー[…]
クレジットカード

わたしがはじめて台湾で宿泊したホテルでは、デポジットとしてクレジットカードの提示が求められました。
海外旅行保険付きのクレジットカードがあれば、台湾旅行中にけが、病気になったときも無料で治療を受けられます。
エポスカードは、年会費無料で海外旅行保険が付くクレジットカード。
5分で申し込みが完了し、最短翌日発行されます。
エポスカードのおすすめポイントは、台湾に日本語で問い合わせできる窓口があることです。
※楽天カードやリクルートカードなどには、日本語窓口はありません。エポスカード独自のサービスになります。
病気になったときの補償金額 | 台湾に日本語対応窓口があるか | |
---|---|---|
![]() | 270万円 | ○ |
楽天カード![]() | 200万円 | × |
![]() | 100万円 | × |
台湾でコロナにかかったときの費用も補償されます。
今回ご紹介したクレジットカードの中では、エポスカードがいちばん補償金額が高いです。
海外旅行保険付きのクレジットカードを使うときは、保険の適用条件を必ず確認しておきましょう。
エポスカードは、学生や主婦の方が申し込み可能な年会費無料のクレジットカードです。年間利用額に応じて、ゴールドカードにグレードアップできます。ゴールドカードになると、空港ラウンジが使えます。台湾に日本語窓口がある数少ないカードで海外旅行保険付きです。
レンタルWiFi

日本の携帯をそのまま台湾で使うと、高額な通信料がかかることがあります。
日本のWiFi回線ではなく、台湾のWiFi回線を利用するからです。
海外ローミング制度を知らずに台湾で携帯を使用し、約70万円の料金請求がきた方もおられます。
台湾で使用できるレンタルWiFiを日本で事前に契約し、旅行に持っていくのがおすすめです。
台湾で使えるレンタルWiFiにはグローバルWiFiや【SakuraMobile海外Wifi】があります。
SIMフリーのスマホをお持ちの方は、現地でSIMを購入するのもありです。
スマートフォン

グーグルマップで地図をみたり、グーグル翻訳を使ったりするのにスマートフォンは欠かせません。
アプリをインストールすれば、旅行者でも配車サービス(Uber)やフードデリバリー(Uber Eats)も利用可能です。
航空券購入やホテル予約もスマホでできます。
LINE、Instagram、TwitterなどのSNSを使えば、日本の家族や友人とも気軽に連絡を取れます。
電子書籍を購入すれば、ガイドブックも見れます。
航空券

航空券はeチケット(電子的なもの)が主流です。
航空券をオンラインで予約した方は、メールに添付されたeチケット控えを空港で確認できる状態にしておきましょう。
eチケット控えの形式等は航空会社によって異なります。
台湾の空港カウンターでは日本語は基本通じません。
念のため、eチケット控えを印刷して持っていくのが良いかもしれません。
航空会社のカウンターでは、日本帰国時の航空券の確認をされることがあります。
台湾行きの航空券だけでなく、帰国便の航空券も提示できるようにしておきましょう。
ホテルの予約書類

ツアー利用の場合は、ホテル予約書類が入っているので持参する必要があります。
※添乗員付きのツアーでは、書類がない場合もあります。
ホテル予約サイト(エクスペディアやアゴダ等)でホテルを予約した場合、紙の書類はありません。
ホテル予約書類は基本的にメールで添付されます。
またアプリ上で確認できる場合も多いです。
チェックイン時に予約者の名前を伝え、パスポートを見せるだけでOKです。
印刷したホテル予約書類は基本不要ですが、万が一に備えて印刷しておくと安心です。
北投温泉は日本人観光客にも人気がある台湾の観光地です。このエリアにはたくさんの温泉施設、ホテルや旅館があります。今回はズズさんに、北投亞太飯店の和室貸切温泉ランチ付きプランを体験してもらいました。北投亞太飯店の基本[…]
日本円
日本の空港までの交通費や、台湾ドルに両替をするために必要です。
台湾の物価を考慮すると、1日あたり1万円あれば十分かもしれません。
キャッシング機能付きのクレジットカードがあれば、台湾のATMで台湾ドルを引き出せます。
台湾旅行で使い切れなかった台湾ドルを再両替すると損するので、できれば使い切ったほうが良いです。
台湾旅行で余った現地通貨は、空港にある両替所で日本円に戻せます。ただし、手数料が取られる場合もあるので注意が必要です。次回の台湾旅行に備えて保管しておくのもありだと思います。台湾の空港にある両替所台[…]
台湾旅行の持ち物リスト(重要度:中)
重要度中の持ち物には現地購入できる(代用が可能)もの、忘れたら少し不便にはなるものの、旅行には差支えがないものを選んでいます。
台湾ガイドブック

ネットで情報収集するのが当たり前になった現在もガイドブックは便利です。
観光情報はもちろん、トラブル発生時に連絡できる機関の紹介、入国審査に関する情報、簡単な現地語のあいさつなどが1冊にまとめられています。
最近は電子版のガイドブックも多く発売されており、重たい紙の書籍を持ち歩かなくても、スマホがあれば読むことができます。
事前にダウンロードしておけば、オフラインでも読めて便利です。
旅行日数-1日分の衣類
3泊4日なら3日分の着替えをもっていくのがおすすめ。
台湾は年間を通して、暑さが厳しいことで有名です。
汗をかきやすい人は、替えの服、下着を多めに持っていってもいいでしょう。
コインランドリーやホテルのクリーニングサービスを利用することもできます。
羽織るもの(上着)
台湾では、1年中冷房が効いています!
1月に入ってからも、MRT(地下鉄)や百貨店などで冷房を付けているところがありました。
1月、2月の一番寒い時期でも、パーカーや薄手のダウンがあればOKです。
山間部を除き、雪は基本的に降りません。
ただし、台湾北部の台北では気温が10℃ぐらいまで下がる日もあります。
寒がりの方は上着などの羽織るものを持っていくのがおすすめです。。
薬
台湾のお水や食が合わず、体調を崩してしまうことはよくあります。
とくにおなかが弱い方は体調を崩しやすいです。
普段から使っている風邪薬を持参するのがおすすめです。
\風邪薬の定番。効いたよね?早めのパブロン/
旅行用かばん(ウエストポーチ)
観光時に使う小型のかばんをもっていくのがおすすめです。
台湾は雨の日が多いので、防水・撥水のかばんが重宝します。
台湾は治安がいいとはいえ、観光客を狙ったスリやスキミングなどの犯罪行為もあるため、セキュリティー機能が高いかばんを持っていってください。
\セキュリティー機能と防水機能付。斜め掛けバッグ/
衣類圧縮袋
衣類圧縮袋があると、スーツケースの中がコンパクトにまとまります。
特にバッグタイプの圧縮袋がおすすめです。
バックタイプになっている圧縮袋は、チャックを閉めるだけで旅行に必要な衣類がすべて圧縮できます。
従来型の圧縮袋に比べて管理が簡単で、旅行中のストレスを減らせます。
2個セットになった商品なので、まだ着ていない衣類と汚れた衣類を分けて圧縮できるのが便利です。
\旅行中の衣類を圧縮できるバッグ/
日焼け止め

台湾は日差しが強い日が多く、日焼け止めは必須アイテムです。
日本の冬に当たる12月~2月でも、日焼け止めを塗っていないと肌にダメージを与えてしまいます。
特に台湾南部の都市(台南や高雄など)は日差しがきつく、短時間外に出ていただけでも焼けてしまうので要注意です。
折り畳み傘
台湾は年間を通じて雨の日が多いです。
千と千尋の神隠しで有名な九份(きゅうふん)は、年間の3分の2の確率で雨が降ります。
特に6月~8月の雨季は毎日のように雨が降るため、折り畳み傘は必須アイテムです。
台湾旅行の持ち物リスト(重要度:小)

重要度小の持ち物はなくてもそこまで困らないけれど、あったら便利なものを選んでいます。
モバイルバッテリー
スマホやカメラなど複数の電子機器を使用する場合、モバイルバッテリーがあると便利です。
旅行中に充電が切れて、スマホが使えなくなるとかなり困ります。
Anker PowerCore 10000は、わたしが実際に使っているモバイルバッテリーです。
アマゾンの売れ筋ランキングで上位を獲得している人気商品で、軽量で持ち運びやすく大容量なのが特徴。
機内持ち込みもできます。
海外対応プラグ付き充電器
台湾のコンセントの形状は基本的に日本と同じです。
日本の電化製品をそのまま使用できます。
電圧(台湾が110Vで日本が100V)は違いがありますが、現在販売されているほとんどの電子機器は100-240Vに対応しているのであまり心配しなくても大丈夫です。
もちろんコンセント形状が異なる場所があったり、110Vで使えない電子機器もあったりするので、事前に確認されることをおすすめします。
ウエットティッシュ
台湾の夜市に行かれる場合、ウエットティッシュがあったほうがいいです。
お手拭きや手洗い用石鹸を置いている屋台は基本ありません。
春(3月~5月)の台湾旅行で必要な持ち物
台湾の春は気候が安定しており、旅行に適したベストシーズンです。
台湾はスギ花粉がほとんどないのも特徴。
日本で花粉症になやまされている方でも、台湾にきたらくしゃみが止まります(笑)
ヒノキ花粉は多少飛散しているのですが、ヒノキ花粉症がひどいわたしでもほとんど気にならなかったです。(ほぼくしゃみは出ませんでした)
ただし、春はPM2.5の飛散量が増えるのでマスクは着用しておいた方が安心です。
夏(6月~9月)の台湾旅行で必要な持ち物
台湾の夏はかなり蒸し暑くなります。
そのため、日焼け止めや制汗剤、帽子、サングラスは必需品です。
特に夏の時期はサングラスがないと目を傷めてしまうほど、日差しが強いです。
夏に台湾に行かれる方には、サングラスを持参されることをおすすめします。
秋(10月~11月)の台湾旅行で必要な持ち物
日本の10月、11月は食欲の秋といわれていますが、台湾では少し違います。
台湾は南国のため、旬の食材が多い季節は夏(6月~9月)。
秋は店頭からマンゴーをはじめとするフルーツが消え始める時期になります。
ただし、樹木が紅葉するという点では日本と同じ。
台湾には日本の富士山よりも高い山や紅葉が美しい山がたくさんあります。秋に登山目的で来られる方は、登山靴や双眼鏡などがあると便利。
また、日本には生息していないヒアリやコブラなどが出ることもあります。
長ズボンの着用や南国特有の虫、動物対策グッズが必要です。
冬(12月~2月)の台湾旅行で必要な持ち物
台湾はほとんど雪が降りません。
冬でも最低気温は12℃(台北)前後なので、しっかりした防寒対策は基本的に不要。
薄手の羽織るものがあれば大丈夫です。
手袋やカイロ、マフラーなどもよっぽどの寒がりな方でなければ必要ありません。
台湾のホテルは暖房が使えない(冷房のみ)ところが多く、布団も日本でいう夏用の布団しかないので、ブランケットが1枚あると使い勝手がいいです。
九份で必要な持ち物は折り畳み傘
先ほどご紹介したように、九份(きゅうふん)は年間の3分の2が雨が降ります。
そのため、折り畳み傘は必需品です。
九份の有名な写真撮影スポットは屋根がなく、傘を持っていないとずぶぬれになってしまいます。
九份は山間部にあり突風が吹くことも。
骨組みがしっかりしていない傘だと、簡単にひっくり返ってしまい壊れてしまうこともあるので注意が必要です。
台湾旅行持ち物で忘れてはいけないもの
・パスポート
・海外旅行保険付きクレジットカード
・レンタルWi-Fi
・スマホ
・航空券
・ホテル予約書
・日本円
上記のアイテムは重要度が高く、台湾旅行の必需品と言えるでしょう。
このうち、航空券とホテル予約書はスマホに電子データとして保管することもできます。
はじめての海外旅行なら、印刷したものを持っておいた方が無難です。
海外旅行保険付きのクレジットカードとレンタルWiFiは、台湾旅行を安心して楽しむために必要。
快適に海外での滞在を楽しむために、持っておいて損はないでしょう。
エポスカードは台湾に日本語対応窓口がある数少ないカード。病院の予約、通訳の手配も簡単です。けがや病気の時に使える補償額は最高270万円。年会費無料で即日発行もできるので、台湾旅行前に作っておくと安心です。