台湾旅行で外せないのが、台湾フルーツですよね。
果物にはそれぞれ旬があり、スーパーや八百屋の店頭に並ぶ時期は異なります。
マンゴーやレンブなど、人気の高い台湾果物がいつ食べられるのかをまとめました。
台湾マンゴー
台湾マンゴーは、台湾フルーツの王様とも呼べる存在です。
台湾マンゴーが採れる時期は、5月から9月ごろまでになります。
旬のマンゴーを食べたかったら、夏に台湾を訪れましょう。
台湾マンゴーには、金煌マンゴー、愛文マンゴー、玉文マンゴー、黒香マンゴー、土マンゴーなどの品種があります。
スーパーでは1個100円ぐらいでマンゴーが買えます。
まんなかに種(楕円形で厚さ1センチほど)があるので、種を避けるようにして3枚おろしのような形にスライスします。
そして外皮は切らずに、なかの果肉をさいの目切りします。
皮をひっくり返すように向けば、テレビでよく見るような見栄えよく盛り付けることができます。
釈迦頭(シャカトウ)
釈迦頭(シャカトウ)は、日本でお目にかかることは少ない貴重な台湾フルーツです。
釈迦の頭に似ていることから名付けられました。
日本ではバンレイシ、グリーンアップルという名称で知られています。
生産時期は8月~翌年3月で、11月が旬です。
糖度が高く甘みが強いのが特徴で、口に入れると少しシャリシャリとした梨のような食感がします。
台湾南部の台東などで栽培がおこなわれてり、釈迦頭の栽培所では試食も行っています。
釈迦頭は包丁を使って切る必要がありません。
見た目からは想像できませんが、手でそのまま割って食べることができます。
台湾で有名な夜市として知られる士林夜市などでも販売されており、観光客でも気軽に購入可能です。
釈迦頭の果肉には種があり、食べるときは飲み込まないように注意する必要があります。
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龍眼(ロンイェン)
ライチに似た食感を持つ龍眼(ロンイェン)は、若い女性に人気の高い台湾フルーツです。
7月~8月にかけて最盛期を迎えます。
龍眼は漢方薬としても使われる栄養価の高い果物です。
台湾のスーパーなどでは1キロ500円程度で販売されています。
龍眼(ロンイェン)を食べるときは包丁は必要ありません。
ブドウなどと同じく外の皮をはぎ、中の果肉を吸い出すように食べます。
外の殻はブドウよりも固いため、最初に切れ込みを入れてから食べても大丈夫です。
果肉の中心には種があるので、飲み込まないように気をつけましょう。
パイナップル(鳳梨)
パイナップル(鳳梨)は台湾の特産品です。
台湾フルーツの王様といっても過言ではありません。
台湾南部の都市に行くとパイナップル畑がたくさんあります。
パイナップルが地面に突き刺さっている光景は、はじめて見たときに感動を覚えました。
パイナップルの旬の時期は5~6月です。
最近では日本のスーパーマーケットで見かける機会も増えてきました。
パイナップルは外皮をついたまま輪切りにするのが一般的です。
輪切りにした後、外皮をはぎ取り中の果肉を食べやすい大きさにカットしていきます。
パイナップルの外皮には硬い突起があるので、けがをしないように慎重に切る必要があります。
台湾ではパイナップルケーキの生地に使われていることで有名です。
小潘蛋糕坊のパイナップルケーキは、地元の方に人気のお店です。サニーヒルズや佳德と比べると日本での知名度は低いですが、最近は日本でも名前が知られるようになってきました。筆者も幾つかパイナップルケーキを食べ比べたうえで、小潘蛋[…]
レンブ(蓮霧)
レンブ(蓮霧)は別名ワックスアップルとも呼ばれる果物です。
りんごよりも柔らかく、プラスチックナイフでも簡単に切れます。
旬の時期は11月~翌年3月頃です。
さっぱりとした味わいで、甘い果物が苦手な方からも人気があります。
糖度はそこまで高くないので、さっぱりと食べられます。
包丁で切って食べるのもいいですし、そのままかじりついても大丈夫です。
シャリシャリとした食べ応えで、リンゴと梨の間のような感じ。
台湾に行ったら食べられるので、台湾旅行の際にぜひ味わってみてください。
ドラゴンフルーツ(火龍果)
ドラゴンフルーツ(火龍果)は、台湾の定番フルーツとして知られています。
ドラゴンフルーツの旬の時期は7、8月です。
スーパーで1粒100円ほどで購入することができます。
果肉が白いものと赤いものがあり、赤いものを大量に食べると赤い色素が便に残ります。
ドラゴンフルーツの外皮は見た目とは裏腹に柔らかく、簡単に包丁が入ります。
外皮ごとくし切りにして、食べやすいサイズに切り分けてください。
くし切りにした外皮の両端を下に押し下げれば、果実が簡単に取れますよ。
メロンやスイカを食べる感じで、外側の皮をもって果実を食べます。
スターフルーツ(楊桃)
スターフルーツ(楊桃)も台湾でよく見かける果物です。
包丁で切ったときに断面が星(スター)のように見えます。
食感は梨に似ており、シャリシャリとした味わいを楽しめます。
台湾のドリンクスタンドでは、スターフルーツジュースが提供されているお店もあります。
スターフルーツは見た目とは裏腹に、皮ごと食べることができます。
きれいな流水でしっかりと洗って、包丁で縦に切っていくと断面が星になります。
角の部分は若干固いので、気になる方はそぎ落としてください。
スイカ(西瓜)
台湾のスイカ(西瓜)にはたくさんの種類がありますが、スーパーなどでよく見かけるのが大西瓜です。
名前の通りとても大きく、重いものでは1個あたり5キロを超えます。
大西瓜は楕円形をしており、日本のスイカのように丸くありません。
大西瓜は大きいので甘くないと思われがちですが、実は糖度が高くて甘いのが特徴です。
台湾大西瓜は包丁で三角切りして小分けにします。
スーパーによってはカットされたものも販売されているのでチェックしてみてください。
台湾の屋台ではスイカドリンクが人気です。
大西瓜をミキサーにかけてジュースにしたものが販売されています。
パッションフルーツ(百香果)
パッションフルーツ(百香果)も台湾でよく食べられるフルーツのひとつです。
台湾の果物屋さんで販売されているほか、ドリンク店でもよく見かけます。
台湾のフルーツ系ドリンクには、パッションフルーツが使われていることが多いです。
coco都可というドリンク店でも、パッションフルーツは人気のフレーバーになっています。
直接食べる場合のおすすめの食べ方は、へたをカットする方法です。
パッションフルーツのへたを切って、中の実をスプーンですくって食べます。
種ごと食べることができ、効率的な食べ方です。
グアバ(芭樂)
グアバ(芭樂)は、スーパーの果物コーナーでよく見かける台湾を代表するフルーツです。
台湾では主に白い果肉のグアバが流通しています。
台湾のドリンクスタンドではグアバを使ったジュース、ドリンク類が販売されています。
わたしも台湾フルーツドリンクのなかではグアバが大好きで、よく利用させてもらっていました。
台湾の大手スーパーでは、グアバジュース1リットル入りが約80円で販売されています。
パパイヤ(木瓜)
台湾はパパイヤ(木瓜)の産地でもあります。
パパイヤミルクは台湾ドリンクスタンドの定番メニューです。
パパイヤは腐ったようなにおいがするので、牛乳などと合わせます。
そのまま食べることも可能です。
バナナ(香蕉)
台湾で販売されているバナナ(香蕉)の品種のひとつに、台湾紅皮蕉があります。
台湾紅皮蕉は皮が赤紫色をしており、黄色のバナナよりのしっとりとした味わいが特徴です。
台湾のスーパーで売られているときは食べごろでないことが多く、家で熟成させる必要があります。
わたしがはじめて紅皮蕉を食べたときはそのことを知らず、間違って口にして口を痛めました。
台湾バナナは見た目が異なりますが、皮をむいてそのまま食べられます。