嘉義観光はあまり人気がありません。
それは嘉義にどんな観光地があるか知らない人が多いからです。
嘉義は日本とゆかりが深く、楽しめる観光地がたくさんあります。
台湾映画のなかで特に有名なのが、KANOです。KANOは、日本統治時代に台湾の高校(KANO)が甲子園に出場したことを題材にした映画。日本とゆかりが深く、日本人が見ても楽しむことができます。KANOのあらすじ[…]
台北から嘉義へのアクセス・行き方(台湾新幹線)
台北から嘉義へのアクセス方法は、台湾新幹線の利用が一般的です。
台湾新幹線台北駅から嘉義駅までの所要時間は、最短で1時間27分となっています。
台北駅から嘉義駅までの乗車料金は1080元(約4000円)です。
ここで注意点があります。
台湾新幹線の嘉義駅は、嘉義市内から離れた場所にある駅です。
嘉義市内観光をする場合は、台湾鉄道嘉義駅に行く必要があります。
台湾新幹線嘉義駅から台湾鉄道嘉義駅まではバスで30分です。
新幹線利用者は無料シャトルバスに乗車し、台湾鉄道嘉義駅を目指すことができます。
台北から嘉義へのアクセス・行き方(台湾鉄道)
台湾旅行の費用を節約したい場合、台北から台湾鉄道を利用していく方法もあります。
台北駅から台湾鉄道嘉義駅の所要時間は、自強(快速列車)で3時間34分です。
台北駅から嘉義駅までの乗車料金は598元(約2100円)になります。
ICカード(悠遊カード)で乗車すれば割引が適用され、、385元(約1500円)です。
台湾新幹線の半額で嘉義にアクセスできる反面、所要時間は2時間ほど余分にかかります。
台湾鉄道はのどかな街並みを見ながら、ゆったりとした鉄道旅をしたい方におすすめです。
【嘉義観光】台湾鉄道嘉義駅周辺
台湾鉄道嘉義駅は嘉義観光の中心になる駅で、年季の入った趣のある駅舎が特徴的です。
建物自体は古い印象を受けましたが、トイレは複数あり清潔に保たれています。
駅前には大きな白熊の銅像があり、雪が降らない台湾でもマフラーを巻いています。
台湾鉄道嘉義駅からは、嘉義でいちばん有名な阿里山鉄道に乗車可能です。
阿里山観光は日帰りで行くことができないので、泊りで1日観光されることをお勧めします。
台湾鉄道嘉義駅
住所:嘉義市西区中山路528号
電話番号:+886 5 222 8904
営業日:年中無休
【嘉義観光】阿里山鉄道に乗車する
阿里山鉄道は登山鉄道として人気が高く、国内外から大勢の旅行客が利用されます。
台湾鉄道嘉義駅から阿里山駅までの所要時間は2.5時間です。
往復するだけで5時間かかり、電車の本数も少ないので日帰りはできません。
運行本数は1時間に1本程度で、土日祝日は事前予約が必須となります。
阿里山鉄道公式サイトは日本語に対応しているので、中国語が分からなくても予約可能です。
台湾鉄道嘉義駅の次の駅は北門駅で、日本統治時代の駅舎が使われていることから人気があります。
阿里山には行く時間がないという方は、北門駅から乗車して嘉義駅まで行くことができます。
レトロな雰囲気の登山列車なので、鉄道ファンの方はちょいのりでも楽しめますよ。
北門駅から嘉義駅までは5分ほどで到着するので、時間もほとんどかかりません。
【関連記事】阿里山森林鉄道に乗車して観光を満喫
【嘉義観光】故宮博物院南院
嘉義観光で忘れてはならない人気スポットに、故宮博物院南院があります。
台北にある故宮博物院の分館として2015年12月28日オープンした、国宝級の品々を展示する博物館です。
台北にある故宮博物院から角煮、白菜の宝石がレンタルされてくることもあります。
近代的な建物で、外観も特徴的なつくりをしていますね。
呼吸博物院本館よりも展示は少なく、1時間ほどあればすべての展示を見ることが可能です。
故宮博物院南院の行き方と日本語対応
故宮博物院南院には、台湾新幹線嘉義駅(高鐵嘉義站)から168番バスで行けます。
台湾新幹線嘉義駅から故宮博物院南院は所要時間約10分です。
故宮博物院南院の1階にチケットセンターがあり、日本語ガイド(端末)のレンタルが可能です。
故宮博物院南院の展示物は日本語の説明書きがないため、ガイド端末の利用をおすすめします。
【関連記事】台北駅から故宮博物院の行き方。帰り方、営業時間や料金割引も
【嘉義観光】高跟鞋教堂(ハイヒール教会)
168番バスの終点は、世界一大きいハイヒールの教会「高跟鞋教堂」。
「高跟鞋教堂」はハイヒールの形状をした教会になります。
ディズニーアニメのシンデレラに登場するガラスの靴を連想させ、インスタ映えスポットとして人気があります。
高跟鞋教堂は、世界ふしぎ発見でも紹介された嘉義人気の観光地です。
故宮博物院南院に行く168番バスでアクセスすることができます。
まず最初に故宮博物院南院を見学し、そのあと博物館のバス停から168番バスに乗車していくことができますよ。
バスは高跟鞋教堂と嘉義駅間往復ともに、1日4本しかありませんのでご注意ください。
台湾鉄道嘉義駅から高跟鞋教堂までの所要時間は1時間になります。
まわりにはほかに観光スポットはあまりないので、時間があれば行くくらいでいいでしょう。
【嘉義観光】嘉義公園を散策する
嘉義公園は、嘉義駅からバスで10分のところにあります。
日本統治時代の1910年に作られた公園で、日本にもゆかりがありますよ。
広大な敷地の中には嘉義公園射日塔、嘉義球場、昭和十八J18-嘉義市史蹟資料館があります。
観光スポットが3つもあり、滞在目安時間は2時間ほどとなっています。
嘉義公園は1周するのに約30分かかるので、自分の見たいところに絞って観光することをおすすめします。
公園で太極拳をやっている人もいますし、日光浴をしている人もいます。
嘉義公園射日塔
嘉義公園射日塔は、嘉義市内を一望できる展望台です。
嘉義市内だけでない阿里山も見ることができ、天気のいい日は絶景が広がります。
嘉義公園射日塔の最上階にカフェがあり、ゆったりとくつろぐことができました。
屋上にはブランコやハンモックがあり、お昼寝にもぴったりです。
嘉義球場
2015年に放映された映画、「KANO」の舞台になった嘉義球場(嘉義市立野球場)です。
嘉義球場には、KANOのモニュメントや関連資料などが展示されています。
2020年6月にいったときは、工事中でなかに入ることができませんでした。
台湾プロ野球の試合も年間数試合行われ、1万人を収容できる球場周辺には活気が満ち溢れます。
昭和十八J18-嘉義市史蹟資料館
昭和十八J18-嘉義市史蹟資料館は、嘉義公園にある資料館です。
昭和十八J18-嘉義市史蹟資料館では日本の着物を着ることができます。
昭和の雰囲気が漂う日本家屋の資料館で、台湾に来ていることを忘れそうです。
KANOに関する書籍を読むことも展示されており、館内で読みことができます。
昭和十八J18-嘉義市史蹟資料館にはレストランもあり、食事を楽しむことができます。
【嘉義観光】檜意森活村 Hinoki Village
檜意森活村 Hinoki Villageは、映画KANOの撮影地です。
台湾鉄道嘉義駅からバスで15分ほどでアクセス出来ます。
KANOは、台湾の嘉義高校が甲子園で優勝する様を描いた映画。
撮影で使われたセットの一部が、檜意森活村 Hinoki Villageで展示されています。
檜意森活村 Hinoki Villageで見れるのはそれだけではありません。
台南でとれる良質な泥を使用した泥パック専門店がありました。
漢方鍋の素を扱うお店、鴨肉料理店、上質な絹を使用したタオル専門店もあります。
台湾映画のなかで特に有名なのが、KANOです。KANOは、日本統治時代に台湾の高校(KANO)が甲子園に出場したことを題材にした映画。日本とゆかりが深く、日本人が見ても楽しむことができます。KANOのあらすじ[…]
【嘉義観光】湯城鵝行
嘉義には鵝肉(ガチョウ)の有名店「湯城鵝行」があります。
ガチョウ肉を専門に扱うお店で、店構えもかっこよくてインスタ映えします。
内装にもこだわっており、とてもきれいです。
湯城鵝行の鵝肉は脂身が少なく、さっぱりした味わいです。
ガチョウのたまごも味がしっかりしみ込んでいておいしかったです。
とてもかわいいお店なので、嘉義観光の際に立ち寄ることをおすすめします。
嘉義観光ツアーなら効率よく旅ができる
嘉義には地下鉄やUbike、市内を走る電車がありません。
公共交通機関は、バスのみでタクシーも少ないです。
嘉義市内を走るバスは、台北市内と比べて運行本数が少なくて不便です。
嘉義は台北に比べて日本語が通じないため、海外旅行に慣れていない人だと道に迷うこともあります。
はじめて嘉義に来る方なら、ツアー旅行を利用すると迷うことなく目的地にたどり着けます。