台湾のインスタントラーメンは日本でも人気です。
日本でお目にかかれないタイプのインスタント麺が多く、おみやげにしても喜ばれます。
今回は数ある台湾インスタント麺のうち、おすすめの商品を厳選して紹介します。
日本の通販サイトでも購入できるので、台湾ロスの方はぜひ利用してみてください。
【台湾インスタントラーメン①】滿漢大餐

台湾インスタントラーメンといったら、滿漢大餐です。
カタカナ読みだと、マンハンダーツァンになります。
日本のインスタントラーメンとほぼ同じ味わいで、お値段は2個入りで92元(約330円)です。
滿漢大餐は台湾のコンビニで販売されているので、台湾旅行中にも気軽に購入できます。
お土産に台湾インスタント麺を買ってきてと言われたら、滿漢大餐を買っていけば間違いありません。
日本のAmazonや楽天などの通販サイトでも販売されており、日本でも注文が可能です。
海外からの輸入ということで、台湾で購入するのに比べて3倍程度の値段がします。
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滿漢大餐の中身
滿漢大餐の中身がどうなっているか、気になっている方も多いと思います。
そこで、わたしが実際に購入して開封してみました。
なかには3つの小袋(牛肉のパウチ、調味粉、調味油)が入っています。
牛肉がパウチされた赤い袋と紫色の調味粉の袋、透明の調味油の袋を3つとも開けてお湯を注ぎます。

お湯を注いで5分ほど待つととろけるような食感の牛肉麺が完成です。
作り方は日本のインスタントラーメンと同じですね。
ホロホロに煮込まれたお肉が特徴的で、口の中に入れた瞬間にとろけるほど柔らかかったです。
スープも濃厚で麺とよく絡みます。
手軽に作ることができる台湾インスタントラーメンのなかでは、わたしはいちばん好きです。
【台湾インスタントラーメン②】KIKI餐廳

KIKI餐廳のインスタントラーメンは、辛いもの好きにはたまらない商品。
KIKI餐廳は四川料理をメインに扱っているメーカーなので、辛い味付けのインスタント麺が多いです。
数ある商品のなかでおすすめなのが、KIKI餐廳の拌麺(バンメン)になります。
5袋入りのものが、カルフールやダールンファーなどのスーパーマーケットで販売されています。
KIKI餐廳の中身
実際に袋の中がどうなっているか、確認してみました。
5袋それぞれ個包装されており、タレも一個ずつ付属しています。
細長く小麦色をした麺なのが、写真からもわかりますね。
日本のインスタントラーメンはちじれて硬いものが多いですが、KIKI餐廳の拌麺はうどんに近い感じです。
麺はコシが強くて、ピリ辛のタレによく絡みます。
具材はセットになっていないため、自分で準備しておきましょう。
KIKI餐廳の拌麺シリーズは日本にお土産として持ち帰れます。
麺には添加物が使用されておらず、健康を気にしてインスタント麺を食べることに抵抗がある方にも人気です。
お値段は5袋入りで199元(約800円)と少し贅沢なインスタント麺です。
【台湾インスタントラーメン③】曽拌麺

曾國城さんがプロデュースしているのが曽拌麺です。
曾國城さんは、台湾でテレビ番組の司会者として活躍している方。
曾國城さんは麺にかける思いが強く、様々なお店を食べ歩いて研究して独自の麺を完成させました。
実際に曽拌麺を食べてみると、そのこだわりが強く感じられます。
麺の太さ、コシ、それからつけだれのバランスがいいです。
曽拌麺のお値段

曽拌麺は5袋入りで275元。
日本円で約1,000円程度する高級インスタント麺です。
今回ご紹介した台湾インスタント麺の中でいちばん高い商品でもあります。
そのため購入するには中々勇気がいります(笑)
【台湾インスタントラーメン④】伴天下鴛鴦麵

伴天下鴛鴦麵は、弾力があってモチモチの食感を楽しめます。
価格は199元(約800円)です。
伴天下鴛鴦麵の麺は、日本のインスタント麺とまったく違います。
ほどよい弾力があり、パスタに近い食感を味わえます。
台湾の大型スーパー大潤發では、2つ購入すると辣醬がもらえるキャンペーンもやっています。
こちらの商品は日本で販売されていないので、台湾お土産に最適です。
【台湾インスタントラーメン⑤】王子麺

王子麺は、台湾インスタントラーメンの元祖といわれています。
王子麺は、日本で販売されているチキンラーメンとほぼ同じ味わいです。
よく間違えやすいのですが、玉子麺ではなく王子麺です。
ラーメンの袋に印字されているのが、王子くんと呼ばれているキャラクター。
王子麺は火鍋(台湾鍋)の〆として提供されることが多いので、食べたことがある方も多いと思います、
台湾の食品会社「味王」が出している麺で、小腹が空いたときや夜食、おつまみにぴったり。
実際にわたしもよく食べており、台湾土産としてもおすすめしています。
【台湾インスタントラーメン⑥】金拌麺

台湾の離島、金門で作られている金拌麺は、わたしが個人的に一番好きな台湾インスタントラーメンです。
5袋入りで165元(約600円)。
高級インスタント麺にも負けない味わいが魅力的です。
日本人が選ぶ、台湾インスタント麺ランキングにはほとんど登場しません。
台湾人の間では人気で、台湾華語で書かれたブログなどでよく紹介されています。
台湾土産にどのインスタント麺を買おうか迷った場合は、ぜひ金拌麺を買ってみてください。
金拌麺は台湾の離島である金門で作られており、ほかのインスタント麺と比較してコシが強く、スープとの絡みもよいです。
熱湯で5分ほど湯がいた後、付属のスープに絡めていただきます。
【台湾インスタントラーメン⑦】阿舎乾麺

阿舎乾麺は、台湾では幻のインスタントラーメンと呼ばれています。
おいしいインスタントラーメンとして人気が高まり、購入できるまでに半年かかることがありました。
半年待ちのインスタントラーメンは、阿舎乾麺以外に聞いたことがありません。
現在は品薄状態が改善されており、台湾のスーパーマーケットやコストコで販売されています。
添加物や防腐剤も使用していません。
【台湾インスタントラーメン⑧】ラオマ・バンメン(老媽拌麺)
ラオマ・バンメン(老媽拌麺)は、「マツコの知らない世界」で紹介された台湾の汁なし袋麺です。
2013年に誕生した比較的新しいブランドになります。
防腐剤や人工香料など、添加物を一切加えずに作られたこだわりの麺。
昔ながらの天日干しで作られたノンフライ麺で、無添加でありながら長期保存ができます。
スーパーやネットでの販売だけでなく、台北市内中心部に店舗も構えています。
台湾にきたらお土産に買って帰りたい、おすすめの台湾インスタントラーメンです。
【台湾インスタントラーメン⑨】銷魂麵舖
銷魂麵舖は、台湾で有名なつけ麺のお店です。
わたしも実店舗でつけ麺を食べたことがあります。
日本人でも食べやすい味付けで、ラーメン好きな方でもおいしく食べられる一品です。
ピリ辛な味付けで、麺にはこしがあっておいしいです。
ラーメンというよりは、きしめんに近い感じがします。
そんな銷魂麵舖のラーメンが、なんとインスタントラーメンとして商品化されました。
kkday公式サイトで以前販売されていましたが、今は販売されていませんね。
再入荷されて、また注文できるようになるのを楽しみに待ちたいと思います。