おすすめの台湾ガイドブック9選。選び方や使い方を徹底解説

台湾のガイドブックが多すぎて、どれを選べばいいかわからないとお困りではありませんか?

取り上げられているお店や観光スポットは、ガイドブックを作る会社によって違います。

ガイドブック選びに失敗しない方法を紹介します。

台湾ガイドブックの選び方

ガイドブックが扱う観光地

台湾ガイドブックは、行きたい場所によって決めるのがおすすめです。

台湾には台北、台中、台南、高雄、花蓮などの人気観光都市があります。

一般的な台湾ガイドブックは台北のみを取り扱っています。

台湾の人気観光地である九份士林夜市中正記念堂などが台北の観光地です。

台北以外の地方都市に行かないなら、台北に特化したガイドブックをおすすめします。

台中、台南、高雄などにも行く予定なら、台湾全体を網羅したガイドブックがよいです。

自分が行きたい都市がついているガイドブックを選んでみてください。

ガイドブックの情報量と内容

情報量は、ガイドブック選びの重要なポイントです。

写真が多めで文章が少ないもの、写真が少なく文章が多めのものがあります。

はじめての台湾旅行なら、台湾旅行に必要な情報を網羅したガイドブックをおすすめします。

何度も台湾旅行をしている方なら、基本的な情報は不要でしょう。

グルメや観光地に特化した本を選ぶのが良いかもしれません。

ガイドブックのページ数ではなく、自分の知りたい情報がどれだけ載っているかが大事です。

ガイドブックによって、メインで取り上げているジャンルは異なります。

グルメを中心に扱うもの、自然を中心に扱うもの、自転車旅やバイク旅に特化したものもあります。

色々なガイドブックを見比べてみて、どれを購入するのがよいか決めるのがおすすめです。

初心者向けの台湾ガイドブック

台湾旅行初心者向けのガイドブックをご紹介します。

はじめての台湾旅行におすすめの本は、旅行中に心配となる言語の問題点、緊急連絡先、交通機関の利用方法がまとまっているものです。

王道の観光地情報を中心に網羅しているので、はじめての台湾旅行者にぴったりです。

ズズの台湾2024: はじめての台湾ひとり旅

ズズの台湾

『ズズの台湾2024』は初めて台湾ひとり旅をする方向けに書かれたガイドブックです。

はじめて台湾旅行をされる方が必要とする情報をまとめました。

2023年11月現在、Amazonの海外旅行ガイドの売れ筋ランキング1位を獲得しています。

当サイトを運営する台湾観光ドットコムと台湾の人気インフルエンサー ズズがコラボした書籍です。

3泊4日の台湾旅行モデルコース、ひとり旅で気を付けること、旅行費用を節約する方法などをまとめています。

Googleマイマップとズズさんによる旅行会話の音声付きです。

ズズの台湾2024: はじめての台湾ひとり旅

るるぶ台湾・台北

台湾ガイドブック11

『るるぶ台湾』は、大手旅行会社であるJTBが出版しているガイドブックになります。

旅行に関する豊富な経験を基に、人気グルメや観光地情報が満載の書籍です。

知名度の高いガイドブックなので、過去の台湾旅行時に購入されたことがある方も多いでしょう。

台湾はお店の移転が頻繁に行われるため、2、3年前のガイドブックだと情報がかなり古いです。

すでに閉店していたり、店舗の営業時間が変わっていたりします。

現地で右往左往したくないなら、最新版のるるぶ台湾を購入しておくのがおすすめです。

まっぷる台湾・台北

台湾ガイドブック13

まっぷる台湾には、台湾で話題のスポットや台湾の交通情報が余すことなく掲載されています。

まっぷる台湾の見た目は、るるぶ台湾にそっくりですが大きな違いがあります。

まっぷる台湾を発行している会社は、地図を手掛けている昭文社です。

書籍購入特典として、まっぷるリンクと呼ばれるオフライン地図を無料で利用できます。

地図を使って旅をしたい方にはまっぷる台湾がおすすめです。

台北日帰り弾丸旅 食べまくり!

台湾ガイドブック1

台湾日帰り旅行のスペシャリスト、門司紀子さんによる書籍です。

門司さんは約2年半で22回の台湾日帰り旅行をされたんんだとか。

自分の足でおいしいお店を回っているところが、ほかの台湾グルメ本と差別化されているところです。

そのほかの特徴は、季節に応じておすすめのお店が紹介されているところ。

季節ごとにベストなお店の回り方も紹介されているので、旅行の計画を立てやすくなります。

台湾お得技ベストセレクション

台湾ガイドブック

台湾お得技ベストセレクションは、台湾旅行を効率的でお得に楽しむための情報が凝縮されたガイドブックです。

台湾旅行で使える裏技やお得情報が満載されています。

わたしも初めての台湾旅行のときに、この本を買っていき持参しました。

ネタばれは避けますが、台湾で使える色んな裏技が紹介されています。

台湾旅行前に使える情報も掲載されていました。

台湾の旅テク303

台湾ガイドブック

台湾の旅テク303は、台湾旅行をするうえでお得になる情報を303個載せているガイドブックです。

人気小籠包店の行列を回避する方法、現地でのトラブルに役立つ情報などが載っています。

台湾の観光地に関する情報量は少ないので、観光情報が欲しい方には適していません。

台湾お得技ベストセレクションと同様に、知っておくとより旅を楽しむことができる情報がメイン。

したがって台湾リピート組の方におすすめします。

はじめての台湾旅行ならるるぶ、まっぷるが無難でしょう。

台湾ガイドブックに載っていない観光情報

台湾関連の小説や旅行記を通して、台湾ガイドブックには載らないマニアックな情報に触れられます。

台湾旅行前に読んでおくと理解が深まります。

日本と台湾のつながりを知ることができるのでおすすめです。

台湾出身の小説家、東山彰良の「流」です。

「流」は2015年に第153回直木三十五賞を受賞した、評価の高い作品。

この作品を通して台湾の歴史的な背景を知ることができます。

台湾旅行前に読んでおくと、台湾観光を楽しめること間違いありません。

小さな場所

台湾ガイドブック2

台湾出身の作家で直木賞作家でもある、東山彰良さんの作品です。

作品のモデルとなっているのは、台湾の原宿と呼ばれる西門町にある刺青店が立ち並ぶエリア『紋身街』が舞台になります。

西門町を観光する前に『小さな場所』を読んでおくと西門観光をもっと楽しめるはずです。

路ルウ

台湾ガイドブック

吉田修一が台湾を舞台に描いた『路』です。

2020年5月にNHKでドラマ化されています。

日台合同の撮影チームにによる作品で、台湾新幹線ができるまでの軌跡を丁寧に描いています。

日本の技術を使った新幹線が、今なお台湾で走り続けているのは感慨深いですね。

台湾新幹線に乗る予定がある方は、台湾に行く前に読んでおくと感動的な旅行になるでしょう。