台湾の有名な観光地のひとつ、淡水。
台湾のMRT(地下鉄)で簡単にアクセスすることができることから、日本人観光客にも人気のスポットです。
でも、
淡水にどんな観光名所があるかわからない
そもそも、淡水は台湾旅行中に行く価値があるの?
と思っておられる方も多いはず。
そんな方のために、淡水の観光名所とモデル観光ルートをご紹介します。
淡水は台北駅から地下鉄で30分(乗り換えなし)で行ける

淡水は台北駅から地下鉄淡水行きにのって、終点で下車すればOK。
乗り換えがないので、海外旅行者でも気楽に行くことができる観光地なんです。
台北駅からの所要時間は30分程度。
半日でも十分楽しめますが、1日観光するのがおすすめです。
ここからは淡水観光のモデルルートをご紹介します。
淡水の観光スポット①淡水夜市&老街

淡水駅前には夜市と老街があります。
駅を降りてすぐ目の前に海が広がっているのですが、海沿いに設けられた道にお土産屋さんや屋台が並んでいます。
淡水夜市は夜限定ですが、淡水老街は昼でも営業しているので、おひるごろに淡水についても食事や観光を楽しめます。
淡水に着いたら、まず最初に淡水老街をぶらぶらしながら散策するのがおすすめ。
淡水夜市と老街で有名なグルメは2つあります。
長さ30センチのソフトクリーム
台湾式カステラ
どちらも淡水に来たら絶対に食べたい名物です。
長さ30センチのソフトクリーム

淡水老街に4店舗ある巨無覇霜淇淋では、長さ30センチの特大ソフトクリームが食べられます。
お値段は25元(90円程度)。
機械の前に座っている店員さん(お店の子供の場合もあり)に食べたい味を告げてお金を支払います。
味はチョコレートやミルク、マンゴーなどがありますよ。
淡水の観光スポット②紅毛城

淡水老街をまっすぐ進みながら進むと、山側に大きな赤い建物が見えてきます。
紅毛城です。
もともと、紅毛城は台湾に侵入してきたスペインによって築かれたお城。
その後、紆余曲折を経て、イギリス領事館として利用されることになりました。
イギリス領事館になったときに、外観が赤く塗り替えられ現在に至ります。1980年に紅毛城は台湾に返還され、現在は内部の見学が可能です。
料金は80元(300円程度)。
大砲や石垣などがありますが、日本のお城とは全然違うので興味深いです。
淡水夜市、老街から歩いて10分程度です。
淡水の観光スポット③特別なスタバ

紅毛城から徒歩20分(レンタルサイクルで10分)のところに、特別なスタバ(淡水雲門門市)があります。
歩いても行けますが、レンタルバイクの利用が便利。レンタルバイクを利用にはクレジットカードがあればOK。
普通のスタバと違って淡水雲門門市のスタバは、建物自体にコンセプトがあります。淡水雲門門市は淡水の港を一望できる丘の上にあるため、晴れた日は目の前に絶景が広がります。
淡水雲門門市限定グッズもあるので、お土産物を購入するのにもぴったりです。
台湾在住でスタバマニアのわたしが、台湾旅行中に気軽に行けるインスタ映えする店舗とお土産購入がしやすい店舗、台湾限定タンブラーやグッズを紹介します。すべて2020年になってからわたしが実際に行った店舗なので、これからの旅行に役立てて[…]
淡水の観光スポット④情人橋

情人橋は、紅毛城からレンタサイクルで15分程度の場所にあります。
バスでアクセスすることもできますが、所要時間も自転車とほぼ変わらず本数も少ないのでおすすめしません。
※現在、淡水駅と情人橋をつなぐ路線電車が建設中ですが、2020年3月現在開通していません。
情人橋から見える夕日は台湾のベニスといわれるほど美しく、息をのむ絶景が広がります。休日には多くの家族連れやカップルでにぎわう一大観光地です。
淡水老街からフェリーで行ける

レンタサイクルで行くのも楽しいですが、フェリーで行くこともできます。
淡水老街の真ん中にあるフェリーターミナルから、情人橋まで20分程度の船旅です。
料金は60元(200円程度)
台湾で使えるICカード(電子マネー)があれば、乗車時にかざすだけで乗れるので事前に購入しておいてください。
ちなみに、のちほど紹介する八里(バリ)にもフェリーで行けますよ。
情人橋で夕焼けを楽しむ

情人橋は日本語に訳すと、恋人の橋。
1人旅というよりは、カップルや家族ずれでにぎわう観光スポットです。
日没が近づくと、たくさんの観光客が集まります。
情人橋周辺にはお土産店や飲食店もたくさんある

情人橋には、フクロウカフェや漁港ならではの海産物を取り扱うお店、出店などがたくさんあります。
日が暮れる少し前に到着して、夕日を堪能しご飯を食べることができます。夕日だけみて、八里や淡水夜市にフェリーで行くのもおすすめ。
淡水の観光スポット⑤八里

情人橋で夕陽を楽しんだら、フェリーで八里(バリ)に向かいましょう。
この時点で疲れている場合は、フェリーで淡水老街(淡水駅前)に行ってもOKです。
八里には、淡水と同じくらいにぎわっている夜市(老街)があります。こちらの夜市は、正直なところ淡水にある夜市よりもかなりにぎわっている印象。

おしゃれなカフェや遊歩道、サイクリングロードもありのんびりと過ごせますよ。
八里では2人乗り自転車、馬車型(ハート付き)の自転車など、不思議な自転車をレンタルしてサイクリングを楽しむことができます。
海岸線沿いにはアート作品が多数展示されており、インスタ映えするスポットがたくさんあります。わたしが訪れたときはサンドアートが展示されていました。
八里から淡水夜市へ
八里を楽しんだあとフェリーで淡水老街に戻り、夜市の散策を楽しみましょう。
夜18時以降徐々にお店がオープンし、活気があふれてきます。夜遅く(11時ごろ)までやっているお店も多いので、時間を気にすることなく散策できますよ。
夜市を散策した後、台北MRT(地下鉄)で台北市内へと戻ります。
淡水から台北に向かう地下鉄の終電は12時(深夜0時)なので、お気をつけください。
淡水駅から行ける絶景スポット

淡水駅からさらに北上していくと、自然豊かな光景が広がる絶景スポットが多数あるのでご紹介します。
時間に余裕がある方、淡水にホテルをとる予定であまり観光客が来ない場所に行ってみたい方におすすめです。
富貴角灯塔

淡水駅からバスで30分程度の場所にある富貴角灯塔は、地元の人たちでにぎわう夕日が見える絶景スポット。
かなり大勢の観光客でにぎわうスポットですが、日本人観光客はまず来ません。
観光客が少ない大きな理由は、バスの本数が少ないため
タクシーチャーターを利用すれば、簡単にアクセスできます。
晴れていれば、絶景を楽しめること間違いなし。
富基漁港

富貴角灯塔から徒歩10分くらいの場所に、富基漁港があります。新鮮な海産物を楽しめるスポットとして有名です。
台湾でしか食べることができない貝、高級魚などが食べられます。
特に周りに観光地らしいものはなく静かな雰囲気です。
老梅綠石槽
老梅綠石槽は、海岸で見ることができる絶景スポット。
海岸沿いに生えている緑色の苔と、海の波がたてる白波が織りなす景色は一見の価値ありです。
富基漁港からは2キロ程度しか離れておらず、歩いていくことも可能。バスはないので、歩きたくない方はタクシーチャーターの利用が便利です。
淡水観光アクセスマップ
今回ご紹介した淡水の観光スポットをまとめたアクセスマップを作成しました。
淡水旅行をする際にご活用ください。