台湾北部の淡水は日本人観光客にも人気のエリアです。
台北市内からMRT(地下鉄)で1本、乗り換えなしでアクセスできます。
台北駅からは約38分です。
淡水にどんな観光名所があるかわからない
そもそも、淡水は台湾旅行で行く価値があるの?
と思っておられる方のために、淡水の観光名所とモデルコースをご紹介します。
台北駅から淡水駅への行き方
![淡水](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
淡水駅へは台北駅からMRT淡水行きに乗車し、終点で下車すればOKです。
台北駅から淡水駅までの所要時間は約38分。
台北駅から乗り換えなし、1本で行けます。
![淡水](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
片道40分程度で行けるため日帰りでも十分楽しめます。
朝から夜まで楽しめるスポットがたくさんあるので、1日いても飽きません。
特に夕暮れ時の淡水は絶景が広がります。
淡水観光に半日しか取れない場合は午前ではなく、午後行きましょう。
台湾に数ある夜市のなかで特に有名なのが士林夜市です。台北最大の士林夜市にはグルメやゲーム屋台がたくさんあります。士林夜市と合わせていける観光地の情報も紹介します。【重要】士林夜市の最寄り駅は劍潭駅と士林駅[…]
淡水の観光スポット①淡水夜市&老街
![淡水夜市](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
MRT淡水駅に到着したら、まず最初に行きたい場所が淡水夜市と淡水老街です。
MRT淡水駅の目の前に淡水夜市と老街があります。
淡水駅目の前の海沿いに設けられた道に、お土産屋や屋台が並んでいます。
淡水に着いたら、まず最初に淡水老街をぶらぶらしながら散策するのがおすすめです。
淡水夜市と老街で有名なグルメは2つあります。
台湾カステラ
巨大ソフトクリーム
台湾カステラと巨大ソフトクリームは、淡水に来たら絶対に食べたい名物グルメです。
台湾カステラ
![台湾カステラ](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
台湾カステラは、日本で最近話題になっているふわふわ食感のカステラです。
口の中にいれるとすぐにとろけます。
台湾カステラは韓国や日本でブームとなりました。
淡水にある古早味現烤蛋糕は、店頭で焼き立ての台湾カステラを味わえるお店。
焼き上がり時間には大勢の人が並んでいるので、すぐにお店を見つけられます。
台湾にきたらカステラを食べずに帰るのはもったいない!台湾在住で台湾グルメを食べつくしてきた、わたしはそう思っています。今回は、台湾カステラの魅力と個人的におすすめのお店をピックアップしていきますよ![sitecard[…]
特大ソフトクリーム
![淡水にあるソフトクリーム屋](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
淡水老街に4店舗ある巨無覇霜淇淋では、長さ30センチの特大ソフトクリームが食べられます。
お値段は25元(約100円)です。
機械の前に座っている店員さん(お店の子供の場合もあり)に食べたい味を告げてお金を支払います。
味はチョコレートやミルク、マンゴーなどがありますよ。
台湾旅行の定番スポットとして人気が高いのが、中正記念堂。台北駅からのアクセスも簡単です。中正記念堂の行き方と交代式についてご紹介します。中正記念堂への行き方と最寄り駅中正記念堂の最寄り駅は、MRT中[…]
淡水の観光スポット②紅毛城
![淡水の紅毛城](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
淡水老街をまっすぐ北に進んでいくと、山側に大きな赤い建物が見えてきます。
紅毛城です。
淡水老街の中心部からは歩いて10分程度です。
元々紅毛城は台湾に侵入してきたスペインによって築かれたお城でした。
紆余曲折を経て、のちにイギリス領事館として利用されることになります。
イギリス領事館になったときに、外観が赤く塗り替えられ現在に至ります。
1980年に紅毛城は台湾に返還され、現在は内部の見学が可能です。
入場料金は80元(約360円)。
大砲や石垣などがありますが、日本のお城とは全然違うので興味深いです。
淡水の観光スポット③特別なスタバ
![台湾スタバ淡水雲門店](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
紅毛城から徒歩20分(レンタルサイクルで10分)のところに、スタバ(淡水雲門門市)があります。
歩いても行けますが、レンタルサイクルの利用が便利。
レンタルサイクル利用には、クレジットカードがあればOKです。
淡水雲門門市のスタバは、建物自体にコンセプトを持たせた特別仕様。
淡水雲門門市は淡水の港を一望できる丘の上にあるため、晴れた日は目の前に絶景が広がります。
淡水雲門門市限定グッズもあるので、お土産物を購入するのにもぴったりです。
台湾在住でスタバマニアのわたしが、台湾限定タンブラーやグッズを紹介します。リノベされた特別店舗もあり、そのお店でしか買えない限定商品もあるんです。台湾スタバでしか買えない限定メニューもありますよ。台湾スタバの店舗[…]
淡水の観光スポット④情人橋
![台湾の淡水](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![台湾の淡水](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
情人橋は、紅毛城からレンタサイクルで15分程度の場所にあります。
バスでアクセスすることもできますが、所要時間も自転車とほぼ変わらず本数も少ないのでおすすめしません。
情人橋から見える夕日は台湾のベニスといわれるほど美しく、息をのむ絶景が広がります。
休日には多くの家族連れやカップルでにぎわう一大観光地です。
情人橋は、日本語に訳すと恋人の橋。
1人旅というよりは、カップルや家族ずれでにぎわう観光スポットです。
日没が近づくと、たくさんの観光客が集まります。
情人橋にはフェリーで行く
![淡水老街にあるフェリー乗り場](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
レンタサイクルで行くのも楽しいですが、フェリーで行くこともできます。
淡水老街の真ん中にあるフェリーターミナルから、情人橋まで約20分の船旅。
乗車料金は60元(200円程度)です。
台湾で使えるICカード(電子マネー)があれば、乗車時にかざすだけで乗れるので事前に購入しておいてください。
情人橋周辺のお土産店や飲食店
情人橋には、フクロウカフェや漁港ならではの海産物を取り扱うお店、出店がたくさんあります。
日が暮れる少し前に到着して、夕日を堪能しご飯を食べることができます。
夕日だけみて、八里や淡水夜市にフェリーで行くのもおすすめ。
淡水の観光スポット⑤八里
![淡水の八里](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![淡水の八里にあるレンタサイクル店](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
情人橋で夕陽を楽しんだら、フェリーで八里(バリ)に向かいましょう。
この時点で疲れている場合は、フェリーで淡水老街(淡水駅前)に戻ってもOK。
八里には、淡水と同じくらいにぎわっている夜市(老街)があります。
八里にはおしゃれなカフェやサイクリングロードがあり、ゆったりと時間を過ごせます。
八里では2人乗り自転車、馬車型(ハート付き)の自転車など、不思議な自転車をレンタルしてサイクリングするのが一般的。
海岸線沿いにはアート作品が多数展示されており、インスタ映えするスポットがたくさんあります。
わたしが訪れたときはサンドアートが展示されていました。
八里から淡水夜市へ
八里を楽しんだあとフェリーで淡水老街に戻り、夜市の散策を楽しみましょう。
淡水夜市は夜18時以降徐々にお店がオープンし、活気があふれてきます。
夜遅く(11時ごろ)までやっているお店も多いので、時間を気にすることなく散策できますよ。
夜市を散策した後、台北MRT(地下鉄)で台北市内へと戻ります。
淡水駅から台北駅に向かう台北MRTの終電は、12時(深夜0時)です。
乗り遅れにご注意ください。
淡海ライトレール
![淡水](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![淡水](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
淡海ライトレールは、台湾のローカル路面電車です。
情人橋がある淡水漁人碼頭と台北MRT紅樹林駅を結んでいます。
以前はフェリーやバス、レンタサイクルでしか行けなかった情人橋に気軽に行けるようになりました。
淡水の情人橋周辺を観光した後、淡海ライトレールで台北MRT紅樹林駅に戻ることも可能です。
淡海ライトレールの乗り方
淡海ライトレールでも台湾の交通系ICカードが使えます。
交通系ICカードを事前に購入しておくのがおすすめです。。
乗車時にICカードリーダ(青色)にタッチし、降車時にICカードリーダー(赤色)にタッチします。
淡海ライトレールの時刻表
淡海ライトレールは平日、休日ともに約15分間隔で運行中です。
台北MRT紅樹林駅行きの終電は23時33分。
特別列車(ラッピング車)は毎正時ごとに発車します。
特別列車に乗車をしたかったら、12時、13時といった毎正時の少し前に駅に到着してください。
淡海ライトレールの料金
淡海ライトレールの料金は初乗りが20元(90円)です。
1日乗車券は50元(225円)で購入できます。
途中の駅で乗り降りする予定があるなら1日乗車券を買うのもありです。
淡海ライトレールの特別車両
![淡水](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![淡水](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![淡水](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
淡海ライトレールでは、特別ラッピング列車が運行しています。
デザインは全部で3つ。
奇幻森林
動物楽園
漂浮城市
テーマごとに車両の内外がデザインされ、インスタ映えスポットとして人気を集めています。
ラッピング車両は毎正時(12時、13時、15時など)ごとの発車です。
特別車両は土日祝日だけでなく、平日も運行されています。
淡海ライトレールの車両、駅のデザインはジミーさんの作品をもとにデザインが行われています。
台湾の宜蘭県出身の絵本作家である幾米(ジミー)さんは台湾ではかなり有名です。
宜蘭駅には彼の作品がたくさん展示されています。
幾米さんの作品は世界中で人気があり、数多くの言語に翻訳されています。
日本語版の絵本はAmazonで購入可能です。
富貴角灯塔
![淡水](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
淡水駅からさらに北上していくと、自然豊かな光景が広がる絶景スポットがあります。
時間に余裕がある方、淡水にホテルをとる予定であまり観光客が来ない場所に行ってみたい方におすすめです。
淡水駅からバスで30分程度の場所にある富貴角灯塔は、地元の人たちでにぎわう夕日が見える絶景スポット。
かなり大勢の観光客でにぎわうスポットですが、日本人観光客はまず来ません。
観光客が少ない大きな理由は、バスの本数が少ないため
タクシーチャーターを利用すれば、簡単にアクセスできます。
kkdayのタクシーチャーターを利用するのもおすすめです。
kkdayは台湾に本社がある旅行会社です。kkdayって名前を聞いたことはあるけど、「ちゃんとした会社なの?」「安全性は?」「ツアー料金は安いの?」「評判はいいの?」と疑問に思っている方に、kkdayについてご紹介します。[…]
富基漁港
![淡水の漁港](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
富貴角灯塔から徒歩10分くらいの場所に、富基漁港があります。
新鮮な海産物を楽しめるスポットとして有名です。
台湾ならではの珍しい海産物が食べられます。
特に周りに観光地らしいものはなく静かな雰囲気です。
あまり知られていませんが、日本のテレビ番組も取材に来たことがあります。
老梅綠石槽
![淡水](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
老梅綠石槽は、海岸で見ることができる絶景スポット。
海岸沿いに生えている緑色の苔と、海の波がたてる白波が織りなす景色は一見の価値ありです。
富基漁港からは2キロ程度しか離れておらず、歩いていくことも可能。
バスはないので、歩きたくない方はタクシーチャーターの利用が便利です。
ここはインスタ映えスポットとして知られ、日本のメディアで取り上げられたこともあります。