台湾留学&ワーホリに必要な準備。知らずに後悔したこと

台湾で語学留学(ワーホリ)をしていた、てつや(@TaiwanKanko99 )です。

台湾留学・ワーホリ中に色々と失敗したことがあり、今回のブログで共有させていただきます。

台湾留学やワーホリに必要な準備や費用についても、自分自身の経験をもとにまとめました。

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台湾留学(ワーホリ)するときに必要な手順

台湾でワーホリをするために最初に必要なのが、日本でワーホリビザを取得することです。

ワーホリビザの取得に費用はかかりません

ただし、申請に必要な書類を準備する必要があります。

必要な書類は、台北駐日経済文化代表処公式サイトに掲載されています。

2021年12月現在、台湾ワーホリビザはコロナ対策により申請不可となっています。

台湾ワーホリビザの申請ができると発表されましたら、こちらのブログ記事も随時更新します。

【台北駐日経済文化代表処】ワーキング・ホリデー査証申請要項

ワーホリビザの申請が終われば、あとは台湾に渡航するだけです。

台湾留学エージェントを利用して実際に支払った費用

台湾で生活していくうえでのサポートをしてくれるのが、台湾留学エージェントです。

提供されるサービスは会社によって異なり、ビザや学校関連の申請代行をしているところが多いです。

台湾で住む家探し、携帯電話契約の同行などをしている会社もあります。

面倒くさがりな私は、某台湾留学エージェントにすべてを任せました。

わたしが某台湾留学エージェントに支払った金額は、1年間の台湾留学(ワーホリ)サポートで約9万円です。

正直なところ、留学エージェントは利用しなくてもいいと思います。

少なくとも、わたしが利用した留学エージェントに9万円の価値は感じられませんでした。

台湾留学エージェントの無料相談会で比較する

結果的に台湾留学エージェントを利用しないとしても、無料相談会に参加するのはおすすめです

台湾現地の生活をイメージすることができ、欲しい情報が手に入る場合もあります。

エージェントも会社としてやっていますから、無料相談では情報をほとんど伝えないところが多いですね。

熱心にいろいろと話してくれるところであれば、良心的なエージェントでしょう。

無料相談会に複数参加していれば、おのずとどのエージェントが良心的か見極めることができます。

どんなサポートがいくらで提供されているかは、エージェントによって大きく違います。

留学エージェントには評判の悪いところもあり、見極めは重要です。

留学エージェントの利用を検討している場合、必ず複数の会社から見積もりをとって料金を比較してみてください。

一点だけ注意点があります

台湾留学エージェントを比較するとき、比較対象に入れてはいけないエージェントもあるのです。

良心的な台湾留学エージェントを見極める方法

台湾留学エージェントをめぐるトラブルは多いです。

台湾の留学生たちの間でもかなり話題にあがっています。

台湾留学をサポートしているエージェントごとに、提供しているサービスや料金は全く違います。

実際にトラブルを経験した私だから言える、台湾留学の見分け方をご紹介します。

見分け方はたったひとつです!!

それは、ホームページに料金表が明確に掲載されているかどうか!!

たったこれだけです。

逆に言えば、ホームページに料金を載せていないエージェントは利用してはダメです。

そんなエージェントがあるの?と思われるかもしれませんが実際にあります。

当時、世間知らずだった私は料金表がホームページにないエージェントを利用してしまったんです。

今考えれば恐ろしいことですが、無料相談のときに見積もりがもらえるとのことで安心しきっていました。

しかし、そのときにも詳しい料金表は渡されなかったんです。

あとでああだこうだと理由を付け、最初に払った9万円以外に別料金を請求されました。

このような台湾留学エージェントは絶対に避けるべきです。

例えば、留学サポート5万円~というような、曖昧な表現を使っているところもやめましょう。

台湾留学(ワーホリ)中の賃貸物件契約

台湾留学中に住む家を決めるのは最初に行うことであり、1番重要です。

エージェントが提供する物件探しサポートは、3~5万円くらいが相場。

家探しの期間などによって、料金には幅があります。

いちばん安く済ませる方法は、自分で家を探して契約することです。

中国語がある程度話せれば、大家さんと直接契約することができます。

ホームステイ

あまり知られていませんが、台湾にはホームステイ制度があります。

ホームステイ制度を活用して、台湾に語学留学に来られている方も実際におられました。

台湾のホームステイは、エージェントが間に入って契約することが多いです。

シェアハウス

台湾ではシェアハウスがたくさんあり、学生たちが共同で住んで生活しています。

シェアハウスは大学周辺などに多いので通学に便利。

トイレやキッチン、洗濯などの水回りが共用で、個人の部屋がひとつある物件が多いです。

シェアハウスの中には、部屋の中にトイレ、バスルーム付きのところもあります。

シェアハウスの場合は、エージェントを通さなくても部屋が契約しやすいです。

台北掲示板などに物件情報が掲載されており、大家と直接やり取りして滞在先を決めることができます。

台北掲示板に出ている物件は日本人または日本語ができる方が掲載していることが多いです。

そのため、中国語があまりできない方でも契約ができるメリットがあります。

デメリットは、掲示板はだれでも投稿できるため相手が信用できるかわかりずらいことです。

マンスリーマンション

1か月単位で契約ができるマンスリーマンションは、台湾短期留学の方がよく利用されています。

トイレやバスルームが部屋の中にあるため、プライバシーが確保できます。

台湾にあるマンスリーマンションは、ホテルの部屋タイプが多いです。

シェアハウスに比べて家賃が高いですが、会社管理の物件なので安心感があります

私の知り合いが契約していたマンスリーマンションは、月額8万円ほどでした。

住み込み

シェアハウスを運営している方の仕事を手伝う代わりに、空いている部屋を貸してもらい生活している方もいます

給料も支給されるため、ワーホリの方におすすめの滞在方法です。

大学の寮、学舎に住む

大学の学生向けの寮に住む方法があります。

大学の学舎には日本人がたくさん住んでおり、わからないことを相談することもできます

色んな国や背景をもった方と出会うことができるのが特徴です。

賃貸物件に住む

台湾の賃貸物件を契約する方法もあります。

台湾の賃貸物件は1年契約が多いです

1年以内に退去の場合、日本の敷金に当たる押金(家賃の1、2か月分)が返還されません。

1年以上台湾に住む予定なら、賃貸物件がおすすめです。

賃貸物件の探し方

賃貸物件を契約する場合、591を使って探すことができます

591は、日本でいうSUUMOやホームメイトなど物件情報がまとめて掲載されているサイトです。

台湾人もよく利用するサイトで、気に入った物件が見つかったら大家さんに連絡し内見をします。

台湾では仲介業者なしで大家さんとの直接取引が一般的。

そのため、仲介手数料なしで賃貸契約を結ぶことができます。

仲介業者を利用することも可能

台湾では基本的に大家さんと直接契約を結びますが、中国語が話せなくて不安、トラブルが心配な場合は、仲介業者に間に入ってもらうことも可能です

仲介手数料の相場は、家賃の1か月分くらいです。

エイブルなど日系の不動産会社もあり、日本語のみで物件を探すこともできます。

台湾ワーホリ前に語学力を向上させる

台湾に来る前の準備や行動で、ワーホリが成功するかどうか決まります。

台湾に行ったときにすでに中国語ができれば、選べる仕事の幅が広がって給料もUPします。

また台湾の大学や語学学校では、英語で中国語を学ぶため英語力が必要です。

英語ができれば、いろんな国の人と友達になることもできます。

わたしは台湾に来る前にオンライン英会話をしていました。

レッスンが24時間受けられて、受講回数の制限がないネイティブキャンプがおすすめです。

日本でお金を貯める

台湾で1年間ワーホリで滞在する場合にかかる費用は、約150万円です

大学や語学学校に通わない場合は、100万円程度になります。

仮にワーホリの資金を1年間かけて貯めようと考えているなら、1か月あたり8万円の貯金が必要です。

台湾は時給が低いため、時給が高い日本である程度留学資金を調達することをおすすめします。

アルバイトをする

インターネットの求人サイトで、仕事を探せます。

2020年にオリンピックがあるので、まだまだいい求人があります。

わたしがはじめて就職したころに比べて、大手の求人とかあったりするので少しうらやましいです。

求人サイトごとに限定の求人があったり、サイトごとに強いジャンルが違うため、色んなサイトを見比べるといいかもしれません。

時給だけで仕事を決めない

アルバイトを決めるときは、時給だけで決めないほうがよいです。

その仕事の経験が将来の仕事にどのように役立つか、というところまで考えて決めるのがおすすめです。

今は、プログラミングの分野が特に注目されています。

プログラミングのスキルがある人材は少ないです。

そのため、多くの企業でプログラミングができる技術者が不足しています。

ひとりのプログラミング技術者を雇うために、何百万という広告費をかけているくらいです。

日本にいる間にプログラミングの技術を身に着けておけば、海外でフリーランスになっても十分稼ぐことが可能です。

ただし、プログラミングは相当難しいということは、頭に入れておいた方がいいです。

わたしもプログラミングを勉強したことがありますが、挫折しました。

DMMが運営するプログラミングスクール

オンライン英会話を運営しているDMMは、【DMM.WEBCAMP】という名前のプログラミングスクールも開講しています.

【DMM.WEBCAMP】 は転職保証がついており、転職できない場合、授業料が全額返金されます。

また、フリーランスのエンジニアとして海外で活躍することも可能です。

さらに、条件を満たせば授業料の最大70%の金額を国から補助金としてもらうこともできます。

補助金がもらえれば、費用の負担はすくなく済みますね。

無料相談を東京と大阪でやっているので、興味がある方は話だけでも聞いてみてもいいと思います。

稼ぐ力を身につける

日本にいるときに、自分で稼ぐという経験をしておくと、ワーホリ後にフリーランスになるための土台を築くことができます。

クラウドワークスなど、オンライン上で仕事を請け負うサービスを利用し、ライティングやデザインの仕事をやってみるのがおすすめです。

クラウドソーシング:ネット上で個人や企業が仕事の発注、受注ができるサービス

わたしも台湾留学に備えて、クラウドワークスを使ってライターの仕事をしていました。

未経験でも応募可能だったので、仕事をもらうことができました。

ライターの場合、1文字○○円という契約になるので、記事作成のスピードが上がれば、稼ぐことができます。

オンラインで仕事をしながら、海外で暮らすことも可能になります。

仕事を依頼する

ワーホリの経験を活かしフリーランスになる場合、仕事を依頼をする機会も増えます。

ブログの運営を例にあげると、サイトのデザイン、ロゴの作成、記事の作成、記事LPの作成、SEO対策などを依頼できます。

海外で成功しているフリーランスの方も、決して万能なわけではありません。

時間の使い方を大切にし、できないところは専門家に相談する人がほとんどです。

ランサーズやクラウドワークスで、どんな仕事が依頼されているか見るだけでも勉強になります。

台湾で働く

台湾で留学(一定の条件アリ)または、ワーホリをされている方には、現地の日系の居酒屋でアルバイトをされている方や、留学エージェントで働いている方がいます。

日本人教師として働いている人もいます。

仕事の探し方

台湾での仕事は、大学の掲示板やインターネット上の掲示板で見つける方法、知り合いのつてで探す方法などがあります。

大学の掲示板やネット掲示板には、英語が話せる人、日本語が得意な人向けの求人がたくさん載せられています。

104人力銀行など台湾の求人サイトで仕事を探すことも可能です。

アルバイトはおすすめできない

ワーホリ期間中に、台湾で仕事をしたいと考えている人は多いと思います。

しかし、安易にアルバイト先を決めてしまうと危険です。

給料が安い

台湾の最低時給は150元(日本円で500円程度)、最低月給は2万3100元(8万円程度)です。

台湾にきてからアルバイトを探すのは、お金を稼ぐという面では現実的でないように思います。

1か月しっかり働いても、生活費すべてをまかなうのは厳しいです。

物価が安くない

台湾は日本に比べて、光熱費や通信費、食費、交通費は安いです。

しかし、台北は家賃が高いことで有名です。

日本の東京と同じくらいの家賃相場だという人もいます。

留学生向けの物件は、日本円で3.5万円~5万円程度が相場です。

それに食費、光熱費(電気代以外は家賃込みの物件が多い)、通信費、交際費などを加えると、余裕で8万円は超えます。

学校に通う場合は、学費もいります。

大学の語学センターの授業料は、1か月あたり3万円~4万円です。

私の1か月の支出は、10万円を超えています

高い語学能力が必要

時給や勤務条件のいい仕事に就くには、語学能力やプログラミングなどの貴重価値の高い能力が求められます。

わたしは台湾にきたとき、語学能力がほとんどない状態でした。

そのような状態では、働き口を探すことも難しいのが現状です。

台湾で留学するなら、保険は必須

台湾で留学するなら、海外旅行保険は必須です。

わたし自身、留学に伴うストレスからくる不眠や、風邪の症状などで病院を受診しています。

日本語対応病院での診察や通訳を依頼した場合、1回の診察で1~3万円かかります。

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血液検査などを追加で受けたり、通院したりすると、さらに費用はかさみます。

そのため、台湾でかかる治療費をカバーするために、多くの方が留学保険に加入しています。

留学保険は1年間かけると、12万~20万円くらいかかります。

保険代を節約するために、わたしを含め多くの 台湾留学生が活用しているのが、海外旅行保険付きのクレジットカードです。

クレジットカードがあれば、保険に加入しなくてもOK。

実際わたしもそうしています。

詳しい内容は別記事で解説しています。

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