台湾秘境温泉がある馬槽花藝村。日本人が知らない秘湯

日本人観光客にも有名な温泉と言えば、北投温泉や烏来温泉があります。

北投温泉は人気ユーチューバーのフィッシャーズが訪れ、烏来温泉は木村拓哉さんがCM撮影で訪れており、日本での知名度も上がりました。

今回ご紹介する馬槽花藝村の温泉は、日本のメディアではあまり紹介されていない秘湯です。

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馬槽花藝村への行き方

馬槽花藝村は、台湾北部の陽明山にある24時間営業の温泉です。

士林夜市の最寄り駅としても知られるMRT劍潭駅から、1717バスに乗車して1時間ほどでアクセスできます。

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ちなみに1717バスは台北駅が始発なので、台北駅から乗っても問題ありません。

1717バスは陽明山の主要観光スポットにも停車するので、合わせて観光するのがおすすめです。

下七股(花藝村溫泉會館)で下車し、徒歩20分ほどで到着します。

陽明山付近では猿が出没し、わたしも実際にみかけました。

「猿に餌をあげないように」という注意書きの看板も設置されています。

陽明山は人気のツーリングスポットで、バイクで行くこともできます。

信号も少なくて快適に走ることができ、景色もとても綺麗でした。

駐車場にはたくさん車が停まっているのですが、「本当に営業しているか」と思うほどひっそりとしています。

陽明山の山奥にあるので、あたりがとても静かで落ち着きます。

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馬槽花藝村の温泉料金と利用方法

こちらが馬槽花藝村のロビーです。

広々としたロビーには、マッサージチェアや自動販売機などが設置されています。

奥に見えるのがチケット購入場所で、こちらでチケットを購入しましょう。

2人用の貸し切り風呂(半露天)は、平日800元(約3600円)、土日祝日+金曜日16時以降は1000元(約4500円)で60分利用できます。

2023年現在値上げされており、写真とは料金が異なっています。

値上げの波が温泉まで来ているとは。

貸し切り風呂は2人以上でも使うことができ、3人目からは1人あたり300元が追加されます。

大浴場は200元(約900円)で、3時間が目安です。

タオルもこちらで購入することができます。

フロント横に貸し切り風呂の入り口があり、チケットを買ったらここから入場します。

入り口横には貸し切り風呂の写真があるので、実際に雰囲気が分かります。

なかは半露天になっていて、トイレもついています。

馬槽花藝村温泉ならではというか、トイレにはドアがなく開放的です。

台湾ユーチューバーが動画で「露天トイレだ」と言って笑っていました。

日本のユーチューバーはさすがに来てないようで、日本語の動画は見つからなかったです。

大浴浴場の方は広々とした露天風呂があります。

馬槽花藝村の食事処

馬槽花藝村には温泉だけではなく、食事処もあります。

温泉の前後に台湾料理を楽しむことができ、ゆったりとくつろぐことができます。

今回の台湾バイク旅の目的地は金山だったため、ここでは食事をとりませんでした。

ちなみに金山にも温泉があり、金山老街と呼ばれる美食のまちには鴨肉料理の名店があります。

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馬槽花藝村のお食事メニューには日本語がなく、すべて中国語で書かれています。

ここを訪れた日本人旅行者の口コミを読むと、「注文した料理が、全く想像と違った」というような意見がちらほらとありました。

メニューには日本語も写真もないため、漢字から想像して注文されたのでしょう。

馬槽花藝村はホームページがなく、SNSもやっていないのでネットでメニューを見ることができません。

お茶やおかしなどの軽食販売コーナーでは、実際に商品をみて購入できます。

全く日本語が通じないとこ、観光地らしくない台湾も味わってみたい方におすすめのスポットです。

馬槽花藝村

住所:台灣台北市士林區竹子湖路251巷20號

アクセス:MRT劍潭駅から1717バス(下七股(花藝村溫泉會館)で降車)

時間:24時間営業

休業日:要確認

電話:(02)2861-6351