黄金瀑布と十三層遺址の行き方をご紹介します。
九份からバスまたは徒歩でも歩いてアクセス可能な場所にあり、合わせて観光するのがおすすめです。
日本ともゆかりがある穴場観光スポットなので、九份にきたらぜひ行ってみてください。
黄金瀑布
黄金瀑布は九份にある黄金色に輝く滝です。
かつて鉱山だった名残を残しており、伏流水が鉱物に触れて黄金色に輝いています。
水量の多いときは迫力のある流れを見ることができますよ。
鉱山から湧き出している滝は珍しく、九份観光と合わせて行かれることをおすすめします。
夕方以降はバスがなくなるため、午前中に黄金瀑布を見学して午後九份に行くのがベストです。
黄金瀑布の行き方
黄金瀑布へは九份から徒歩でアクセス可能です。
九份老街から黄金瀑布までは約2.6キロ、徒歩45分ほどかかります。
周りを山に囲まれたハイキングに適した道になっていますね。
九份老街からバスで黄金瀑布に向かう場合は、826番か856番(台灣好行-黃金福隆線)バスに乗りましょう。
バスの場合、九份老街から15分ほどで黄金瀑布に到着です。
826番バスは平日は運行しておらず、土日のみです。
始発8:40~終発16:50で1日に6本(約2時間ごと)と運行本数は少ないです。
856番バスは平日、土日ともに運行しています。
こちらは平日は1日3本、土日は5本と運行本数が少ないですね。
黄金瀑布に向かうバスの終発が15:10、九份に戻ってくるバスの終発が16:25です。
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十三層遺址
十三層遺址は黄金瀑布から700m、徒歩10分ほど離れたところにある観光スポットです。
黄金瀑布を先に見学してから徒歩で向かうことができますよ。
十三層遺址は日本統治時代に建てられた鉱山の精錬所だったんです。
このあたり一帯は鉱山となっており、炭鉱の町として栄えていました。
2019年9月にはライトアップイベントも開催され、当日は1万人の人が集まったんです。
日本ともかかわりのあるスポットですが、足を運ばれる日本人は少ないですね。
十三層遺址は新北市の歴史建築にも指定されており、大切に管理されています。
天空の城ラピュタのような雰囲気があり、写真撮影に最適ですよ。
十三層遺址の行き方
九份老街から十三層遺址に行くには、826番か856番のバスに乗車する必要があります。
2時間に1本程度しか本数がないため、黄金瀑布と十三層遺址間の移動は徒歩がおすすめです。
どちらのスポットも30分もあれば一通り見ることができるため、2時間待つ必要はありませんよ。
金瓜石(黃金博物館)、黃金瀑布、十三層遺址を周遊する891番バスもあります。
こちらは九份老街には停車しませんが、上記3つの観光スポットを周遊するには最適です。
運行間隔は約1時間に1本程度なので、タイミングが合えば利用しやすいと思います。
十三層遺址という名前のバス停はなく、水湳洞が最寄り駅名になるのでご注意ください。
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南雅奇岩
九份周辺の観光スポットといえば黄金瀑布と十三層遺址ですが、南雅奇岩も見逃せません。
海岸沿いに多数の奇岩があるこちらのスポットは、人気の観光地でもあります。
迫りくる荒波にもまれながら形成された奇岩は、圧倒的なスケールで見るものを魅了します。
南雅奇岩の行き方
南雅奇岩へは九份老街から856番(台灣好行-黃金福隆線)でアクセスできます。
今回ご紹介した3つの観光地すべてに行けるバスなので、856番だけ覚えておけば大丈夫です。
スケジュールをうまく調整すれば、待ち時間なく3つすべて周ることができますよ。
南雅奇岩や周辺スポットを巡るツアーもあるため、効率よくまわりたい方はツアーがおすすめです。