北投温泉は、ガイドブックでも参考程度にした紹介されていないことが多いです。
個人的には、はじめての台湾旅行でも来たほうがいいと言える素晴らしい観光地。
千と千尋の神隠しの舞台として有名な九分(きゅうふん)にも劣らない観光スポットです。
2023年現在、九份(きゅうふん)へ行く方法をご紹介します。台北市内から九份に行く方法は、主に3つ(バス、電車、ツアー)です。乗り換えなしで行けるバス(965番)を、個人的におすすめしています。バスのみで九份に行く[…]
北投温泉の行き方

北投温泉へは、台北MRT(地下鉄)で行くのが一般的です。
台北駅から淡水信義線の淡水方面行きに乗車し、MRT北投駅で乗り換えます。
MRT北投駅からMRT新北投駅まで向かうMRTに乗車。
台北MRT新北投駅で下車し、徒歩5分くらいで北投温泉街に到着です。
台北駅から北投温泉までの所要時間は約30分になります。

台湾のタクシーは値段が安いので、複数人で行く場合タクシーもありです。
kkdayで、空港から北投温泉までのタクシー予約ができます。
タクシー1台あたり3000円から利用可能なので、複数人利用ならかなりお得。
予約できるタクシーは、5人乗りの車両(3000円)と9人乗りの車両(4000円)があります。
仮に7人で乗ったら、1人600円で目的地まで行けちゃいますね!
最新の料金・予約方法等については、kkday公式サイトからご確認ください。
北投温泉駅前にあるお土産店

北投温泉街の最寄り駅、MRT新北投駅前には七星公園があります。
七星公園には懐かしい鉄道グッズを販売する、新北投車站というスポットがありました。
鉄道好きな方にはたまらないグッズがたくさん販売されていて、お土産購入におすすめです。
日本統治時代の駅舎(移築されたもの)で、当時の面影を感じることができます。

お店から出ると昔のホーム、線路、鐡道が再現されたエリアもありました。
当時台湾をこの鉄道が走っていたことを考えると、なんだか感慨深いです。

列車内部を見学できるようになっていて、列車の歴史を知ることができる展示がありました。
冷房のない時代、天井には扇風機が設置されていたんですね。
北投温泉のホテルや旅館

北投温泉周辺には、たくさんのホテルや旅館があります。
ホテルに泊ってのんびりとくつろぐのが、ぜいたくな時間の使い方です。
北投温泉街周辺には観光スポットやお店もたくさんあり、1泊2日滞在することをおすすめします。
北投温泉にきたら絶対に泊ってほしい、おすすめのホテルが加賀屋です。
加賀屋は日本のホテルチェーンで、北投温泉にあるホテルの中でも最高級のサービスを提供しています。
まだわたしは宿泊したことがないですが、絶対に泊まりたいお宿になります。
北投温泉は日帰り入浴もあり
加賀屋を含め、北投温泉街にある旅館やホテルの多くが、日帰り入浴が可能。
貸し切り風呂や大浴場での入浴など、複数のプランがあるホテルが多いです。
大浴場は1000円~、貸切風呂は3000円~利用できます。
複数の温泉を巡ることもでき、温泉三昧の旅も可能です。
台湾で泊まるホテルを決めるうえで重要なポイントは2つです。行きたい観光地にすぐ行けるか。周辺に飲食店は充実しているか。台北駅は交通の便が良く、飲食店も充実しているので旅行の滞在先として最適です。台北駅周辺のホテル[…]
北投図書館

新北投駅から北投温泉街に向かう道に北投図書館があります。
北投図書館は木造建築で、見た目が美しい図書館として観光客にも人気が高いスポットです。

図書館にはテラス席があり、そこから景色を楽しむことが可能です。
図書館の外側には写真撮影スポットの高台もあり、そこから北投図書館の全貌を見ることができます。
北投図書館は現地の方が実際に利用されるので、内部の撮影は禁止されています。
北投温泉博物館

北投温泉博物館は、日本統治時代に公衆浴場として作られたローマ式浴場です。
歴史がある建物で、1階にある大浴場には今も温泉が引き入れられています。
入場は無料で、これまでの北投温泉の歴史を振り返る展示エリアもありました。

階段をあがってくると、そこには台湾と思えないような畳敷きの空間が広がっていました。
1913年に建築されたこの建物は、静岡県伊豆山温泉を模して建築されています。
実際に畳に座って休憩してみると、ここが台湾であることを忘れてしまいそうです。
入場無料で、気軽に観覧することができます。

北投温泉周辺は映画の撮影地として使われており、台湾語映画のハリウッドとして知られています。
実際に当時の映画ポスターが展示されていました。
北投温泉博物館
住所:台北市北投區中山路2號
営業時間:10:00 – 18:00
定休日:月曜日
最寄り駅:MRT新北投駅
北投公園露天温泉浴場

北投温泉には、男女混浴の露天風呂があります。
露天風呂に入るには、水着の着用が必要です。
北投温泉露天風呂の料金は大人は40元(約150円)、子供は20元(約75円)です。

なんとも言えない注意書きだらけの券売機があるので、ここで入場券を購入します。
足だけお湯につけるのは禁止、水着によってもダメなものがあるなど、色々と書いてありました。
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北投温泉の無料足湯

北投温泉には無料足湯があります。
無料足湯があるのは新北投駅から徒歩10分くらいのところです。
お年寄りから子供までたくさんの人が足湯に入りにきています。

北投温泉の無料足湯は時間制
1度に足湯につかれる人数と時間が決まっています。
先に予約をとってから近くを散策し、時間になったら戻るのがベストです。
北投温泉の足湯のスタッフがいるので、何時からの足湯を利用するか告げて番号札をもらいます。
北投温泉の無料足湯の営業時間
足湯は朝8:00から16:40まで営業しています。
12:00~13:00、17:00~18:00が清掃時間です。
北投温泉の無料足湯は1日8回、40分毎に時間制限がされています。
北投温泉の無料足湯は座席指定制

北投温泉の足湯は座席指定制で、番号札に座席番号が書かれています。
足湯利用時に番号札を提示する必要があるので、捨てないように気をつけましょう。
ロッカーは指定がないため、どこを利用しても大丈夫です。



いちばん奥にあるのが、A区画(最大20人)、真ん中にあるのが、B区画(最大19人)、一番手前にあるのが、C区画(最大11人)です。
足湯に入るときは、足を拭くタオルの持参をおすすめします。
北投温泉の無料足湯へは新北投駅から歩いていけますが、看板などはないので迷いやすいです。
北投温泉␣足湯と検索してもマップはでてきません。
復興公園泡腳池(足湯のこと)が無料の足湯がある場所です。
北投温泉街にある地獄谷

地獄谷というのは愛称で、本当の名前は地熱谷です。
地獄谷はMRT北投駅から徒歩15分です。
硫黄のにおいが漂ってきて源泉が近いことが分かります。
温泉街から源泉までの距離は近く、浴衣での観光も可能です。
実際に浴衣をレンタルして歩いている台湾人をよく見かけます。
北投図書館、温泉旅館、資料館などを横切りながら上に登っていくと、地獄谷の看板が見えてきます。
大きな道を渡ってすぐのところに入り口があり、はじめて台湾観光される方でも見つけやすいです。

源泉は乳白色で少し濁っています。
常に湯気が湧き出していて、周囲はとても暖かいです。
耳を澄ますと、ポコポコという温泉が湧き出ている音が聞こえてきます。
基本的にはかなり穏やかな源泉です。
地獄谷自体はとても小さいため、5分もあれば端から端まで見学できます。
見学が終わったら、お土産ショップで地獄谷限定グッズを購入したり、地獄谷で作られた温泉卵をいただくことができます。
北投温泉近くの観光スポット

北投温泉の近くには、台湾の有名観光スポットもたくさんあります。
台湾のベニスといわれる夕日が美しい街【淡水】や台湾で1番有名な夜市【士林夜市】、世界三大博物館の1つに数えられる【故宮博物館】があります。
この3つの観光地は、MRTを利用して北投温泉から20~40分くらいで行けます。
【新北投ー淡水】所要時間21分、料金35元
【新北投ー士林】所要時間16分、料金25元
【新北投ー故宮博物館】所要時間40分、料金40元
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