台湾旅行中にネット接続をするときは、携帯電話の通信設定に注意が必要です。
日本のスマホを海外でそのまま使うと、携帯料金が高額になってしまうことがあります。
台湾で携帯の設定変更を忘れ、約70万円の料金請求をされた方もおられるので注意が必要です。
海外ローミングで高額請求されないために
ソフトバンク、ドコモ、auなどの大手携帯電話会社のスマートフォンは、海外でもそのまま使えます。
ただし、海外での通信料金は国内とは異なるので注意が必要です。
海外ローミング(データローミング)で現地の回線を使用するため、通信料金が高額なる傾向にあります。
海外ローミングとは、契約会社以外(海外)の電波を使用して通信を行うことです。
海外滞在中に、自動的に海外の会社の電波を拾って通信が行われる場合があります。
このことを知らずに海外で携帯を使用し、高額請求が来てトラブルになるケースが多いです。
例えば台湾留学に来た日本の方が携帯電話の設定変更せずに1か月間携帯を使い、約70万円の支払いを求められたケースがあります。
1か月単位の留学はもちろん、数日の海外旅行でも料金が高額になることがあるので注意が必要です。
海外パケット定額プラン
大手携帯電話会社では海外パケットの定額プランを提供しています。
※名称やサービス内容、料金は会社によって異なります。
海外パケットプランの相場は、1日当たり約2000円です。※データ量によって変動アリ
海外パケット定額プランの利用には、専用アプリのダウンロードが必要になる場合もあります。
海外パケット定額プランに事前に加入すれば、海外ローミングで高額請求が来る心配はありません。
格安SIMの海外ローミング
格安SIMをご利用の場合、海外ローミングによる高額請求は基本的にありません。
格安SIMは海外ローミングができないものが多いからです。
海外ローミングに対応している格安SIMもあるため、事前に必ずご確認ください。
格安SIMの利用者が海外でネットを使いたい場合、海外旅行先で現地のSIMを購入すると良いでしょう。
SIMフリースマホでないなら、海外用WiFiをレンタルするのもおすすめです。
海外で使えるWiFiをレンタルするときに悩むのが、補償に入るかどうかだと思います。結論から言うと、エポスカードさえあればレンタルWiFiの補償は不要だとわたしは考えています。レンタルWiFi紛失時にかかる弁償費用海[…]
海外旅行前にローミングの設定を変更する
データローミング(国際ローミングという名称の場合もある)がオン(使用できる状態)になっていると通信料が発生してしまう可能性があります。
大手の携帯会社のSIMはデータローミングがオンになっていると、提携している現地の電波を拾って自動的に通信を行ってしまうからです。
そのため、海外旅行に行く前に携帯電話(スマホ)の設定を変更し、ローミングをオフにしておくことが大切です。
データローミングの設定変更方法は、携帯会社やスマホの機種によって異なります。
そのため、各携帯会社に直接問い合わせて設定変更をするのがおすすめです。
ご年配の方など、操作が分からない同行者の設定を確認してあげましょう。
ソフトバンクのデータローミング設定
ソフトバンク公式サイトのデータローミングをオフにする方法です。
【ソフトバンク公式サイト】データローミングをオフにする方法
auのデータローミング設定
auの公式サイトのデータローミングをオフにする方法です。
【au公式サイト】海外でデータ通信をご利用にならない場合のご利用方法
docomoのデータローミング設定
ドコモの公式サイトのデータローミングをオフにする方法です。
【ドコモ公式サイト】海外ではネットを使わない
電話を使わないなら機能をオフにする
海外では着信を受けただけでも料金が発生する場合があります。
タッチパネル式のスマホ等では、操作ミスによって電話がかかってしまう恐れもあるため、電話を使う予定がないなら電話機能をオフにしておくと安心です。
電話を使用する予定がないなら、電話機能を切ることをおすすめします。
レンタルWiFiを利用する
海外で電話を使う予定のない場合は、レンタルWiFiがおすすめです。
様々な業者がレンタルWiFiを取り扱っています。
海外旅行がはじめての方やローミングの設定方法に不安がある方は、日本語で問い合わせができる業者でレンタルするのがおすすめです。
グローバルWiFiなら日本の空港で受け取り返却ができます。