九份老街の観光スポット。日本人が知らない雑貨店やお土産屋

九份老街は、ジブリアニメ「千と千尋の神隠し」の舞台として人気を博しました。

無数の赤い提灯に照らされて、町全体が幻想的な雰囲気に包まれます。

しかし、九份老街のお店は8時ごろには一部を除いて閉店してしまうことを知っていましたか。

九份老街には日が暮れる前に到着すべし

九份老街にあるお土産店、お茶屋さん、飲食店の多くが午後8時ごろに閉店します。

一部店舗を除いて店じまいがはじまり、9時ごろにはごみ収集車がやってくるんです。

このことを知らずに8時ごろに到着してしまうと、行きたかったお店が閉まっていてがっかりすることもあります。

遅くても夕方5時ごろには到着するのがベストです。

九份老街を観光するときに、これだけは忘れないで欲しい最重要ポイントになります。

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九份老街は1年の3分の2が雨

九份老街は山のなかにある観光スポットで、1年の3分の2が雨です。

そのため、観光をする際には傘やカッパが必須。

メインストリートは道幅が狭く、人がギリギリすれ違える幅しかありません。

そのため、大きな傘を持って歩くとぶつかってしまう恐れがあります。

わたしは傘ではなく、かっぱを持参することをおすすめしています。

かっぱであれば身動きがとりやすく、周りの人とぶつかったりせずに済むからです。

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九份老街の観光スポット

ここでは九份老街にある人気観光スポット、グルメ、お土産店をご紹介します。

九份に来たら必ず行きたいお店を厳選しました。

阿妹茶樓

上記写真に写っているのが、阿妹茶樓(アーメイチャーロウ)です。

阿妹茶酒館とも呼ばれている、茶藝館になります。

九份で一番有名な写真撮影スポットとして知られ、夕暮れ時には提灯の赤い明かりが灯って幻想的です。

元々鍛冶屋として使われていた、築100年を超える建物をリノベしました。

阿妹茶樓(アーメイチャーロウ)の向かい側には、海悦樓茶坊があります。

海悦樓茶坊のテラス席から阿妹茶樓を撮った写真が、雑誌などによく掲載されています。

海悦樓茶坊

海悦樓茶坊は、九份老街中心部にある有名なお茶屋さんです。

お茶だけでなく、台湾料理の提供も行っています。

テレビやネットでよく見かける千と千尋風の写真は、海悦樓茶坊のテラス席から撮影されたものです。

テラス席から向かい側にある阿妹茶樓(アーメイチャーロウ)を撮影すると、きれいな写真が撮れますよ。

九份老街観光では絶対に外せないスポットで、予約必須の人気店になります。

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九份茶坊

九份茶坊は築150年近い建物をリノベした茶藝館です。

画家としても活躍している、芸術家の洪志勝さんがオーナーです。

同じく九份にある、水心月茶坊も経営していますね。

阿里山烏龍茶、炭焙東方美人、桂花金萱など、厳選された茶葉を使用したお茶が人気です。

お値段は600元(約2400円程度)からになります。

メインストリートから外れた場所にあるので、観光客も少なくゆったりとお茶を楽しめますよ。

ソロ活女子のすすめで俳優の江口のりこさんがロケで訪れました。

幸福堂(新北九份店)

幸福堂は、台湾タピオカを販売する人気ドリンク店です。

日本人の学生さんに人気で、九份老街の店舗には長蛇の列ができていました。

並んでいる方のほとんどが日本人ですね。

台北市内にも店舗が複数あり、そちらで購入したほうが並ばずに済みます。

幸福堂の隣には、Babka歐風鄉村咖啡という店舗名のカフェもありますよ。

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阿柑姨芋圓

阿柑姨芋圓は、九份老街にあるスイーツショップです。

九份のメインストリートである竪崎路にあるお店で、台湾の伝統スイーツの芋圓専門店になります。

芋圓とは、タロイモで作られたぜんざいです。

こちらのお店にはテラス席があり、そこから海側の景色を楽しむことができますよ。

九份伝統魚丸

魚のつみれが入った魚丸湯が有名なお店です。

店頭にある大きなお鍋でぐつぐつと煮込まれたスープは、魚のだしがしっかりでていておいしいですよ。

1杯50元(約200円)とお手頃な価格で、食べ歩きもできるB級グルメです。

九份老街入り口すぐのところにあり、迷わずお店に到着できます。

店内で食べる場合は席に座り、テイクアウトして食べ歩きする場合は隣のレジでお会計です。

座席数も多いので、ゆったりとお食事を楽しめますよ。

阿珠雪在焼

阿珠雪在焼は、パクチー入りのクレープを販売しているお店です。

日本のメディアにもよく取り上げられている人気店で、食べ歩きにちょうど良いサイズ感。

アイスクリームとパクチーの組み合わせが新鮮ですね。

日本語にも対応しているので、観光客の方も簡単に注文できますよ。

金枝紅糟肉圓

金枝紅糟肉圓は、台湾名物バーワンのお店です。

バーワンは、千と千尋で登場したとメディアに取り上げられて有名になった食べ物。

九份に来たら外せない台湾料理ですよ。

片栗粉などで作った生地に、シイタケや豚肉などを作った餡を包んで揚げた料理です。

日本でいうと、水餃子に近い味わいでしょうか。

もちもちとした生地と肉汁たっぷりの餡の相性が抜群です。

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昇平戲院

昇平戲院は、1931年に建築された台湾最古の劇場です。

2階建てのバロック建築の建物で、外観・内観ともに見どころがありますよ。

現在は入場無料の資料館として営業しており、だれでも見学することができます。

無料で映画上映会も実施しているので、時間がある方はぜひ訪れてみてください。

阿原YUAN(ユアン)

九份老街には、台湾手作り石けんの老舗「阿原YUAN(ユアン)」があります。

無添加にこだわって作られている石けんが人気で、日本人観光客がお土産に買っていかれます。

実際に店舗で手に取って試すことができ、自分のお気に入り石けんを見つけれらますよ。

阿原YUAN(ユアン)は台北市内にも店舗がありますが、九份老街限定セットがあるのでお得感がありますね。

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九份老街の回り方

九份老街の入り口は、セブンイレブンの右横にあります。

バス停とタクシー乗り場は上記写真の手前側にあり、入り口までは少し距離がありました。

遠くからでもセブンイレブンはよく目立つので、迷わず行くことができるでしょう。

入り口からしばらくは1本道になっており、左右のお店を見ながら進んでいくのがおすすめです。

入り口からしばらくはアーケード街となっており、屋根があります。

ここでは傘をさす必要がないので、雨を気にせずお買い物を楽しめますよ。

九份老街入り口付近には、飲食店が集まっていました。

食事はこのあたりですることをおすすめします。

しばらく先に行くとメインストリートにぶつかりますが、そこからは屋根がありませんでした。

メインストリートには甘味処、お茶屋さん、おみやげ物屋さんが多いです。

わき道に入ると人が少なくなります。

こじんまりしたお店やお茶屋さんがありました。

九份老街はお茶のまちとして知られるだけあって、どこに行ってもお茶屋さんが多いです。

さらにメインストリートにはない民宿を見つけることができました。

九份老街は山の中にあるため、ホテルはほとんどなく民宿がほとんど。

メインストリートから階段を上に登って行った先に、民宿が固まっているエリアがあります。

九份観海楼民宿はメインストリートから近く、立地条件のよい民宿です。