本場台湾のタピオカ専門店7選。おすすめメニューと値段

タピオカの本場台湾で人気のお店をご紹介します。

おすすめの定番メニューや新感覚タピオカもありますよ。

注文方法やお店への行き方についてもご紹介しているので、台湾旅行で役に立つと思います。

春水堂

春水堂

1983年創業の春水堂は、世界で初めてタピオカミルクティーを販売しました。

お店の看板にもタピオカミルクティーの元祖だと書かれていますね。

ちなみに、台南の翰林茶館もタピオカの元祖として知られる人気店です。

春水堂と翰林茶館は、どちらがタピオカミルクティーの元祖なのかを争っていた時期がありました。

最終的にどちらが元祖かは決まりませんでした。

春水堂のタピオカミルクティーは、大粒でモチモチのタピオカを使用しているのが特徴です。

春水堂のタピオカミルクティーの値段は、一般的なものと比較すると高めに設定されています。

一般的なドリンク店ではあまり見られない、落ち着いた雰囲気のイートインスペースがあります。

タピオカのお店のほとんどが座席がないだけに、異彩を放つ存在です。

【関連記事】タピオカの次に来るチーズティーの名店

春水堂の人気メニューと値段

台湾タピオカドリンク

春水堂の人気メニューと値段をまとめました。

メニューには日本語表記があるため、中国語が分からない日本人でも注文しやすいです。

珍珠奶茶(タピオカミルクティー)Sサイズ90元 Mサイズ160元。

日本円でSサイズ360円、Mサイズ600円程度になります。

数あるタピオカドリンク店のなかでは、高級価格帯に分類されるお値段です。

ほかのドリンクショップとは違い、落ち着いた雰囲気の座席があることを考えると妥当な金額ですね。

春水堂は台北周辺に17店舗あります。

台北駅や中山駅など観光客でも行きやすい店舗が多いです。

わたしが実際に行った中正店のレポートは別記事で紹介しています。

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中正記念堂

幸福堂

九份の幸福堂

台湾にきたら絶対に外せないタピオカ店が、幸福堂です。

幸福堂のタピオカは、インスタ映えすることで有名。

インスタにもたくさんの写真が掲載されています。

幸福堂の人気メニューは、黒糖タピオカ金箔載せです。

タピオカミルクティーをバーナーで炙ったあと、金箔で表面を覆うという豪華さ。

たくさんの観光客が訪れ、行列が絶えません。

幸福堂の人気メニューと値段

幸福堂の人気メニューと値段一覧をまとめました。

幸福堂は黒糖タピオカが有名で、毎日店頭で手作りされています。

黒糖タピオカを最後に炙っているところが、ほかのお店と違うところです。

焰遇幸福黑糖珍珠鮮奶(黒糖タピオカミルクティー) 55元

抹茶珍珠鮮奶(抹茶タピオカミルクティー) 70元

草莓珍珠鮮奶(イチゴタピオカミルクティー) 70元

幸福堂は士林夜市、饒河街夜市、臨江街夜市など、夜市を中心に展開がされています。

台北駅や西門町、九份にも店舗があります。

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西門

50嵐

50嵐

50嵐の魅力は店舗数の多さ。

台北市内の店舗数は、ドリンク専門店のなかで1番多いです。

色んな場所にあるので、探さなくても見つけることができるでしょう。

注文の仕方もわかりやすく、台湾旅行初心者でも簡単に注文できます。

有名な観光地にある店舗には、日本語のメニューもあるので注文が楽です。

50嵐の人気メニューと値段

50嵐の人気メニューと値段をまとめました。

50嵐では常時約50種類のドリンクが販売されています。

お値段は20元~70元、日本円で80円~280円程度とお買い求めやすいです。

・波霸奶茶(ジャンボタピオカミルクティー)Mサイズ 35元 Lサイズ 50元

・珍珠奶茶(スモールタピオカミルクティー)Mサイズ 35元 Lサイズ 50元

・紅茶拿鐵(紅茶ラテ)Mサイズ 45元 Lサイズ 60元

・黑糖紅茶拿鐵(黒糖紅茶ラテ)Mサイズ 50元 Lサイズ 70元

・布丁奶茶(プリン入りミルクティー)Mサイズ 40元 Lサイズ 55元

50嵐は台湾の原宿といわれる西門、グルメの宝庫といわれる東門にあります。

日本人観光客が多い士林夜市、寧夏夜市や、台北駅にもあり利用しやすいです。

50嵐は台湾で一番多いドリンクショップだけあって、街を歩いているときに見つけることができます。

墾丁蛋蛋ㄉㄨㄞ奶

墾丁蛋蛋ㄉㄨㄞ奶は、台湾で有名な黒糖タピオカの専門店です。

ユーチューバーのヒカキンさんが訪れたことで、日本でも話題になりました。

ㄉㄨㄞという見慣れない文字は、台湾で使われているボポモフォ(注音)と呼ばれている文字です。

日本のひらがなに相当し、小学校の授業で使われています。

ㄉㄨㄞは、日本語カタカナ表記だとドゥアイです。

弾力があることを表す擬音で、日本語に訳すとモチモチといったところでしょうか。

店名の通り大粒のタピオカを使っていて、もちもちとした食感が癖になります。

新鮮な牛乳にこだわっているので、鮮度抜群でのど越しがすっきりしている印象です。

墾丁蛋蛋ㄉㄨㄞ奶の人気メニューと値段

台湾タピオカドリンク

墾丁蛋蛋ㄉㄨㄞ奶の黒糖タピオカは、値段が安いのが特徴です。

黒糖タピオカミルクティーは1杯50元(約250円)。

以前は35元でしたが値上げされました。

墾丁蛋蛋ㄉㄨㄞ奶は、台北市内に2店舗を構えています。

お店の最寄り駅は、MRT西門駅とMRT公館駅です。

MRT公館駅近くにあるお店は、ヒカキンさんが訪れたお店。

MRT西門駅近くにあるお店は徒歩5分でアクセスできます。

珍煮丹

珍煮丹は、言わずと知れた黒糖タピオカの名店です。

黒糖のタピオカが好きな方は、絶対に外すことができません。

わたしも黒糖タピオカを頼むときは、珍煮丹をよく利用します。

ミルクティーの濃厚な味わいと、弾力があってモチモチとした食感のタピオカがよく合います。

珍煮丹の人気メニューと値段

台湾タピオカドリンク

珍煮丹の人気メニューと値段一覧です。

黒糖タピオカが有名なお店なので、注文するなら黒糖タピオカでしょう。

そのほかのドリンクメニューでは、季節限定ドリンクがおすすめですよ。

たとえば最近流行っているタロイモを使ったドリンクがあります。

もちもちとした食感が癖になるスイーツ系ドリンクで、若い女性にも人気です。

珍煮丹は台北駅前、南京復興駅前、大安駅前など地下鉄の駅周辺に店舗があります。

珍煮丹の人気メニュー
メニュー名日本語訳値段
黑糖珍珠鮮奶黒糖タピオカミルクティー55元(約200円)
黑糖珍珠鮮奶布丁プリン入り黒糖タピオカミルクティー55元(約200円)
宇治抹茶紅豆宇治抹茶あずき70元(約280円)
蜂蜜檸檬はちみつレモン45元(約180円)
東方美人東方美人茶35元(約120円)

可不可熟成紅茶(KEBUKE)

KEBUKEの店舗

こちらのお店は、紅茶に特にこだわっているお店です。

ミルクティーではなくストレートティーがつかわれているので、甘いのが苦手な方におすすめ。

割と小粒の白いタピオカが使用されています。

白いタピオカを使用しているお店は、台湾でも珍しいです。

タピオカを飲まず嫌いしている人も、試してみる価値があります。

可不可熟成紅茶(KEBUKE)の人気メニューと値段

可不可熟成紅茶(KEBUKE)の人気メニューと値段をまとめました。

メニュー名がおしゃれで直訳するとわかりずらいので、意訳しています。

白玉歐蕾(白玉タピオカミルクティー)Mサイズ50元 Lサイズ60元

熟成檸果(熟成レモンティー)Mサイズ50元

紅寶歐蕾(ルビーチョコミルクティー)Mサイズ65元

雪藏末茶(アイスクリーム抹茶)Mサイズ50元 Lサイズ60元

胭脂多多(ピーチヤクルトティー)Mサイズ40元 Lサイズ50元

店舗は台北駅前、松江南京駅前、師大夜市などにあります。

Coco都可

coco

Coco都可は、台湾人から愛されているタピオカの人気店。

駅の構内にも数多く出店しているので、観光客でも利用しやすいです。

東京と大阪にも進出していますが、台湾では半額程度の価格で販売されています。

Coco都可は黒糖タピオカが有名ですが、フルーツ系のドリンクも人気。

台湾人の友人曰く、Cocoはタピオカよりもフルーツ系のドリンクがおすすめとのこと。

パッションフルーツ、マンゴーなど様々な種類のフルーツ系ドリンクがあります。

タピオカミルクティーが定番ですが、フルーツ系ドリンクとタピオカを組み合わせることも可能です。

Cocoでタピオカを飲むなら、フルーツ系ドリンクとタピオカの組み合わせがいいと思います。

わたしはパッションフルーツとタピオカの組み合わせが好きです。

Coco都可の人気メニューと値段

Coco都可で外せない人気メニューが、百香雙響炮(ダブルパンチ パッションフルーツティー)。

パッションフルーツを使った紅茶に、タピオカとナタデココが入っています。

不思議な食感がたまらない、まさにダブルパンチドリンクです。

メニューは50種類程度、お値段は35元~70元、日本円で120円~280円程度になります。

Coco都可はサイズ区分(M、L)がなく、すべて同じサイズです。

・百香雙響炮(ダブルパンチ パッションフルーツティー)50元

・珍珠鮮奶茶(タピオカミルクティー)60元 ※ホットかアイスを選べます

・芋頭牛奶(タロイモミルク)55元 ※ホットかアイスを選べます

・芒果歐蕾(マンゴーオレ)60元

・綠茶養樂多(ヤクルト緑茶)50元

Coco 都可は店舗数が多く、駅の構内にも入っています。

50嵐よりも店舗数は少ないですが、街でふと見かけることが多いです。

西門町や永康街、中正記念堂の近くに店舗を構えています。

老虎堂Tigersugar

台湾タピオカドリンク

老虎堂Tigersugarは、日本にも店舗をもっている黒糖タピオカミルクティー専門店です。

黒糖とミルクが混じりあう感じがトラのようで、店舗名に虎が入っていますね。

黒糖タピオカだけでなく、多種多様なフルーツドリンクもあります。

台湾のタピオカドリンク注文方法

台湾のドリンク店でタピオカミルクティーを頼むためには、テクニックが必要です。

日本語表記のないお店もあるので、その場合はタピオカの漢字表記を理解する必要があります。

タピオカの漢字表記(中国語)については、別記事でまとめています。

自分の飲みたいものを注文できるように、事前に確認しておきましょう。

【関連記事】タピオカは漢字2文字で珍珠。お店ごとに表記が違う

飲みたいタピオカドリンクを決める

まず最初は注文するタピオカドリンクを決めます。

店頭にあるメニュー表、写真を見て決めるのが一般的です。

注文に不安がある方は、事前にドリンク店の公式サイトでメニューを確認しておくことをおすすめします。

わたしはこれまで様々なドリンク店に行っていますが、観光地にあるお店には日本語メニューがありました。

そういったお店では、飲みたいタピオカドリンクを指さして注文することが可能です。

中国語は発音が難しく、またメニューも独特なネーミングがつけれられているものがあります。

英語での注文も難しいので、指差し注文が一番確実です。

タピオカドリンクのサイズを指定する

ほとんどのタピオカドリンク店では、2種類のサイズがあります。

中杯(Mサイズ)と大杯(Lサイズ)です

※カタカナ読みの場合、中杯(チュウベイ)、大杯(ダーベイ)

飲みたいサイズを決めたら、MサイズまたはLサイズと英語で伝えればOKです。

サイズ選択の際に英語を使っても、問題なく注文ができます。

この辺りはスターバックスなど、コーヒーショップでの注文に似ていますね。

タピオカドリンクの氷の量を選ぶ

台湾のタピオカのお店では、氷の量を選ぶことができます。

こちらもお店によって3~5段階に分かれていて、自分好みに調整できますよ。

※お店によっては氷の量を選択できないこともあり、その場合は何も聞かれません。

・正常冰(氷の量マックス)

・少冰(氷多め)

・半冰(正常冰の半分くらい)

・微冰(氷少なめ)

・去冰(氷なし)

こちらもそれぞれ発音が難しいので、中国語が分からない場合は指差し注文で大丈夫です。

お店のレジの前に氷の量が書かれている表があり、そこから選択することができます。

タピオカドリンクの砂糖の量を選ぶ

最後に砂糖の量を決めます。

1~10までの10段階で砂糖の量を決められるお店や、5~7段階で甘さを設定できるお店もあります。

数字が少ないほど砂糖が少なく、大きくなるほど砂糖をたくさん追加される仕組みです。

数字ではなく、台湾華語表記で砂糖の量を表しているお店もあります。

「無糖」が砂糖なし、「半糖」が通常の量、「正常糖」がマックスの量になります。

私の友人は正常糖を通常の量だと勘違いして、甘すぎるタピオカドリンクにびっくりしていました。

砂糖の量に関しては、多くのお店で目安表が置いてあります。

それをもとに指差し注文するか、数字を指定して注文することができますよ。

タピオカドリンク店が集結しているエリア

台湾でおいしいタピオカを飲みたいなら、ホテル選びが重要になってきます。

ホテルの近くにタピオカのお店があれば、台湾滞在中にいつでもタピオカを飲めるからです。

ホテル周辺にタピオカのお店がないと、観光地でしか飲む機会がなく、ほかの食事や観光のタイミングによっては、飲み損ねてしまう可能性も。

人気タピオカ店が集まるおすすめエリアをご紹介します。

台北駅周辺

今回ご紹介した7店舗すべてがあるのが台北駅周辺です

台北駅前にホテルをとれば、いろんなお店のタピオカを飲み比べることが可能。

わたしは台北駅前のシーザーパーク台北に泊まったことがありますが、小籠包の有名店やルーローハンの人気店、タピオカの有名店がすべてそろっていたので便利でした。

初めての台湾旅行でもそうでなくても、台北駅周辺のホテルに宿をとっておくのが一番いいと思います。

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台北駅前のコスモスホテル

西門駅周辺

台湾の原宿といわれている西門町には、台湾屈指のタピオカ激戦区。

有名なタピオカのお店がたくさん出店しています。

金箔入り黄金のタピオカが飲める幸福堂、50嵐、coco、墾丁蛋蛋ㄉㄨㄞ奶が出店しています

タピオカ目当ての旅行なら、ホテルは西門をおすすめします。

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