クレジットカードがなくても、台湾旅行に行くことは可能です。
ただし、クレジットカードがないと不便なことが多いのも事実。
クレジットカードは学生や主婦など収入がない方でも作ることができるので、旅行前に作っておくことをおすすめします。
台湾でクレジットカードなしだと困ること
クレジットカードなしで海外旅行をしたときに一番困るのは、現金を盗まれたり、なくしたりしたときです。
海外旅行先でお金を盗まれたり、なくしてしまったときに何もできなくなってしまいます。
海外でお金が1円もない状態ほど怖い状況はありません。
クレジットカードを持っていれば、お金が盗まれてもATMでお金をまた引き出すことができますし、自分名義のクレジットカードがあれば身分証明にもなります。(パスポートも盗まれてしまい警察や大使館に行く場合)
複数枚数あると便利
クレジットカードをなくしてしまったら意味がありません。
そのため、クレジットカードは複数枚もっておく必要があります。
旅先で現金をなくしたり、1枚クレジットカードを紛失したとしても、もう1枚のカードがあれば、現金(現地通貨)をATMで引き出せるからです。
1枚は財布やセキュリティーポーチに入れて持ち歩き、もう1枚はホテルの貴重品ボックスや下着の裏に貼る付けるなどして絶対にとられないように持っておくのがおすすめ。
台湾でクレジットカードなしだと両替必要
現金のみで旅をする場合、日本円から現地の通貨に両替をする必要があります。
行き慣れた国なら大体の費用が分かりますが、はじめて行く国の場合はどのくらいお金がいるか把握することが難しいです。
両替をするときには手数料が発生するため、余ったお金をもう一度日本円に両替するとかなり損をしてしまいます。
クレジットカードがあれば両替は少額で済ませて、カード払いができるところはクレジットカードで支払うことで無駄な費用を削減できます。
またもしお金が足りなくなったとしても、現地のATMで簡単に両替をすることが可能です。
日本円しか持っていない場合、現地の銀行や郵便局、両替所などの日本円両替に対応している場所を探す手間がかかってしまいます。
台湾市内にはATMが多数あり、現金が足りなくなったら下ろすようにしておくと、台湾ドルを余らせてしまうリスクを下げられます。
台湾でクレジットカードなしで泊まれるホテルは少ない
海外のホテルでは、宿泊料金を現金で支払うとしても身元を保証するためにクレジットカードの提示が求められることが多いです。
クレジットカードなしで海外旅行を計画されている方は、ホテルを予約するときにクレジットカードの提示が不要のところから選ぶ必要があります。
海外のホテルでクレジットカードの提示が求められる理由
提示が必要な理由は2つあります。
1.支払い能力があるかの確認
2.デポジット(保証金)としてお金を担保しておく
クレジットカード情報をホテル側が登録しておくことで、客が支払いをせずに帰ってしまってもホテル側はお金を回収できます。
台湾でクレジットカードなしだと補償がない
現金を盗まれたら基本的にお金は戻ってきません。
現地の警察に行って手続きをすることはできますが、基本的に戻ってくることはないと考えるのが無難。
クレジットカードの場合、不正利用された金額は申請すれば取り戻すことが可能です。
現金を持ち歩いて見知らぬ外国を旅するよりも、安全なのでクレジットカードは海外旅行の必須アイテムだといえます。
クレジットカードがあれば保険になる
海外旅行保険付きのクレジットカードがあれば、通訳付きで病院を受診できるので安心です。
1人旅のときは助け合える人がおらず、何かあったときは自分で全部解決する必要があります。
事故や病気のときは、病院への連絡をして受診をすることが必要です。
渡航先の言語がわからないと自力で病院に行くのが難しいので、このサービスはお得。
台湾で使えるクレジットカードは年会費無料
クレジットカードは審査があるから作れないと思っている方や、年会費がかかるから必要ないと思っておられる方も多いです。
しかし、学生や主婦などの収入がない方でも作ることができるクレジットカードがあります。
しかも年会費も無料です。
無料で作れて維持費もかからないので、海外旅行前に発行されることをおすすめします。
エポスカードは年会費永年無料のカードで、海外旅行保険も付いています。
公式サイトから必要フォームを入力するだけで発行が可能です。
最短翌日に届きます。
学生や主婦の方も申し込めるカードです。
エポスカードは、学生や主婦の方が申し込み可能な年会費無料のクレジットカードです。年間利用額に応じて、ゴールドカードにグレードアップできます。ゴールドカードになると、空港ラウンジが使えます。台湾に日本語窓口がある数少ないカードで海外旅行保険付きです。
台湾でクレジットカードが使える場所
台湾はクレジットカードが使えない場所も多いのが現状です。
台湾在住者のわたしが、クレジットカードが使える場所と使えない場所を紹介します。
台湾の空港
空港に入っている飲食店、お土産店、ATM、バスの券売機などでクレジットカードが利用できます。
空港内の施設であれば、ほぼすべてクレジットカードが利用可能だと考えて大丈夫です。
台湾のホテル
台湾のホテルでは、ほぼ確実にクレジットカードを使えます。
両替対応のホテルも多く、日本円から台湾ドルへの両替も可能です。
ATMを設置しているホテルでは、クレジットカードで現地通貨を引き出すことも可能です。
台北駅
台北駅に入っているコンビニ、お土産店、飲食店などもクレジットカードの利用が可能です。
台湾新幹線のチケットもクレジットカードで購入できます。
基本的に台北駅では、クレジットカードが使えると考えて大丈夫です。
※一部店舗(お弁当屋さんなど)では、現金払いのみにしか対応していないところもあります。
ユーバイクレンタルステーション
台湾では、ユーバイクと呼ばれるレンタルサイクルの貸し出しサービスがあります。
このレンタルサイクルは外国人観光客でも気軽に利用できるんです。
クレジットカード情報をキヨスク(レンタルステーション)に登録するだけでOK。
台北市内なら30分10元(36円程度)で利用できるので、ちょっとした移動の際に便利です。
台湾でクレジットカードが使えない場所
空港や駅などの観光客が多い場所では、基本的にクレジットカードの使用が可能です。
しかし、現金文化が根強く残っている場所では、クレジットカードが使えないところも多いのが現実です。
台湾の夜市
夜市に出ている出店、飲食店ではクレジットカードが使えません。
夜市では基本的にクレジットカードが使えないと思っておいた方が良いです。
※衣料品を扱うお店、飲食店の一部ではクレジットカードを使うことができます。
九份の一部のお店
九份にある飲食店、お茶屋さん、お土産屋さんのなかにはクレジットカードが使えず、現金のみの取り扱いとなっているところもあります。
空港や台北駅周辺ほど、クレジットカードが利用可能なお店は少なく、現金払いが必要なお店も多いで九份に行くときは必ず現金を持参しましょう。
台湾のタクシー
台湾のタクシーの8割ぐらいは、クレジットカードが使用できません。
台湾でタクシーを頻繁に使う予定にしているなら、多めに両替しておくと安心です。
クレジットカード対応のタクシーは、車体側面にVISA、Masterなどの表示があります。台湾中心部には、クレジットカード払いができるタクシーが多いです。
台湾のコンビニ
台湾のコンビニでは、日本のクレジットカードが使えないところが多いです。
日本人観光客の方は、コンビニでの支払いは現金になると覚えておく必要があります。
すべてのクレジットカードが使えないわけではなく、台湾で作成したクレジットカードならほとんどのコンビニで使えます。
台湾で現金を持ち歩くのは危険
台湾で現金を持ち歩くことはおすすめできません。
盗まれた場合、そのお金が戻ってくることはほぼないからです。
持っていく現金は少なめにしておいたほうが無難だと言えます。
海外旅行保険にも、現金の盗難補償はついていません。
特約が付いている保険も、滞在先に保管していた現金の盗難、置忘れによる盗難は補償がされません。
クレジットカードは不正利用されてもお金が戻ってくる
クレジットカードには、不正利用されてもお金が戻ってくる制度があります。
不正利用に気が付いたらすぐにカード会社に連絡し、必要な手続きを行いましょう。
このような制度があるので、現金を持っていくよりもクレジットカードを持っていくほうが安全です。