プロ野球選手やサッカー選手など、幼いことから未来日記を書いて夢を現実化させた人もいますよね。
今回は未来日記の書き方をご紹介したいと思います。
どのような書けばいいか悩んでいる方、ぜひご覧ください。
未来日記とは何か
未来日記とは、その日にあったことを記入する代わりに明日、明後日、来月、来年のことを記入する日記のことです。
日記はその日にあったことを記録するものですが、未来日記はあったらいいなと思うこと、日常で起こりそうなことを想像しながら書きます。
日記よりも現実味がなく、夢よりも具体的といったところです。
未来日記は手帳に書く
未来日記はメモ書きのようなものに書いてもいいですが、日付が載っている手帳に書くのがおすすめです。
何日後の未来までを書くのかは自分で決めます。
1か月後の自分を想像して、未来日記を書くのが無理がないでしょう。
たとえば、自分で1か月後の未来までを書くとします。
今が5月なら6月の予定や出来事を想像しながら、先回りして日記を書いていきます。
6月1日は仕事で失敗して怒られてへこんだなど、マイナスのことを書いても大丈夫です。
未来日記の書き方
未来日記をつける大前提として、夢や目標があるのがベストです。
プロ野球選手になる、歌手になる、YouTuberになる、結婚する、就職するなど、夢の大きさは自分に合わせて選びます。
大きな夢ほどいいわけではありません。
小さな夢や目標であっても、未来日記をつけるのは効果的です。
未来日記にはその夢を実現するためにどんなことをするのか、立ちはだかるどんな障害があるのかといったところも含めて細かく書いていきます。
生活していくうえでうれしいこともあるでしょうし、悲しいこともあるでしょう。
そうしたことを踏まえて、現実的なことを書いていくことです。
町中を歩いていたらいきなりスカウトされて、モデルデビューしたという唐突なことは書かないほうがいいでしょう。
日記がそこで終わってしまいますし、未来日記の役割を果たすことができません。
未来日記の答え合わせ
未来日記は書くだけでも心が穏やかになりますが、最終的に書いたことと実際に起きたことを見比べないと、意味がありません。
書くだけではただの日記になってしまいます。
1か月前にあらかじめ書いておいた未来日記と、実際に1か月過ごしてきた1か月を振り返ってみることが大事なのです。
未来日記を書く前は毎日嫌なことだらけだと思っていたけど、案外楽しい生活を送れていることに気が付いたり、人生で大事なものが何かわかったりする気づきがあるかもしれません。
自分が設定した目標をクリアできていなくて、落ち込む場合もあるでしょう。
自分が考えている現実と理想のギャップに気が付けるだけでも、十分効果があります。
未来日記に書いたことが現実になる
未来日記を書くことの大きなメリットのひとつに、自分の潜在的な意識を顕在化させられることがあります。
手帳に書きだすことによってはじめて、自分が心の中では本当はこうなりたいと思っているんだということに気づかされます。
夢や目標を紙に書きだしてみることによって、それが現実になっていくという例も少なくありません。
一流のスポーツ選手の多くも、夢や目標、それをクリアするために必要なことはなにかを事細かに書きだしている人がいます。
単純にプロサッカー選手になりたいという漠然として目標を立てるだけでなく、いつどんなトレーニングをして、何歳までにどこのチームに入るかなどをイメージするんです。
夢や目標を実現させるためにも、未来日記は役立ちます。
未来日記をテーマにした書籍
順天堂大学医学部教授でテレビ番組にも多数出演されている、小林弘幸さんが未来日記を書くことで起こる効果を書いた本を2019年12月に発売されました。
未来日記を書くことで人生に対して前向きになることができ、免疫力があがって健康にもつながるそうです。
未来日記は現役の医師からも注目をされている、最新のメンタルトレーニング方法でもあります。