小琉球ではシュノーケリング、ダイビング、遊覧船などのマリンアクティビティが充実しています。
小琉球はウミガメの島として知られており、天気が良ければウミガメに出会える確率が高いです。
小琉球の観光スポットをまとめて、ルートマップを作成しました。
小琉球への行き方
![小琉球](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
小琉球には高雄駅から高速バスで向かいます。
2020年夏に高雄エクスプレスができたため、アクセスが大変便利になりました。
このバスを使えば、高雄駅から乗り換えることなく小琉球行きの船着き場に到着することができます。
バスの停車駅は、台湾新幹線高雄駅、台湾地下鉄高雄駅、高雄空港です。
どちらから乗っても小琉球に行くことができます。
高雄空港を出てすぐのところにあるバス停から、9117番のバスに乗ってアクセスすることも可能です。
高雄空港から1時間ほどでフェリー乗り場に到着します。
小琉球行きフェリーに乗船する
![小琉球行きフェリー乗り場](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
高雄エクスプレス、9117番のバスが東港駅についたら下車します。
東港駅から徒歩10分ほどで小琉球行きのフェリー乗り場に到着です。
小琉球行きのフェリーは30分に1本の間隔で運行しています。
ただし、時間に行っても乗れるとは限りません。
わたしはフェリー出航時間10分前に着いたのですが、人数制限のため乗車できませんでした。
30分後の次便がでるまで待ちました。
夏休みなどはフェリーに乗るために1時間近く待つこともあるので、早めに並ぶことをおすすめします。
小琉球行きフェリーは2路線
![小琉球のフェリーターミナル](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
小琉球行きのフェリーは2社あります。
往復券を購入すると少し安いのですが、時間節約のためには片道券を買った方がいいです。
帰りの便に乗るときに空いている方を選べるからです。
また、待ち時間の短縮もできます。
わたしは往復券を買ってしまったため、1時間近く待ち時間ができてしまいました。
小琉球行きフェリーのチケット購入方法
![小琉球行きのチケット購入方法](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
わたしは黄色のマークが目印のTF EXPRESS(泰富航運)を利用しました。
チケットはチケットカウンターで購入します。
一部のブログでパスポートが必要との情報がありましたが、2020年8月現在パスポート提示は必要ありませんでした。
チケットは時間指定などはなく、どの便でも乗車することができます。
チケットカウンター横にある改札口から中に入り、列に並びます。
チケットは船に乗船する前に船員に渡せばOKです。
小琉球行きフェリーの所要時間
![小琉球の船着き場](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
高速船に乗車して20分ほどで小琉球に到着です。
船内にはおよそ100名ほどが乗車できます。
前方に設けられたモニターでは、小琉球の観光スポットやおすすめアクティビティーが映し出されます。
小琉球は台湾の有名なリゾート地なので、船着き場は結構大きかったです。
港に着くと、ツアー客を迎える人たちが列をなして待っています。
外国人観光客も意外と多いようで、港には免税店もありました。
免税店はこちらの休憩所の横にあります。
なかは撮影禁止。
1階と2階に店舗があり、お酒やブランドバッグ、時計などが販売されていました。
小琉球のバイクレンタルショップ
![小琉球のレンタルバイク店](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
免税店を通り抜けると、レンタルバイクショップが立ち並ぶエリアがあります。
一見するとすべてシャッターが閉まっているように見えますが、全部営業中です。
基本的に事前予約をされる方がほとんどなので、予約分が店頭に並んでいて残りはガレージの中にしまっています。
バイク利用予定のかたは事前予約がおすすめです。
わたしが見た限り、50CCバイクはなく125CCのバイクしかありませんでした。
バイク免許がないわたしはスルーして、レンタル自転車ショップへ直行です。
小琉球で有効な運転免許について
台湾の小琉球でバイクに乗るためには、台湾で有効な免許が必要です。
日本のバイク免許では運転できません。
台湾は国際運転免許証が有効ではないため、日本の免許証の中国語訳をJAFなどで取得する必要があります。
中国語訳の運転免許証の取得には、3900円の手数料が必要です。
中国語訳の運転免許証がないと、無免許運転で罰金を取られます。
小琉球には50ccバイクはない
台湾の小琉球では125CCバイクが主流で50CCのバイクは走っていません。
わたしが小琉球でみたバイク店には、50ccのものがありませんでした。
そのため、小琉球でバイクを運転するには日本の小型二輪以上の免許が必要になります。
小琉球の電動自転車レンタルショップ
![小琉球](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
わたしは小琉球の船着き場から歩いて5分ほどの場所にある、レンタル自転車専門店「Jgogo」で電動自転車をレンタルしました。
レンタル料金は1日400元(1,450円程度)です。
最高時速25キロ、バッテリーも1日充電しなくてもOK。
原付バイクと同じ感覚でスロットルをひねるだけで走ります。
もし充電がなくなってもペダルがついているので、自力で移動可能です。
お店の人は日本語はわからないので、中国語ができないとコミュニケーションをとるのが大変です。
気さくな店主だったので、中国語が分からなくても身振り手振りで説明してくれます。
電動自転車は充電ポート付き
わたしがJgogoの電動自転車を利用して驚いたのは、充電ポートがついていること。
電動自転車にUSBポートがついているので、移動中にスマホやカメラの充電をすることができるんです。
小琉球に着いたとき、自分のスマホの充電がほとんどなくなっていたので、この機能は本当に助かりました。
電動自転車が故障してしまったら
電動自転車が故障した場合、電話で店主に連絡をする必要があります。
Jgogoの電動自転車は保険付きなので、万一故障したときも心配いりません。
小琉球で1泊する場合、バッテリーを取り外し民宿で充電を行いましょう。
レンタル時に充電方法は教えてもらえます。
時速25キロ程度しかない電動自転車でも、30分もあれば島を一周することができますよ。
小琉球観光スポットおすすめ7選
![小琉球](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
小琉球のおすすめスポット7つをまとめてみました。
①小琉球遊客中心
②花瓶岩
③美人洞
④山猪溝
⑤烏鬼洞
⑥龍蝦洞
⑦白沙港
小琉球の主要観光スポットは島の左半分に集中しているため、左側から回っていくのがベストです。
島の右側にはほとんど観光スポットはありません。
その代わり、景色がとても良く電動自転車で走るととっても気持ちがよかったです。
小琉球観光スポット1「小琉球遊客中心」
![小琉球の港](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
小琉球遊客中心では日本語のパンフレットをもらえます。
小琉球のボートツアーやSUP体験、シュノーケリング、ダイビングなどの情報も親切に教えてもらえるので、中国語が出来ない方は最初に立ち寄るとよいでしょう。
小琉球遊客中心のすぐ近くに探索拉美社が運営するグラスボート乗り場があり、ウミガメや熱帯魚観測に出かけることができます。
![小琉球のアクティビティー](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ウミガメを見るグラスボートツアーは空きがあれば参加可能です。
グラスボートツアー料金は40分380元(1,400円程度)。
ほぼ確実にウミガメにあえるのが魅力。
その他のツアー(夕焼け鑑賞、SUP、水上スキー、ダイビングなど)は完全予約制です。
予約は探索拉美公式サイトから行えます。
小琉球観光スポット2「花瓶岩」
![小琉球](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
次に向かうのが小琉球のシンボル、花瓶岩で有名な海水浴場です。
小琉球遊客中心からバイクで5分ほどで花瓶岩がある海水浴場に到着します。
花瓶岩はすべてサンゴでできていて、本当に神秘的です。
花瓶岩はいつ折れてしまうかわかりません。
暴風などで折れてしまう可能性があります。
花瓶岩がある海水浴場ではお子様向けのシュノーケリングも行われており、子連れ旅行者に人気です。
周辺に民宿もたくさんあるので、お子様連れの方は花瓶岩周辺に宿をとるのもいいでしょう。
小琉球の花瓶岩には更衣室がない
![小琉球の花瓶岩](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
花瓶岩周辺に更衣室はありません。
ここでシュノーケリングをする人のほとんどが民宿で着替えを済ませるか、ツアー会社の更衣室を利用します。
台湾人は海水浴が嫌いな人が多いので、シュノーケリング以外で海に入っている人は多くありませんでした。
ズボンをまくって、水際で遊ぶくらいがちょうどいいかもしれません。
海岸沿いは砂浜ではなく、ごつごつとした岩場が多いです。
そのためサンダルは必須アイテムといえます。
近くのお土産屋さんでも100元(360円)程度で購入できます。
小琉球観光スポット3「美人洞」
![小琉球](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
美人洞は、海がめが訪れるビーチとして知られています。
若い女性たちがここによく集まっていたことから、美人洞という名前が付けられたようです。
美人洞は有料のビーチで120元の入場料がかかります。
![小琉球](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
美人洞ではダイビングやシュノーケリング、グラスボートでの海中観察などが盛んにおこなわれています。
ビーチには学生の団体やカップルなどがたくさん来ていました。
小琉球のなかでウミガメの遭遇率が高い場所なので、ぜひ訪れてみてください。
美人洞はウミガメが集まるスポット
![小琉球](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
美人洞にはウミガメがよく訪れます。
わたしが行ったときも、1匹のウミガメが海岸付近を気持ちよさそうに泳いでいました。
ウミガメに触ることは禁止されており、触った場合は罰金が科せられます。
わたしは防水カメラ、水中カメラをもっていなかったのできれいな写真が撮れませんでした。
小琉球ではウミガメの写真を撮れる確率が高いので、水中でも撮影可能なカメラを持参するのがおすすめです。
Instagramで小琉球を検索すると、たくさんの写真がでてきます。
美人洞周辺の海は、小琉球の中でも有名なウミガメ撮影ポイントであることが分かります。
小琉球観光スポット4「山豬溝」
![小琉球](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
山豬溝は美人洞から徒歩5分ほどで行けます。
山豬溝の入り口にチケットセンタがあり、そこで入場料を支払います。
先に美人洞に行っていた場合、料金はかかりません。
美人洞、山豬溝、烏鬼洞の入場料がすべてのチケットに含まれています。
![小琉球](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
山豬溝はガジュマルや熱帯植物が群生している森林地帯。
大きな岩と岩の隙間を歩いたり、岩に生えているガジュマルを観察しながら森林浴を楽しむことができます。
一通り散策すると、約1時間かかります。
新鮮な空気を吸い込みながら、気持ちよく森林浴を楽しむことができました。
小琉球観光スポット5「烏鬼洞」
![小琉球](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
烏鬼洞は風が洞穴を抜けていくヒューヒューという音が、鬼の声に聞こえ村人が怖がったという逸話がある場所。
もともと原住民シラヤ族が暮らしていました。
なかに入るとまず洞窟の入口が見えてきます。
![小琉球](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
入口と書いてあるところから中に入ります。
先に進むと小心頭部(頭に気をつけて)と書かれた看板があり、看板の下の岩に青いインクで→が書かれています。
その方向に進むと洞窟入り口です。
![小琉球](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
人がひとりギリギリ通れるくらいの洞窟です。
わたしも中に入りましたが、途中で挟まってしまい泣きそうになりました。
閉所恐怖症の人は入らないほうが良いです。
一旦入ってしまうと戻ることはできません。
洞窟の反対側には、海沿いの絶景を楽しめる展望台があります。
![小琉球](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
展望台までは歩いて10分です。
道中には大きな岩があり、自然の雄大さを感じることができます。
わたしが行ったときは天気がよく、どこまでも続く地平線を眺めることができました。
ベンチに座ってゆったりしていると、風の心地よさと波がたてる穏やかな音を感じます。
烏鬼洞のお土産ショップ
![烏鬼洞の飲食店](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
烏鬼洞にはアイスクリーム、かき氷を販売するお店があります。
イカ焼き、揚げ物のお店もありました。
小琉球のなかで割と大きめのお土産ショップもあるので、記念品の購入にもおすすめです。
2階にはサンゴが展示されている博物館もあります。
烏鬼洞の飲食店内にはきれいなトイレもあるので、トイレ休憩に立ち寄るのもおすすめです。
烏鬼洞周辺には公衆トイレがあまりありません。
![小琉球](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
烏鬼洞のかき氷屋さんでミルクあずきかき氷をいただきました。
料金は70元(250円程度)です。
氷がきめ細かく削られていて、さらっ、ふわっとした食感。
口の中に入れるとすぐとろけていきます。
小琉球観光スポット6「龍蝦洞」
台湾のインスタグラマーに有名な観光スポットが、龍蝦洞です。
長い年月をかけてサンゴでできた岩が削られて独特な形をしています。
日没近くには岩と岩の間から日が差し込み、幻想的な雰囲気が漂います。
インスタ映えするスポットではありますが、泳ぐことはできません。
小琉球観光スポット7「白沙港」
島を一周して最後にいったのが白沙港。
電動自転車を返却して、白沙港に歩いて向かいました。
白沙港周辺には飲食店、コンビニ、お土産店があります。
旅の最後にお土産を購入する場所として最適です。
また白沙港のフェリー乗り場から歩いて5分の所にビーチもあります。
小琉球から高雄への行き方
小琉球から高雄への行き方を解説します。
まずは小琉球のフェリー乗り場からフェリーに乗車して、東港へ戻ります。
東港へ行く最終フェリーは、午後5時20分です。
最終のフェリーを逃してしまうと、当日小さい琉球から高雄に帰れなくなるので要注意。
東港からは、高雄行きの高速バス(9117番)に乗って戻るのがいちばん安いです。
ただ、時間帯によっては待ち時間が長くなることもあります。
そんなときに利用してほしいのが乗り合いタクシーです。
8人ほどが乗車できるタクシーで、料金は高雄駅まで200元(750円程度)。
約1時間ほどで高雄駅に到着します。
なお途中下車はできませんのでお気を付けください。
東港から高雄中心部までは600元程度なので、3人以上なら乗り合いタクシーではなく普通のタクシーを呼んでもよいと思います。