台湾移住する方法と必要な準備。1年間の費用公開

台湾移住

この記事は現在台湾在住中の筆者が、台湾移住するために必要な方法と準備について解説します。

移住にかかる費用や生活費、仕事の探し方など台湾移住に関することはすべて書いています。

この記事は5分程度で読めます

台湾移住がおすすめな理由

台湾はマレーシアやシンガポール、カナダなどと比べると海外移住先としての人気は低いです。

しかし、台湾ならではの移住おすすめポイントがあるので解説していきます。

台湾は親日国

台湾は親日国なので、日本人が住みやすいというメリットがあります。実際に台湾に生活してみて、日本が好きだという方や日本語を勉強している台湾人にたくさん出会いました。

日本に対して好意的な方が多く、住みやすいと感じています。

日本から3時間で行ける

日本と台湾は3時間程度でアクセスできます。日本に帰りたいと思ったらいつでも帰ることができるのでホームシックになりにくいです。

LCCをたくさん出ており、往復2万円程度で行き来できるのも魅力のひとつです。

台湾は漢字文化

台湾は日本と同じ漢字文化なので、漢字を見れば大体の意味が分かります。言葉は中国語(台湾語)なので勉強しないといけませんが、日本語を話せる方も多いのであまり不自由することがありません。

日本人コミュニティーが活発

台湾にはたくさんの日本人会があるため、孤立してしまう心配がありません。台湾在住日本人間の交流が盛んで、様々な情報交換をすることができます。

治安がいい

わたしはこれまで台湾で1度もスリやひったくりなどの被害になったことがありませんし、周りの友達にも被害者はいません。

世界的に見ても治安がいいので、安心して住むことができるのも魅力です。

台湾移住に必要な手続き

手続き

台湾は90日以内の滞在ならビザが不要。90日(約3か月)ごとに台湾から出国すれば、台湾に1年でも2年でも滞在することが可能なんです。必要な手続きは一切なく、パスポートだけ持っていけば移住することができます。

この方法は専門用語でビザランと呼ばれます。

ビザが必要ない期間(台湾の場合90日)ギリギリまで滞在し、一度出国後また戻る生活を繰り返すこと。

このような生活を続けてる外国人はたくさんいます。台湾は外国人が暮らしやすい街ランキングで常に上位を獲得しており、移住先として人気が高いからです。

台湾のビザ条件が変更されない限り、ビザランが一番簡単な移住方法といえるでしょう。

台湾からはフィリピン、沖縄、中国、タイ、マレーシア、ベトナム行きのLCCが頻繁に出ています。どの国へも往復で2万円前後で航空券が出ているので、ビザランの費用はそこまで高くありません。

ビザランでの台湾移住のデメリット

デメリット

ビザランの1番大きなデメリットは、観光客としての台湾滞在扱いになる点です。家の賃貸契約や携帯電話の月ぎめ契約(1年縛り)、車、バイクの購入に制限が課されてしまいます。

賃貸契約

台湾では大家さんと直接賃貸契約を結ぶのが一般的。

台湾の大家さんの多くがビザを持っていない方の入居を嫌います。いつまで住んでくれるのか、家賃がちゃんと支払われるのかわからないからです。

ビザランで台湾移住を考えている方は、家探しが難航することを頭に入れておいた方がいいでしょう。ビザランで台湾移住を目指す方の家探しを仲介する業者もありますが、条件が厳しくなることは確実です。

携帯電話の契約

携帯電話の月ぎめ契約の場合、4G回線の使い放題で499元(1,800円程度)と格安利用ができますが、ビザランの場合は月ぎめ契約ができません

ビザなしの方が利用できる4G使い放題のプランは、1,000元(3,600円程度)。日本に比べると安いですが、月ぎめ契約の2倍です。

車、バイクの購入が不可能

車、バイクなどの所有者登録が必要なものの購入はできません

どうしても購入したい場合は、台湾人や居留ビザを持っている日本人に名義人になってもらう必要があります。

学生ビザの取得がおすすめ

学生ビザ

ビザランは台湾移住する1番簡単な方法ですが、デメリットがあるため、多くの台湾移住者希望者は学生ビザを日本で取得してこられます。

学生ビザは必要書類を記入し、台北駐日経済文化代表処に提出するだけで発行可能。

学生ビザがあれば、学生向けの賃貸物件の契約、携帯電話の契約ができます。車、バイクの購入はできませんが、学生ビザで入国後180日経過後に申請できる居留証があれば、購入できます。

台湾移住にかかる費用

わたしが1年間の台湾生活でかかった費用は、150万円ほどになります。

費用内訳(1年間)は以下の通りです。

家賃 60万円(月5万円×12か月)

交通費 3万円(月2,000円程度)

水道光熱費 2万円(月1,700円程度)

通信費 2万円(月1,800円程度)

食費 36万円(月3万円程度)

学費 36万円(月3万円程度)

雑費 10万円(消耗品購入)

健康保険代 0円

1年間合計 152万円

家賃

わたしが支払っている1か月の家賃は、5万円(ワンルームマンション)です。ワンルームですが、2人で住めます。色々な物件を見ましたが、清潔感、安心感で選ぶなら家賃5万円が最低ラインだと思います。

月5万円ほどの家賃を払えば、台北市近郊(新北市)の高層マンションに住むことが可能。24時間管理人在住、ごみ回収ステーション付き、ジム、プール付きの物件が多数あります。

※このような物件は、ビザを持っていないと入居できない場合や保証人が必要な場合が多いです。

学生寮のようなところでは、月4万円程度から入居ができます。シェアハウスなら3万円程度の物件も多いです。

交通費

台湾の主要交通機関である地下鉄、バスの1か月定期券は1480元(5000円程度)。車やバイク、タクシーに乗らなければ5,000円を超えることはまずありません。

わたしの場合、月に2,000円程度で済んでいます。

水道光熱費

台湾の水道、ガス、電気の料金は日本の3分の1程度。

私の場合、1か月の水道料金が100元(360円程度)、ガス料金が150元(540円程度)、電気料金が200元(720円程度)です。

水道光熱費の1か月平均が1620円なので、1年間だと19,440円になります。

通信費

わたしは4G回線使い放題499元(1,800円程度)のプランで契約しています。1年間の通信費は21,600円程度です。

家のパソコンもスマホも無制限で使えます。通信速度も安定しており、日本と同じ感覚でネットが使えます。

食費

台湾は物価が年々上昇しており、意外と食費がかかります。

私の場合1日あたり1,000円、1か月で30,000円程度が食費としてかかっています。夜市で1食300円程度、日本食レストランの場合、1食1,000円程度が相場。自炊をすることもありますが、1食300円程度のコストがかかっています。

学費

学生ビザで台湾に入国する場合、台湾の大学または大学付属の語学センターへの入学が必要です。

語学センターの学費は3か月(1学期)で10万円程度が相場。1か月あたり3万円程度の学費がかかります。

雑費

ベッド、カーテン、シャンプー、トイレットペーパー、歯磨き粉などの購入費用が10万円程度かかりました。

台湾の賃貸物件は家具家電付きのところが多いですが、すべての家具が揃っているわけではありません。わたしの家の場合、冷蔵庫、洗濯機、テレビは備え付けられていましたが、ベッド、カーテンはなかったので、自分で購入しました。

健康保険代

慣れない海外生活で病気になったり、けがを負ってしまうこともあります。

私は1年間に7回ほど病院で診察を受け薬を処方してもらいましたが、かかった費用は0円。海外旅行保険付きのクレカで補償が受けられたからです。

海外旅行保険付きのクレジットカードがあれば、台湾でかかった病気やケガは無料で治療が受けられます。

クレジットカードは複数作る

病気やケガのリスクに備えて、海外旅行保険付きのクレジットカードを複数もっておくことが大事です。クレカの補償額(けが、病気)は合算できます。

エポスカード(疾病治療費用270万)楽天カード(疾病治療費用200万)は年会費無料のカードで補償が充実しているので、持っていない方は移住前に必ず作っておきましょう。

この2つのカードを持っておくだけで、疾病治療費用が470万も補償されます。

【結論】年間150万円で台湾に住める

海外移住費用

150万円の貯金があれば1年間は過ごせます。年金などの定期収入が年間150万円以上ある場合も、金額的には台湾移住が可能です。

ただし前述の通り、病気やケガなどの予期しない出来事があるので、クレジットカードは複数枚用意しておいてください。

特に年金受給世代の方は、病気やケガのリスクが高いため、補償額を増やしておくことが大切です。

台湾移住中の仕事の探し方

貯金や年金収入がない場合は、台湾で働いて稼ぐ必要があります。

台湾で働くための方法をいくつか紹介していきます。

ワーホリビザで働く

台湾と日本はワーホリ協定を結んでいるため、ワーホリビザを取得すれば1年間働くことができます。

ワーホリビザとは、30歳以下の方が申請することで取得できるビザ。ワーホリで働ける仕事に制限はなく、どんな仕事についても大丈夫です。

中国語がビジネスレベルでできる方や、何らかの特殊技能がある方はすぐに仕事を見つけることができます。

日本語しか話せない方でも、日系の飲食店や日本語教師として働くことが可能です。台湾は日本語学習者が多く、日本語教師の需要が高く仕事はたくさんあります。

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駐在員として働く

駐在員として台湾に来るのが1番おすすめの方法です。なぜなら、現地採用と比べ給料が違ってくるからです。

会社によって異なりますが、日本での給料と台湾での現地手当あわせて50万程度もらっておられる方がいらっしゃいます。

台湾の最低月給が8万円程度なので、現地採用と比較すると約7倍も給料に差が出てしまいます。わたしの知り合いで現地採用で日系企業で働いておられる方がいますが、日本採用の方との給料の違いに不満を漏らしていました。

仕事の内容は一緒なのに、給料は日本採用(駐在員)の方が圧倒的に高いです。

転職エージェントを活用

駐在員採用は、転職エージェントで出ていることがあります。自分のスキルや希望条件を登録しておけばスカウトがくることもあるので、無料会員登録をしておくと駐在員採用の可能性が高まります

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