台湾の麻雀と日本の麻雀はルールが違います。
台湾麻雀の方が日本に比べて制限が少なく、日本の麻雀に比べると簡単で分かりやすいです。
台湾の夜市には麻雀ルールを知らない人でも遊べる、麻雀みたいなゲームもありますよ。
台湾麻雀のルール

台湾でも麻雀は人気があり、友達や家族で集まったときに遊ぶことが多いです。
台湾と日本の麻雀ルールの代表的な違いは、サイコロを3つ使うこと、手牌を16枚使うことです。
※日本ではサイコロ2つ、手牌14枚。
日本は136枚の麻雀牌ですが、台湾は8枚の花牌も使うので合計144枚の麻雀牌を使います。
基本的な流れは日本の麻雀と同じで、16枚の手牌を17枚(1雀頭と5面子)にするとあがりです。
日本の麻雀と比べると作る面子が1つ増えます。
一翻縛りがないので、鳴いても(役を作らなくても)あがれます。
ドラはなく、フリテンでもあがれることも特徴的です。
麻雀初心者にとって、フリテンがないのはわかりやすくてよいですね。
フリテンとは自分が捨てた牌に、アガリとなる牌があるとロンができないというルールです。
台湾麻雀ではフリテンがないためか、捨て牌を雀卓の中央の河に適当に捨てていきます。
麻雀牌も日本のよりひとまわり大きく、つかみやすいですね。
台湾麻雀はアプリを使えば日本でもできます

台湾麻雀は日本でも体験できるので、実際にやってみると違いがよくわかります。
いちばんお手軽なのは、神來也麻將というアプリをダウンロードすることです。
台湾麻雀のゲームを日本に居ながら手軽に楽しむことができます。
このアプリは台湾ではとても有名で、500万回以上ダウンロードされています。
日本からもダウンロード可能ですが、日本語訳はありません。
アプリ上では、台湾の人たちとオンライン対戦ができて楽しいですよ。
わたしも実際にやってみましたが、とてもシンプルな操作性で快適に対戦することができました。
正直いうと日本の麻雀ルールを知っている人でも、最初のうちはルールの違いに戸惑うはずです。
フリテンなし、役を作らなくてもOKだということを考えると、戦略も変わってくるでしょう。
夜市でみかける台湾麻雀のやり方

日本人観光客にも人気の士林夜市には、台湾麻雀のお店がたくさんあります。
夜市の台湾麻雀は四人一組の対戦型ではなく、ひとりでできる簡単な遊びです。
雀荘で見かける本格的な麻雀とは違って、絵柄を合わせて列をそろえるだけの簡単なルールです。
麻雀牌を利用したビンゴゲームだと考えると分かりやすいと思います。

裏返しになった麻雀牌が36牌用意されていて、そこから15牌ずつ選びます。
マス(5×6)に描かれているのと同じ麻雀牌を置いていき、ビンゴになったら景品ゲットです。
ビンゴの数によって景品も変わります。
なお、お店によって麻雀牌の選び方や景品獲得条件には違いがあります。
ルールはビンゴと同じなので、麻雀未経験者も気軽に遊べますよ。
景品についてはおもちゃやぬいぐるみが多く、とくに台湾お土産にできるものはありません。
100元(約450円)で3~5回ほどの値段で、台湾麻雀ビンゴに挑戦できます。