台湾の水道水は飲料水の基準を満たしています。
しかし台湾で水道水を直接飲む人はあまりいません。
おなかを壊しやすい人は市販の水を買うのが無難です。
台湾の水道水は飲める
冒頭で記述したように台湾の水道水は飲料水の基準を満たしています。
そのため、水道水を飲んでも問題ないとされています。
実際に私も台湾の水道水を料理に使ったり、飲んだりすることがありますが大丈夫です。
台湾のキッチンには浄水器が設置されています。※建物による
配管に浄水器(フィルター交換式)を接続し、浄化された水道水を料理に使えるようになっているんです。
ホテルの場合は浄水器が設置されていることはあまりありません。
ホテルの水道水について気になる方は、宿泊予定先のホテルに問い合わせてみてください。
台湾の水道水を飲む人が少ない3つの理由
台湾の水道水は飲料水の基準を満たしているものの、直接水道水を飲む方は少ないです。
主な理由は3つあります。
貯水タンクが清潔でないことがある
浄水場で作られた水道水は配水管を通り、住宅やマンションの貯水タンクに貯められます。
貯水タンクから住宅やマンション内の水道管を通して、各家庭に水道水が供給される仕組みです。
建物の貯水タンクを管理するのは水道局ではありません。
建物を管理する側が清掃やメンテナンスを行う必要がありますが、メンテナンスが十分でないケースもあるようです。
水道管の老朽化していることがある
台湾には古い住宅やマンションが多く、水道管が老朽化しているケースも。
せっかく綺麗にされた水道水も、老朽化している水道管を通ったら汚れてしまう可能性もありますよね。
新しい住宅やホテルなら、水道管の老朽化に起因する問題は考えにくいです。
給水機を設置しているところが多い
台湾のマンションやホテルでは給水機を設置しているところがあります。
駅や学校などでも給水機を見かけることが多いです。
ほとんどの給水機は無料で使うことができ、水だけでなくお湯が出るところもあります。
無料で水が汲める場所が多いこともあって、水道水を直接飲む方が少ないのでしょう。
台湾の方は日本の自動販売機の多さに驚くそうですが、日本人観光客が台湾に行くと給水機の多さにびっくりするはずです。
台湾の水道水で歯磨きやうがいはできるか
台湾の水道水で歯磨きやうがいができるのか?気になると思います。
わたしは、実際に水道水で歯磨きやうがいをしていますが問題ないです。
そもそも飲料水の基準を満たしているので、うがい程度なら気にしなくても良いと思います。
ただ先ほど書いたように貯水タンクのメンテナンスが行き届いていなかったり、水道管が老朽化していることもあるので、心配な方はうがい用のお水を調達してくるのもありです。
マイボトルを持参して給水機からお水をくんだり、ホテルのお水を利用したり、コンビニやスーパーで買ってきたするのも良いでしょう。
ペットボトルのお水はコンビニだと90円くらいです。
円安物価高もあって、日本とそんなにかわりません。
ホテル備え付けのポットで煮沸してから使うのも良いかもしれません。