台湾で使われている通貨(紙幣・硬貨)の種類や単位

台湾の通貨単位は台湾ドル(台湾元)です。

ニュー台湾ドル(新台幣)とも呼ばれており、TWD、NT$、NTDと表記されます。

色々と呼び方があってややこしいのですが、どれも台湾の通貨を表しています。

台湾の通貨

台湾の通貨

台湾の現行通貨である台湾ドル(台湾元)は1949年より発行されています。

紙幣は100元、200元、500元、1000元、2000元の5種類です。

200元札と2000元札はほとんど見かけることがありません。

日本円から台湾元への両替時にも渡されることはなく、日本の2000円札と同じくらいレア。

硬貨は1元、5元、10元、20元、50元の5種類です。

20元硬貨を見かけることはほとんどありません。

現在のレートは1台湾ドル(台湾元)4.6円ぐらいです。

両替にかかる手数料を考慮すると、台湾ドル×5が日本円の目安になります。

たとえば1元は5円、1000元は5000円です。

今後レートの変動によって変わることもあるので、台湾旅行前に確認してください。

ちなみに2019年ごろは1台湾ドル(台湾元)3.6円ぐらいでした。

関連記事

台湾は経済発展に伴い、物価が年々上昇しています。物価上昇に加え円安もあり、かつてのような格安旅行はできなくなりました。2024年3月現在、台湾の物価は日本と比較しても安くありません。台湾の物価を知って現地で使う予算[…]

台湾の街並みから物価を知る
関連記事

台湾の水道水は飲料水の基準を満たしています。しかし台湾で水道水を直接飲む人はあまりいません。おなかを壊しやすい人は市販の水を買うのが無難です。台湾の水道水は飲める冒頭で記述したように台湾の水道水は飲[…]

台湾の水道水

台湾の紙幣

台湾ドル

こちらが台湾の紙幣です。

中華民国 中央銀行が発行しています。

100元札、200元札、500元札、1000元札、2000元札はそれぞれカラーが異なるのが特徴です。

このうち空港の両替所でもらうことが多いのは、1000元札、500元札、100元札の3つ。

数字が大きくデザインされているので、日本人の方でもわかりやすいと思います。

お店の人が値段を口頭で伝えるときは、一百(イーバイ)、ニ百(リャンバイ)、五百(ウーバイ)、一千(イーチエン)、兩千(リャンチエン)のように数字だけを言うことが多いです。

より丁寧に言うときは、数字の後ろに塊(カイ)をつけることもあります。

麻雀をよくされる方は数字を聞き取れると思いますよ(笑)

関連記事

台湾の麻雀と日本の麻雀はルールが違います。台湾麻雀の方が日本に比べて制限が少なく、日本の麻雀に比べると簡単で分かりやすいです。台湾の夜市には麻雀ルールを知らない人でも遊べる、麻雀みたいなゲームもありますよ。台湾麻雀[…]

麻雀

台湾の硬貨

こちらは台湾で流通している硬貨です。

1元硬貨、5元硬貨、10元硬貨、20元硬貨、50元硬貨があります。

20元硬貨はほとんど見かけることがありませんし、両替時にも渡されません。

台湾旅行で硬貨が余ってしまうことが多いので、金額を考えながら上手に使う必要があります。

硬貨のおすすめの使い方は、台湾で使えるICカード(悠遊卡や一卡通)にチャージすることです。

台北MRTの券売機では、紙幣だけでなく硬貨もチャージできます。

硬貨をまとめてICカードにチャージすれば、小銭が余ってしまうのを防げます。

余ってしまった硬貨はポケットチェンジで電子マネーに換金して賢く活用しましょう。

今後台湾旅行に行く予定があるなら、次回の旅行まで持っておくのもありです。

関連記事

台湾旅行で余った現地通貨は、空港にある両替所で日本円に戻せます。ただし、手数料が取られる場合もあるので注意が必要です。次回の台湾旅行に備えて保管しておくのもありだと思います。台湾の空港にある両替所台[…]

台湾旅行