台湾の自助餐を利用してみた。料金システムが難しくて泣いた

台湾には自助餐というものがあるのをご存じですか?

自助餐は好きな総菜を好きなだけ取るスタイルのお店。

はじめて利用したときは料金システムが難しくて泣きました。

自助餐はどんなシステム?

台湾式ビュッフェと称される自助餐は、店内に陳列された料理を自分でお皿に取るシステムです。

お皿は基本的に紙タイプになっています。

自助餐は食べ放題のバイキングとは異なり、取った料理の種類や量によって値段が変わります。

わたしがはじめて行った自助餐は、観光客がほとんど来ないローカルな場所にありました。

台湾の友人と一緒に行き、料理をいくつか選んでお皿に載せてお会計をします。

店員さんは目視で料理を確認し、値段を口頭で伝えてきました。

中国語が分からないと値段もわからん…涙

日本だとなかなか見られない仕組みですよね。

パッとみてすぐに値段を言うので、本当にその値段であってる?と疑問に思いました。

ちなみにそのお店、ご飯は食べ放題でスープとお茶は飲み放題でした。

たくさんお惣菜をとっても100元ぐらいで、お腹いっぱい食べることができます。

自助餐は街中にもありますし、駅構内のフードコートにも出店していますよ。

フードコートにある自助餐では、お会計時に重さを計って値段を決めるところが多いです。

ローカルなところだと口頭で値段を言われますが、フードコートだと値段が表示されるところが多いので分かりやすいと思います。

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自助餐のお料理

自助餐で食べられる料理はお店ごとに特徴が異なります。

お肉料理が自慢のお店、お魚料理が自慢のお店、ご飯が食べ放題のお店など様々です。

気を付けたいのが素食自助餐。

素食自助餐には肉・魚料理は一切ありません。

ベジタリアン向けのお店なので、すべての料理に野菜しか使っていないんですよ。

台湾にはベジタリアンの方が多いこともあって、素食自助餐がたくさんあります。

台湾の肉・魚料理が食べたかったら、素食と看板に書かれていないお店を選んだ方がよいです。

野菜料理も結構バリエーションに富んでいるので、素食もわたしは好きなのですが。

自助餐のお店を選ぶときには値段だけで決めず、Googleの評価とかも見た方が良いです。

値段が安くても、おいしくないお店には入りたくないですよね。

わたしは自助餐が好きなので何店舗か行っていますが、全体的に日本よりも味付けが薄く感じます。

逆に台湾の友達からは、日本の料理は辛すぎるとよく言われることが多いです。

備え付けの調味料を使って、味を調整するのもいいかもしれません。

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自助餐を利用するときの注意点

自助餐を利用するときはいくつか注意点があります。

1つ目が店員さんによる案内がないことです。

自助餐はすべてがセルフサービスになっているため、入店しても誰も見向きもしません(笑)

はじめてひとりで自助餐に入ったときには、私もかなりとまどいました。

お皿(紙製のお弁当箱タイプ)とトングを自分でとって、お料理を盛り付けていきます。

トングはお料理の近くに置いてあることも多いです。

お昼時は満席になっていることもあるので、店内で食べる場合は先に席を確保してください。

店員さんによる席の確保、案内がないので、自分で席を探します。

2つ目の注意点は食べ終わったら、自分で片づけることです。

お皿やお箸を回収スペースに持っていきます。

回収スペースはお店の外にあるところもあり、残飯と分ける必要があります。

自助餐にはじめて入るときは勇気がいりますが、実際に入ってみると結構楽しいです。

色んな台湾料理が楽しめますし、お値段も安いところがたくさんあります。

台湾旅行に行かれた際はぜひ利用してみてください。