台湾旅行を計画する段階で気になるのが、気候。
台湾旅行にいくなら、ベストなシーズンに行きたいですよね。
今回は台湾在住約1年の筆者が、どのシーズンがベストなのか、季節ごとに気をつけることはあるかをご紹介します。
台湾のベストシーズンは春と秋
不思議に思われるかもしれませんが、台湾のベストシーズンは日本とほぼ同じなんです。
日本の春に当たる3月~5月、秋に当たる10月~11月が台湾のベストシーズンです。
わたしは実際にこの時期の台湾を体感していますが、日本の春と秋のような過ごしやすさがあります。
春と秋は雨が降ることが少なく、予定を立てやすいです。
気温もちょうどいいので、体調管理もしやすいといえます。
台湾(台北)は日本(石垣島)と300キロしか離れていない
台湾の位置を把握しておく、気候をイメージしやすいです。
台湾は石垣島から西に300キロのところにあります。
とても近いんです!
天気がいい日には、台湾の海沿いにある宜蘭(イーラン)市の海岸から、石垣島が見えます。
沖縄と気候は同じ
沖縄本島とも近く、気候は沖縄そのもの。
夏は暑く、雨の日が多いです。
冬になっても、ダウンジャケットが必要なほど寒くはなりません。
台湾の春(3月~5月)は気候が安定している
3月~5月は気温が安定しています。
台湾中央気象庁が提供しているデータによると、3月~5月は最低気温が15℃程度、最高気温も25℃程度。
暑くもなく寒くもないので、過ごしやすいです。
台湾の夏(6月~9月)は雨の日が多い
台湾の夏は少し長め。
6月~9月ごろまで日差しが厳しく、気温が高い日が続きます。
日本の梅雨のような状態が長く続くので、この時期に台湾旅行をするなら折り畳み傘が必須です。
そして何より注意しないといけないのが、台風です。
台湾は沖縄同様、台風の上陸数が多いんです。
台風シーズンに当たる6月~9月に旅行を計画する場合、台風情報を常にチェックしておくことが大切。
大型の台風がこれば、当然飛行機は飛びません。せっかく計画した旅行を中止せざるおえなくなります。
台湾の秋(10月~11月)は降水量が少ない
10月に入ると台風も上陸しなくなり、降水確率も下がります。
天気の変わりやすい山間部では雨が降ることも多いですが、台北市内ではほとんど雨が降りません。
観光に適した時期といえます。
台湾名物のマンゴーかき氷、パイナップル、ドラゴンフルーツなども食べれます。
台湾の冬(12月~2月)は割と過ごしやすい
台湾のベストシーズンは、春(3~4月)と秋(10~11月)ですが、冬(12月~2月)も気候は割と安定しています。
台風が上陸することがなく、気温が下がることも少ないため、観光しやすいです。
冬がベストシーズンでない理由
なぜ、冬をベストシーズンに選ばなかったかというと、南国ならではの食事を楽しめない可能性があるから。
台湾の果物の旬は、主に春から秋(3月~11月)にかけてです。
この時期には、鮮度のよい果物が出回ります。
特にマンゴーは、10月を過ぎるとスーパーやかき氷屋から姿を消します。
冬(12月~2月)でも食べることができるお店もあるのですが、冷凍されたマンゴーを使うため、正直あまりおいしくないことが多いです。
台湾旅行が安いシーズン
台湾旅行の費用を安く済ませたい場合、おすすめなのは冬です。
特に旧正月(春節)が終わった後の、2月は安く行ける可能性が高くなります。
台湾の旧正月は、旧暦の1月1日。
旧暦の1月1日は毎年変わります。
2020年の場合、1月25日が1年の始まり。
1月23日~29日の1週間がお休みになります。
この時期はたくさんの台湾人が海外旅行に行くため、航空券の価格が高いです。
旧正月が終わった直後は航空券やホテルなどが安くなる傾向にあるため、この時期に台湾旅行をすることをおすすめします。
長期連休に行くなら、3か月前に予約する
土日祝日や春休み、夏休み、ゴールデンウイークは、平日に比べて航空券の値段が高くなります。
でも、仕事の関係でどうしてもこの日程しか行ける日がない
という方も多いと思います。
その場合、最安で航空券をとる方法はひとつだけです。
それは、3か月前に予約をすること。
Youtubeのフォロワーが178万人いる、メンタリストDAIGOさんによると、実際の旅行日の3か月前に航空券を予約すれば1番お得とのこと。
航空券の価格推移グラフをもとに導き出した結論なので、信ぴょう性が高いです。
実際にわたしもこの方法を使って、日本と台湾の往復航空券を11,000円で取ることができました。
個人旅行を計画されている方は、ぜひ試してみてください。