台湾在住のてつです。台湾グルメを毎日食べています。
台湾旅行にこられた方と話す機会が多いのですが、おいしいものが食べられると期待して台湾にきたものの、実際はまずかったという意見をよく聞きます。
今回は台湾の食べ物がまずいと思ってしまう理由と、おいしい台湾グルメを食べるコツについてご紹介したいと思います。
台湾の食べ物がまずいと感じる理由

台湾旅行で食べ物がまずいと感じてしまう理由は、下調べをせずにお店を選んでしまうから。
前もって下調べをしていれば、おいしい食べ物を食べれます。
逆に言えば、適当にお店に入ると全くおいしくない場合も多いです。
まずいお店を見分ける方法
日本にもおいしいお店とまずいお店があるように、台湾にもおいしいお店とまずいお店が存在しています。
特に下調べをせずに食べるものを選んでしまうと、はずれを引いてしまう可能性が高いです。
夜市には脂っぽいだけでおいしくない食べ物も多いです。
夜市でまずい料理を見分ける方法は簡単。
地元(台湾人)のひとが並んでいるかいないか。
ほとんどお客さんがいないお店は、まずい店である確率が高いです。
インスタ映えを狙いすぎた料理はまずい
最近はインスタで台湾グルメを検索して、そのお店に行かれる方が多いです。
インスタグラムの場合、撮った写真は編集することができます。
そのため、実際にお店に行ってあれ?となってしまう場合が多いです。
見た目もそれほど豪華ではなく、味もあまりおいしくなかったといわれる方が多いのはこのためです。
地元のグルメ通の方いわく、一見汚く見えるお店ほどおいしいところが多いそう。
そもそも台湾の食べ物は味付けが薄い

台湾人の味覚と日本人の味覚は異なります。
台湾の方は薄味を好む傾向にあるため、台湾の食べ物も薄味のものが多いです。
台湾人の友人曰く、日本のラーメンは辛すぎて食べられないとのこと。
実際に台湾人が経営しているラーメン屋に行くと、とんでもなく薄味のラーメンが出てきます。
でも台湾人からしたら、そっちの方がおいしく感じるそうです。
とくに味がうすくてまずいと感じるのはスープ系の食べ物。
ほぼ水じゃないかと思うくらい薄く、日本人の感覚からするとまずいと感じると思います。
スープ系のものを頼むときは注意が必要です。
台湾スイーツは甘すぎる

日本で話題のタピオカジュースやマンゴーかき氷など、台湾はスイーツの宝庫です。
台湾スイーツは、スープ系の台湾料理に比べると当たりはずれは少ないです。
ただし、注意が必要な点があります。
それは、台湾のスイーツは甘すぎるということです。
台湾スイーツの甘さは尋常ではありません。
タピオカやマンゴー自体に甘みがすでにあるにもかかわらず、さらに砂糖を添加します。
最近は健康志向もあり砂糖の量を選べるスイーツ店も多いのですが、甘めの味付けのお店が大多数を占める現状があります。
台湾のドリンクは無糖でも甘い
タピオカやフルーツドリンクは、注文時に甘さを選ぶことができます。
中国語が分からず、正常糖というものを選んでしまうと大変です。
正常糖は砂糖をマックスに入れるという意味。
砂糖の塊を7つほど入れますので、甘すぎて飲めないです。
甘いものがまずく感じることはなかなかないですが、正常糖にしてしまうと気持ち悪くなります。
微糖(3割程度の甘さ)や半糖(5割程度の甘さ)でも十分だと思います。
フルーツ系のドリンクの場合、もともとフルーツの甘みがあるため無糖でも甘さを感じます。
台湾でおいしい食べ物を食べる方法
台湾は食べ物がおいしいと聞いていたのに、実際はおいしくなかったといわれる方を大勢見てきました。
何人かに話を聞いてみると、ガイドブックを買っただけで特に食べるものを決めていなかった人が多かったです。
この方法だとまずい食べ物に当たってしまっても仕方がないと思います。
下調べをせずに台湾に来てしまった場合は、行列ができているお店に入るのも一つの手です。