三峽老街は、日本統治時代の建物が残っている観光スポットです。
全長約200メートルに渡る街並みを見ていると、どこか懐かしい気持ちになります。
三峽老街名物の金牛角クロワッサン、古いレコードがある甘味処など、観光スポットをご紹介します。
三峽老街の行き方
![三峽老街](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
三峽老街の行き方は、大きく分けて2つあります。
おすすめは鶯歌駅を経由していく方法です。
この方法であれば、有名な観光スポットである鶯歌老街にもアクセスできます。
アクセス方法1
三峽老街には、台湾鉄道を利用してアクセスできます。
台湾鉄道台北駅から乗車し、鶯歌駅で下車します。
所要時間は区間快速で21分、料金は31元(約120円)。
鶯歌駅バスターミナルから702番、981番、5001番、5005番いずれかのバスに乗車。
三峡国中駅で下車し、徒歩5分ほどで三峽老街の中心に到着します。
バスの乗車時間は15分程度です。
鶯歌駅からタクシー利用でも問題ありません。
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アクセス方法2
台北駅からMRT板南線に乗車し、終点の頂埔駅で下車します。
所要時間は約23分、料金は35元(約130円)です。
頂埔駅バスターミナルから台北客運の706番バスに乗り換えます。
706番バスは10~20分に1本程度あり、利用しやすいです。
※本数は少ないですが、812番バスでもアクセスできます。
三峽老街駅で下車し、徒歩5分ほどでメインストリートに到着です。
頂埔駅から三峽老街駅までの所要時間は約20分。
三峽老街の金牛角クロワッサン
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三峽老街の名物は金牛角クロワッサンです。
金牛角クロワッサンの名前の由来は、クロワッサンが牛の角をしているからです。
クロワッサンの左右の端っこが、角のように巻いています。
金牛角クロワッサンを販売しているお店は数店舗ありました。
金牛角クロワッサンソフトクリームを販売するお店もありましたよ。
上記の写真からもわかる通り、アイスクリームコーンの部分が金牛角クロワッサンになっています。
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わたしが利用したのは、康喜軒金牛角というお店です。
三峽老街周辺に複数店舗を構えており、探さなくても見つけることができました。
実際に購入した商品は、9號紅豆(あずき味)の角パンです。
こちらは1個25元(約100円)になります。
袋には日本語表記があるので、わかりやすいですね。
お店に行ったときは試食をさせてもらうことができました。
9號紅豆(あずき味)以外にも、黑糖麻糬(黒糖餅味)、パイナップル味、チョコレート味などがあります。
お値段は22~35元となっており、ひとつからでも購入可能です。
三峽老街の駄菓子屋さん
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三峽老街には、日本人にとって懐かしい駄菓子屋さん「童年時光(林茂興染坊)」があります。
昭和によく見かけたタイプのお店で、日本関連の商品も取り扱っていました。
日本統治時代の名残を残しているので、台湾に来ているのに昭和にタイムスリップしたかのような感じです。
日本では購入できない、台湾の昔の駄菓子も売っていますね。
釋迦頭(シャカトウ)やパイナップル、パッションフルーツを使った棒アイスも売っていました。
お子様連れでぜひ訪れてほしいお店です。
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日本の駄菓子屋でよく見かけた「たばこ」や「味の素」といった看板を掲げたお店もあります。
店頭に飾られている黄色いロボットが目印です。
懐かしのおもちゃや駄菓子、ポストカードが販売されました。
台湾お土産の定番「漁師網バッグ」や、台湾の小学校宿題ノート「國語作業簿」も売っています。
台湾お土産にできる小物が数多く取り揃えてあるので、一度足を運んでみてくださいね。
三峽老街の食事処【月里嬤的店】
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阿宗芋冰城の向かい側にあるのが、月里嬤的店です。
月里嬤的店は台湾料理のお店。
臭豆腐や甜不辣、魯肉飯(ルーローファン)、焢肉飯(コンローファン)を注文できます。
台湾に来たら絶対食べたい料理ばかりですね。
わたしが三峽老街を訪れたのは平日でしたが、たくさんのお客さんでにぎわっていました。
三峽老街で人気のお店のようで、ウーバーイーツにも加盟しています。
三峽老街の甘味処【阿宗芋冰城】
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三峽老街の端にある「阿宗芋冰城」は、豆花の専門店です。
豆花(ドゥファー)とは、豆乳をゼリー状に固めた台湾スイーツ。
杏仁豆腐に近い食感ですね。
店内にはテレサテンのレコード写真や、昔のポスターなどが飾られています。
日本統治時代に創業した台湾の飲料メーカー「黒松」のオブジェなどもありました。
こちらも昭和時代を彷彿とさせる店内で、なんだか落ち着きます。
三峽老街の石鹸専門店「茶山房」
三峽老街には無添加せっけんにこだわった石鹸専門店「茶山房」があります。
1957年に三峽で創業した老舗で、半世紀以上の歴史を誇る名店。
三峽には茶山房の本店と、工場見学可能な「台湾三峡石けん文化体験館店」があります。
日本人ファンも多く、台湾石鹸をお土産として購入する方もおられますね。
台湾石鹸で知名度が高い阿原(YUAN)に比べて値段が安く、コスパが高いのが特徴です。