芋圓は台湾の九份名物のスイーツです。
台湾を代表する人気グルメであり、たくさんの人気店があります。
今回は台湾在住者がおすすめする芋圓、自宅で手軽に作れるレシピを合わせてご紹介します。
芋圓とは
芋圓は台湾を代表するデザートで、九份がある瑞芳が発祥地として知られています。
瑞芳駅徒歩3分のところにある、保雲芋圓が創始店として台湾メディアにも紹介されていますね。
1946年に創業した保雲芋圓は、60年以上変わらぬ味の芋圓を提供し続けています。
芋圓は、タロイモを使って作られたお団子が入ったスイーツです。
上記の写真手前に見えている黄色、オレンジ、紫色の団子状のものが芋圓になります。
芋圓は台湾スイーツの「豆花」、「台湾かき氷」などに入っていることが多いです。
単体で食べられることもありますが、スイーツのトッピングとして注文できるお店が多い印象があります。
芋圓の人気店「阿柑姨芋圓」
阿柑姨芋圓は、九份にある芋圓専門店です。
食べ歩きもできる使い捨てカップに、色とりどりの芋圓がたくさん入っています。
イートインコーナーからは、海が一望できますよ。
私も実際に阿柑姨芋圓で芋圓を食べましたが、もちもちした食感で日本にはない味わいでした。
サツマイモのほくほく感と、白玉団子のもっちり感が合わさった感じです。
九份はたくさんの芋圓専門店がありますが、ここに行っておけば間違いないでしょう。
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芋圓レシピ
台湾に行くことがなかなか難しい方でも、自宅で簡単にできる芋圓レシピをご紹介します。
日本のレシピサイトにあるものではなく、芋圓の本場台湾で人気のレシピをまとめました。
これを見れば、本格的な芋圓を作れること間違いなしです。
芋圓の材料
芋圓の材料
・タロイモ 300g
・砂糖 30g
・タピオカスターチ 120g
・片栗粉 50g
タロイモが手に入らない場合、さつまいもを代わりに使うこともできます。
さつまいもは糖度が高いので、砂糖は少なめでOK。
甘いのが苦手な方は、なしでも問題ないでしょう。
台湾のスイーツはかなり甘いので、台湾版のレシピだとかなり甘く仕上がります。
台湾では大同電鍋と呼ばれる調理器具で、芋圓が作るのが一般的です。
日本でも購入できるので、台湾料理をこれから作っていきたい方におすすめします。
【関連記事】大同電鍋は台湾でいちばん売れている万能調理機器。日本で買える場所
芋圓の調理手順
1.タロイモ300gを細かく切り、ミキサーにかける。
2.大同電鍋の外鍋に水を300ml入れ、内鍋にタロイモを入れて蒸し上げる。
3.蒸したタロイモに砂糖30gを加えて混ぜ合わせる。
4.そこにタピオカスターチ120gを加え、混ぜ合わせてこねる。
5.まとまりが出てきたら、ひとくちサイズにカットしていく。
6.カットした生地に片栗粉をまぶす。
7.沸騰したお湯に生地を入れ、3分ほど湯煎する。
8.ゆであがったらお皿にあげ、盛り付けたら完成です。
お好みで黒糖やシロップをかけたり、かき氷やフルーツと合わせるのもありです。
特にタロイモ入りのかき氷は台湾では定番ですよ。
今回ご紹介したレシピは台湾の伝統的な作り方になります。
本場の味を楽しみたい方はぜひチャレンジしてみてください。