台湾の猫空ロープウェイは30分の空中散歩を360円で楽しめるスポット。
猫空ロープウェイからは台北の街並みが一望できます。
昼は絶景、夜は夜景を楽しめる最高の観光地です。
猫空はお茶の産地でもあり、お茶の試飲も無料で楽しめます。
- 1 猫空ロープウェイ駅への行き方
- 2 猫空ロープウェイには4つの駅がある
- 3 猫空ロープウェイチケットの購入方法
- 4 ICカードで猫空ロープウェイ料金を支払う
- 5 券売機で猫空ロープウェイチケットを購入する
- 6 窓口で猫空ロープウェイチケットを購入する
- 7 猫空ロープウェイの料金
- 8 クリスタルキャビンは10台に1台
- 9 猫空ロープウェイが空いている曜日と時間帯
- 10 平日早朝の時間帯は空いている
- 11 復路は9~13時、17時~18時が空いている
- 12 猫空駅前にあるカフェで休憩
- 13 猫空でハイキングを楽しむ
- 14 銀河洞に向かうハイキングコース
- 15 指南宮駅に向かうハイキングコース
- 16 台北市鉄観音包種茶研発推広中心
- 17 健康亭で休憩
- 18 猫空は鉄観音茶が有名
- 19 指南宮駅近くのお茶屋さん
- 20 猫空壺穴のつり橋を渡る
- 21 猫空観光にはレンタルWiFiが必須
猫空ロープウェイ駅への行き方
![猫空ロープウェイの動物園駅](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
台北駅から猫空ロープウェイ駅には、台北MRT(地下鉄)利用がおすすめです。
猫空ロープウェイ駅は台北MRT文湖線「動物園駅」が最寄り駅になります。
台北駅からは約26分で到着です。
動物園駅は、台北市立動物園の最寄り駅にもなっています。
アジアNO.1の規模を誇り、パンダやコアラに会える台北市立動物園へもあわせていかれることをおすすめします。
台北市立動物園は、アジア最大規模の動物園です。台北市立動物園では2020年にパンダの赤ちゃんが生まれて、大きな注目を集めました。日本からの観光客も訪れる人気観光スポットです。台北駅から台北市立動物園への行き方[…]
MRT動物園駅に到着したら、案内表示に従って猫空ロープウェイ駅方面に進みます。
駅から目視でロープウェイ駅を確認できるので迷う心配はありません。
MRT駅から徒歩10分くらいでロープウェイ駅に到着します。
猫空ロープウェイには4つの駅がある
![猫空ロープウェイから見える景色](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
動物園駅と猫空を結ぶ猫空ロープウェイは、全長4.03kmもある長いロープウェイです。
始発駅から終点駅(山頂)までは30分ほどかかります。
猫空ロープウェイは動物園駅から山頂の猫空駅までに4つの駅があり、どこの駅でも乗り降りが可能です。
①動物園駅
②動物園南駅
③指南宮駅
④猫空駅
台北市立動物園には、①動物園駅と②動物園南駅からアクセスできます。
動物園駅からは徒歩5分、動物園南駅からは専用シャトルバスで10分です。
③指南宮駅と④猫空駅間はハイキングコースになっており、徒歩で移動が可能です。
1時間30分ほどのコースになります。
指南宮駅で降車し、猫空駅を目指す行き方がベストです。
体力に自信のあるかたはぜひチャレンジしてみてください。
ハイキングコースには絶景ポイントがいくつかあります。
猫空には猫がたくさんいるわけではない
猫空は山頂にある集落の名称です。
よく間違われるのですが、猫がたくさんいるわけではありません(笑)
猫がたくさんいることで有名な猫村は、違う場所にあります。
台湾の猫村はCNNの調査で世界6大猫スポットに選ばれた、猫好きにはたまらない場所です。アクセスしにくい場所にある、猫村の行き方と観光スポットをまとめました。猫カフェでのんびりと楽しむのもいいですし、廃墟巡りをしても楽しいで[…]
猫村はお茶の産地としても有名で、お茶屋さんもたくさんあります。
ほどよいウォーキングを楽しんだ後、猫空周辺にお茶屋さんで休憩するのが台湾流の楽しみ方です。
猫空ロープウェイチケットの購入方法
![猫空](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
猫空ロープウェイのチケットは券売機で購入する方法、窓口で購入する方法、ICカードで支払う方法の3つがあります。
いちばんお得になるのはICカードで購入する方法です。
乗り継ぎ割引やICカード割引があります。
それぞれの購入方法を解説します。
ICカードで猫空ロープウェイ料金を支払う
猫空ロープウェイの乗車賃は、ICカードで支払うのが一番便利でお得になります。
台湾では悠遊カードやiPassなどの交通系ICカードで支払いができます。
これらのカードがコンビニで購入できるので、事前に購入を済ませておきましょう。
駅やコンビニで事前にチャージしておき、猫空ロープウェイの改札にかざすだけです。
券売機で猫空ロープウェイチケットを購入する
猫空ロープウェイ駅の券売機は日本語での購入手順が書かれています。
券売機での購入の流れは、お金を入れ、行きたい駅の金額と枚数を押すだけです。
日本の券売機とシステムは同じです。
ICカードがなければ券売機でチケットを購入しましょう。
窓口で猫空ロープウェイチケットを購入する
猫空ロープウェイ駅窓口で購入する場合は、降りる駅を係員に告げて、購入枚数を指定する必要があります。
駅員と中国語で会話をしなければならないので、台湾旅行者にはハードルが高いです。
降りる駅名の伝え方がわからなければ、前もって駅名(猫空)を紙に書いて見せることができます。
猫空ロープウェイの料金
![猫空ロープウェイの改札](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
猫空ロープウェイの料金は、始発駅(動物園駅)から終点(猫空駅)まで120元(430円程度)です。
1駅乗車で70元、2駅乗車で100元、3駅乗車で120元になります。
料金表を作成してあるので、猫空観光時に参考にしてみてください。
猫空ロープウェイの料金表 | |||
猫空駅 | |||
指南宮駅 | 70元(約250円) | ||
動物園南駅 | 70元(約250円) | 100元(約360円) | |
動物園駅 | 70元(約250円) | 100元(約360円) | 120元(約430円) |
猫空ロープウェイ料金割引制度
猫空ロープウェイには割引制度もあります。
台湾のICカードで乗車をすれば20元引きです。
台北市立動物園に行った後に猫空ロープウェイに行った場合(ICカード払い限定)も、20元引きになります。
クリスタルキャビン(床がスケルトン)でも、普通のゴンドラでも料金は一緒)です。
日本のロープウェイの料金よりもかなり安いです。
猫空ロープウェイは、台北メトロが管理・運営しているので価格が抑えられています。
クリスタルキャビンは10台に1台
![猫空ロープウェイのクリスタルキャビン](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
景色を楽しんでもらうために、足元がスケルトンになっているゴンドラもあります。
よりスリルを楽しみたい方はそちらに乗ってみてもいいでしょう。
スケルトンのゴンドラ専用の列が設けられているので、そちらに並びます。
スケルトンのゴンドラは、10個に1個しかありません。
通常のゴンドラ(床が透けていない)にくらべて、待ち時間が長くなります。
猫空ロープウェイが空いている曜日と時間帯
![猫空ロープウェイからの景色](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
猫空ロープウェイは8人乗りです。
混雑時には知らない人と一緒に乗車する必要があります。
写真を撮るのも気を使いますし、座った席によっては台湾の街並みをみることができない場合もあります。
友達や家族だけでロープウェイに乗りたい場合、時間帯を調整すればOKです。
平日早朝の時間帯は空いている
猫空ロープウェイは月曜日から金曜日(平日)は比較的空いているので、家族や友達同士で乗車することが可能です。
特に平日の朝であればほぼ確実に家族、友達だけで乗ることができます。
土日の朝も比較的空いてはいますが、登山やハイキングを楽しまれる地元の方もいるので待ち時間が発生します。
土日祝日の利用者は平日の3倍
猫空ロープウェイの利用者数は平日で7000人程度、土日祝日は2万人程度です。
土日祝日は平日に比べ3倍の人手があります。
旅行日程の関係で土日祝日にしか猫空にいけない場合以外は、平日に行ったほうがゆっくり猫空観光ができます。
復路は9~13時、17時~18時が空いている
猫空駅(山頂)から動物園駅に戻るロープウェイは、9時~13時、17時~19時が空いています。
9時から13時の間は動物駅から猫空に向かう観光客が多いですが、猫空から動物園駅に行く観光客はほとんどいません。
午前中に猫空を来られる方はお昼ごはんを食べて帰られることが多く、14時から16時の間にロープウェイが込み合います。
19時以降は夜景観賞を終えて帰宅される方が増え、ロープウェイの待ち時間が長くなります。
猫空駅前にあるカフェで休憩
![猫空駅前のカフェで休憩する](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
猫空駅前には猫空茶屋というカフェがあります。
ここでは猫空で作られているお茶に限らず、台湾名産のお茶を楽しむことができます。
メニューは黒板に手書きで書かれていて、ベスト9までの商品が書かれています。
![猫空茶屋のメニュー](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
こちらのお店の方はわたしが日本人だと分かると、日本語を大学の時に勉強されたと話してくれました。
とても明るくて気さくな方でした。
わたしは2番人気の観音ミルクティーをいただきました。
![猫空茶屋の観音ミルクティー](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ストローがねじねじになっていてかわいかったです。
ミルクティーですがそこまで甘くなく、さらりと飲むことができました。
夏の暑い日には冷たいドリンクがよく出ますが、冬になるとあったかい飲み物が人気です。
猫空でハイキングを楽しむ
![猫空ハイキングマップ](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
猫空にはたくさんのハイキングコースがあります。
ここでは台湾旅行者でも気軽に散策できる2つのコースをご紹介します。
銀河洞に行くコースと指南宮駅に行くコースです。
猫空ロープウェイ駅前の道路を左側に進んでいくと銀河洞、右側に進んでいくと指南宮駅に行けます。
猫空駅から銀河洞までは1時間、指南宮までは1時間30分程度です。
ロープウェイ猫空駅にあるサービスセンターにマップがあるので、もらっておくと安心です。
銀河洞に向かうハイキングコース
![猫空のマップ](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
猫空駅から銀河洞までは1時間程度で行けます。
猫空駅前の道を左折し、歩いていきます。
最初に出てくる曲がり道に樟湖歩道と書かれた看板があるので、そちらに進みます。
かわいい猫が書かれた大きな看板なので、すぐに見つけられますよ。
![猫空の写真撮影スポット](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
登山道にある看板をみながら進んでいくと、銀河洞に到着です。
銀河洞は台湾のインスタグラマーに人気のフォトスポットで、たくさんの台湾人たちが訪れる人気観光地。
写真撮影をしている人がたくさんいます。
指南宮駅に向かうハイキングコース
![猫空のハイキングコース](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
指南宮駅に行く場合は猫空駅前の道を左折します。
左折して100メートルほど進むと、飲食店やお茶屋さんがあります。
このエリアは新しくできたお店もいくつかあり、猫空でいちばん活気がありました。
飲食店エリアを通り過ぎ10分ほど歩いたところに、台北市鉄観音包種茶研発推広中心があります。
台北市鉄観音包種茶研発推広中心
![猫空にあるお茶の博物館](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
台北市鉄観音包種茶研発推広中心は、無料で観覧が可能なお茶の資料館です。
資料館のなかには無料の休憩スペースもあり、猫空で作られた茶葉を使用した鉄観音茶の無料試飲できます。
資料館はとても広く2階建てです。
![猫空のお茶資料館](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
綺麗なトイレもあるので、登山道に入る前によって行きましょう。
こちらの資料館はお茶の製造に使われている製茶機や、製茶過程の展示もあり、お茶好きにとってはたまらないスポットです。
![猫空のお茶資料館](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
こちらは茶葉を中にいれて回転させ、葉と葉をこすり合わせることで発行を促進させる機械になります。
機械の説明は中国語と英語のみで日本語はありません。
日本で現在使用されているものと異なることが分かります。
健康亭で休憩
![猫空にあるハイキングコースの休憩所](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
台北市鉄観音包種茶研発推広中心を通り過ぎてしばらく歩くと、健康亭という名前の休憩スペースが見えてきます。
健康亭からは台北市内を見ることができました。
日差しが強いときの休憩にぴったりです。
猫空は鉄観音茶が有名
![猫空のハイキングコース](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
さらにハイキングコースを進んでいくと、山の斜面に沿った茶畑が見えてきます。
猫空で栽培されているお茶は、鉄観音という種類のお茶。
芳醇な香りと甘みが特徴で、苦みや渋みがほとんどありません。
苦みが強いお茶が苦手な方にも飲みやすいです。
指南宮駅近くのお茶屋さん
![猫空のお茶屋さん](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
指南宮駅に向かう登山道にはお茶屋さんも10軒ほどあります。
この辺りのお茶屋さんは一軒一軒が大きいです。
猫空駅周辺にあるお茶屋さんに比べ、登山道にあるお茶屋さんは自然に囲まれた中でゆったりとお茶を楽しむことができます。
邀月茶坊は猫空でも1、2を争う有名店で、日本人観光客も多い茶屋です。
![猫空にあるお茶屋さん](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
お店の中にも席がありますが、晴れていればテラス席利用がおすすめです。
テラス席からは、台北の街並みをみることができました。
都会の喧騒から離れて、風のせせらぎを感じながら飲むお茶は最高です。
猫空壺穴のつり橋を渡る
![猫空登山道](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
邀月茶坊を後にしてハイキングコースを進んでいくと、猫空壺穴という観光スポットがあります。
登山道にある標識に従って、壺穴平台と書いてある方向に進めば大丈夫です。
川のせせらぎが聞こえてきますよ。
上の標識がある地点から7分ほどで壺穴吊橋に到着です。
![猫空ハイキングコース](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
壺穴とは河川の水流によって岩が削られ、穴があく現象のことです。
猫空壺穴には人工的にくりぬかれたように見える岩がたくさんありますが、それはすべて自然が織りなす技なんです。
上記の写真にも丸い穴が複数あいた岩が映っています。
川幅3メートル程度の小さな川にかけられている壺穴吊橋は、綱引きの綱のようにより合わされた布でできています。
一度に渡れるのは3人までです。
この吊り橋を渡って20分ほど歩くと、指南宮駅に到着します。
猫空観光にはレンタルWiFiが必須
![猫空ハイキングマップ](https://taiwan-kanko.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ハイキング中にグーグルマップで道を確認したり、電話やメール、LINEをするには台湾でつながるレンタルWiFiが必要です。
いざというときのために、台湾でつながるレンタルWiFiを準備しておくと安心できます。
わたしが使用したことのあるWiFiで1番おすすめなのは「グローバルWiFi」です。
台湾での通信も安定しており、24時間365日問い合わせが可能なので、はじめての台湾旅行の方でも安心して使用できます。