台湾で行ってはいけない場所。注意するべき危ないところ

台湾に2年住んでいて、いろいろなところを旅行しました。

危険な目にあったことは1度もありませんが、行ってはいけない場所もあります。

龍山寺周辺は行ってはいけない

龍山寺周辺は治安が悪い場所といわれています。

龍山寺駅周辺にはヤクザや売春婦、ホームレスなどが集まっていることは周知の事実です

ただ、龍山寺は治安の悪い場所としてマークされているので、警察が常駐しており身の危険を感じることはありませんでした。

龍山寺駅には定期的に警察官が巡回しています。

女性一人旅などの場合は龍山寺に行く場合は、夜の遅い時間をさけ昼間に行くようにし、人通りの少ない裏路地に入らないようにする必要があります。

林森北路は行ってはいけない

台北市の林森北路は、日本でいう歌舞伎町のような繁華街

キャバクラやホストクラブが集まる夜の街です。

日本人駐在員をターゲットにした日系のお店も多く、日本人男性をよく見かける地域でもあります。

日本料理のお店や飲み屋も多いのですが、女子一人旅にはあまりおすすめできないエリアです。

夜間1人で歩くことは避けるのが無難です。

花蓮のタロコには行ってはいけない

世界中の旅行者に人気の観光地、花蓮は行ってはいけない場所です。

なぜなら、事故が頻繁に起きるからです。

花蓮ではそそり立つタロコ渓谷や断崖絶壁の遊歩道など、自然が織りなす絶景を見ることができますが、地震がよく起こる地域であり、落石によってけがをしたり死亡したりする人が出ている危険地帯

2018年には日本人旅行者が落石に遭い亡くなる事故も発生しています。

花蓮は人生で一度は行ってみたい観光地でありますが、自然が猛威を振るう場所なので、しっかりと安全対策をしたうえで観光を楽しみましょう

関連記事

台湾で絶景が見られるスポットと言えば、花蓮(かれん)です。台湾東部の都市、花蓮へは台北から電車で2時間ほどかかります。絶景が見られる太魯閣渓谷、スターバックス洄瀾店、東大門夜市などの観光スポットがあります。花蓮観光[…]

花蓮

衛生状態の悪いお店に行ってはいけない

台湾にいったら、夜市や街の出店に行きたいと思っている人は多いです。

台湾の夜市や露天などのなかには衛生状態の悪いところがあり、食中毒などのリスクがあります。

わたしも台湾で食あたりを経験し、病院で薬をもらいました。

おなかが弱い方は、掃除が行き届いていないお店、不衛生なお店で食事をするのは避けたほうが安心です。

台湾ではゴキブリをお店などでもよく見かけます。

あまり掃除されていないお店は注意が必要です。

台湾の山に行ってはいけない

台湾は富士山より高い山である玉山(標高3952m)をはじめ、自然豊かな山々がたくさんあります。

台湾の中心部にある台北101から徒歩で20分くらいのところにも、象山という立派な山があります。

台北の周りはぐるりと山で囲まれており、多くの登山愛好家に親しまれています。

登山に慣れている人なら良いですが、そうでない人が台湾旅行で登山するのはいくつかの危険があります。

台湾の山に行く場合は、万全の準備をしておきましょう。

道案内が中国語表記で電波が入りにくい

台湾の登山道にある標識には日本語表記がありません。

すべて中国語で書かれています。

そのため、中国語を読むことができない人が登山をすると道に迷ってしまう危険があります。

現地の友人たちや中国語ができる人と行くなら別ですが、そうでないなら1人で山に入ることは避けるべきです。

また山中では携帯の電波が入りにくく、連絡がとれなくなってしまう場合もあります。

蛇やヒアリが生息している

台湾の山には台湾コブラをはじめとする蛇が生息しています。

登山が大好きなわたしはこれまで数十回登山をしていますが、コブラを見たことはありません。

ただ、台北101から徒歩30分ほどで行ける象山(台北101の夜景が見える山)で、体長2メートルほどの大蛇をみかけたことがあります。

台湾では人間より大きな蛇が台北付近の山でも出没するので、蛇対策をしっかりしておく必要があります。

台湾ではヒアリの生息も確認されており、登山を計画するときは長ズボンにするのがおすすめです。

突然のスコールが多い

山の天気は変わりやすいとよく言います。

台湾の山も例外にもれず突然天気が変わり、スコールになることがあります。

雨によって体温を奪われたり、滑りやすくなったり、道に靄がかかって進むべき道が分からなくなってしまうことも。

登山初心者の方が単独で台湾の山に登るのは少し危険です。

普段から登山をされている方などと一緒に行くことをおすすめします。

関連記事

象山自然歩道は、台北101を望む夜景がきれいなことからデートスポットです。台北101からもアクセスがしやすく、台湾旅行者でも気軽に行くことができます。今回の記事では象山自然歩道の行き方、所有時間や観光ポイントをご紹介します[…]

象山からの景色

私有地に入ってはいけない

千と千尋の神隠しの世界観を味わえる「九份」やランタン飛ばしで有名な「十分」など、台湾には観光地がたくさんあります。

台湾の観光地には一般の方が暮らす民家があり、民家と知らずに観光客が敷地に入って問題となることがあるようです。

写真撮影のために私有地に入ったり、興味本位で家をのぞいたりしてはいけません

特に観光地では民家とお店の境界が分かりずらくなっているので、知らず知らずのうちに私有地に入ってしまうことがあるので注意が必要です。

進入禁止の看板などに注意を払い、間違って民家や私有地に入らないように気をつけましょう。

横並びで歩道を歩いてはいけない

日本ではマナーの悪い自転車が歩道を走ることが問題となっています。

台湾では自転車が歩道を走ることはほとんどない代わりに、オートバイが歩道に突っ込んでくることがよくあるので注意が必要です。

台湾旅行で歩道を歩くと、一度は目撃することになると思います。

観光地以外の場所では歩道と車道が分かれていないところも多いです。

友達や家族などと横に広がって歩くのは危険です。