台湾男子ひとり旅。4泊5日の旅行で充実した出会いがあった

今回の記事では、わたしがはじめて台湾一人旅したときの全日程を公開します。

はじめての台湾一人旅のときは英語も中国語もしゃべれず、色々トラブルに見舞われました(汗)

そんなトラブル満載の旅行記をぜひお読みください。

台湾一人旅をするきっかけ

台湾男ひとり旅

台湾一人旅に行く1年ほど前に、友人と2人で台湾旅行に行きました。

このときが初台湾。しかも、初海外旅行です。

ほんとは全部自分で手配する個人旅行にあこがれていたのですが、このときはHIS(エイチ・アイ・エス)のフリープランを利用しました。

空港からホテルまでの往復送迎がついており、滞在中は自分で行き先を決めるタイプのプランです。

その旅行中に人の温かさや、おいしい食事、どこか日本と似た雰囲気がある台湾の街が気に入り、もう1度行きたいと思うようになりました。

そして約1年後、色々と下調べをして台湾一人旅を実行したのです。

台湾一人旅の準備

台湾男ひとり旅

1年前に台湾には行っているので、飛行機の乗り方や必要な持ち物など、基本的なことは把握していました。

でも、今回の台湾一人旅ではフリープランを利用せず、完全な自己手配に挑戦しようと思い、下調べを徹底的にしました。

航空券、ホテルの予約、空港からホテルへの交通手段、ホテルのチェックイン、チェックアウトなどなど、、、

フリープランでは必要ではなかった手続きがたくさんあり、調べるのにだいぶ手間取ったのを覚えています。

航空券予約サイトで航空券を購入し、ホテルはホテル予約サイトで予約をしました。

当時に比べて現在は選択しが増えており、航空券ならSurprice (サプライス)をはじめとした複数のサイトで購入できます。

台湾のホテルは、日本からホテル予約サイトを通して日本語で予約可能です。

交通手段やホテルでのチェックインの方法などは、ネットで検索して調べました。

海外旅行保険に加入する

台湾の病院

台湾一人旅では、何が起きるかわかりません。

実はわたしは初めての台湾旅行で、犬にかまれて病院に行っています。

このとき海外旅行保険に入っていなかったら通訳代も含めて、かなりのお金が必要だったことでしょう。

台湾では有名観光地でも野良犬がウロウロしていますし、バイクも勢いよく走っていて危ないです。

いざというときに備えるために、今回の台湾ひとり旅でも海外旅行保険に加入しました。

実際に支払った金額は、4泊5日の保険で4,730円です。

後になって海外旅行保険代を無料にする裏技があることを知って後悔したのですが…

年会費無料のクレジットカードに付帯する海外旅行保険を使うのが賢いです。

クレジットカード付帯の海外旅行保険があることを知ってからは、お金を出して海外旅行保険に加入していません。

年会費無料のクレジットカードに付帯する保険を利用して、実際に台湾の病院に何度か行きました。

診察代、検査代だけではなく、日本語通訳代や万が一の入院費のカバーも可能です。

年会費無料のエポスカードで保険代を節約するのは賢いクレジットカードの使い道だと思います。

エポスカード
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エポスカードは台湾に日本語対応窓口がある数少ないカード。病院の予約、通訳の手配も簡単です。けがや病気の時に使える補償額も270万円あります。年会費無料で即日発行もできるので、台湾旅行前に作っておくと安心です。

台湾には沖縄経由で行った

沖縄の真栄田岬

台湾旅行に備え「台湾お得技ベストセレクション」というガイドブックを購入しました。

台湾旅行とセットで沖縄も行く裏技が印象深かったです。

わたしは沖縄の美ら海水族館に行ってみたいと思っていたので、その裏技を使うことにしました。

その時点では、沖縄旅行は台湾旅行のおまけ(笑)

実際に行ってみたら、沖縄も台湾に負けないぐらい楽しかったです。

沖縄に向けて出発

沖縄行きの航空券(メールで送られてきた搭乗券を印刷)を持ち、那覇空港に向けて出発

無事に沖縄那覇空港に到着後、事前予約しておいたレンタカーで美ら海水族館前のペンションを目指します。

レンタカーは満タン返し不要で、1泊2日「5400円」という安さ。

「たびらい」というレンタカー比較サイトから予約できました。

その後、美ら海水族館目の前という好立地にあるペンション(ゆくりなリゾート沖縄)にチェックイン。

到着したのが18時ごろ。

チェックインを済ませて、歩いていける美ら海水族館にいきました。

閉館間際だったのでお客さんが少なく、巨大水槽で泳ぐジンベイザメをゆっくり鑑賞できました。

ペンションに車を取りに戻り、有名なステーキハウス88でステーキを食べ、帰宅後に部屋の冷蔵庫にあった台湾オリオンビール(無料)を2缶飲んで就寝。

沖縄をひとりで観光

次の日、レンタカーで那覇空港に戻りつつ、古宇利島1周ドライブ(ひとりでハートロックに行ったのは秘密)今帰城跡の見学、首里城(現在は火事で焼失)観光をして、搭乗時間の2時間前に那覇空港に到着しました。

※台湾観光メインなので、沖縄観光の詳細は端折ります。

沖縄から台湾に出発

台湾桃園国際空港

沖縄那覇空港には、LCC専用のターミナルがあります。

ターミナルはこじんまりとしていて、人が少ない印象でした。

沖縄は台湾から1時間程度でアクセスでき、台湾からの旅行者も大勢います。

LCC利用者の大多数が台湾の方でした。

那覇空港で出国審査を受ける

日本から海外に行くときには、搭乗手続き、手荷物検査、パスポートチェックがあります。

すべて日本語が通じるので、出国審査はわりと簡単でした。

関西国際空港は出国審査にそこそこ時間がかかりますが、那覇空港は利用者が少ない分、とてもスムーズに出国審査を受けることができます。

予定していたよりも大幅に時間が余りました。

台湾桃園国際空港で入国審査を受ける

台湾に入国するときに必要なものは、パスポートと入国カードです。

入国カードの記入の方法は、ネットやガイドブックで調べておきました。

英語も中国語もできないわたしは、

なにか質問されたら困るな

と思っていましたが、特に質問もされることなく入国審査は終わりました。

空港から台北駅へ移動

台湾バス

台湾桃園空港から台北市内のホテルへは、バスとMRT(地下鉄)を利用してアクセスしました。

まず、台湾桃園空港のバスターミナルに向かいます。

英語が苦手なわたしでもbusという案内表示は読めたので、迷うことなくバスターミナルへ。

バスターミナルに着いたはいいものの、どこで切符を買ったらいいのか、どのバスに乗ればいいのか、くわしく調べていなかったこともあり戸惑いました。

券売機を見つけ操作しようとしたものの、どのボタンを押せばいいかわからない始末。

券売機の前でまごついているところを、ボランティアのおばちゃんに助けてもらい、無事に台北駅行きの切符を購入することに成功。

台北駅前でほかの乗客たちと一緒に下車し、スーツケースを引きずり、地下鉄台北駅を目指します。

台北駅はとても広いので、少し迷いました。

駅構内の案内表示板に従って進み、歩くこと10分ほどで地下鉄台北駅に到着。

バスが到着する台北駅(バス停)と地下鉄台北駅はかなり離れていました。

台北駅からホテルへ移動

まずは、台北MRT(地下鉄)の板南線(青のライン)南港展覧館行に乗車しました。

3区間乗車し、忠孝復興駅で下車します。

文湖線(茶色のライン)南港展覧館行に乗換え、1区間乗車して南京復興駅で下車しました。

前回の台湾旅行でも台北MRTを利用しており、乗車時に使うICカードも前回購入したものがあったため、それを使って乗車することができました。

最近ではVISAタッチに対応するなど、日本人観光客でも使いやすくなっています。

もちろん券売機で乗車券(トークン)を購入し、乗車することも可能です。

券売機は日本語対応しているので、初めての台湾ひとり旅の人でも簡単に使うことができます。

はじめての一人旅で泊まったホテル

わたしがはじめての一人旅で利用したホテルは、FXホテル台北(4つ星ホテル)です。

南京復興駅から徒歩5分でアクセスが可能。

ホテル予約サイトから日本語で予約することができます。

1泊の料金は約7,000円でした。

台湾のホテルは部屋単位なので、2人で泊まれば1人3,500円で泊まれます。

この時ばかりは一人旅を恨みました(笑)

はじめての一人旅で安宿に泊まるのは怖かったので、ある程度しっかりしたホテルを選んだのを覚えています。

台湾でホテル宿泊する場合、ある程度大きなホテルであれば英語ができれば問題ありません。

駅からホテルまでの道に迷う

南京復興駅前には、大きな交差点があります。

方向音痴のわたしは、目の前にある分かれ道をどちらに進めばいいかわからず、駅前にある地図看板としばらくにらめっこ。

※当時はグーグルマップの使い方(位置情報機能など)が良く分からず、紙の地図をメインで使用していました。今はグーグルマップもだいぶ使いやすくなっているので問題ないと思います。

台湾のOLさんが道を案内してくれた

1分くらいにらめっこしていたら、20代くらいのOLさんに後ろから日本語で声をかけられました。

「どこにいきたいですか?」

一瞬だけ頭に?マークが浮かびましたが、どうやら道を教えてくれるみたい。

後ろ姿だけでなんで日本人ってわかったんだろう?

しかも、ホテルがある通りまで一緒にあるいてくれました。

ホント親切で、感動してしまったのを覚えています。

歩きながら、

どうして日本語を話せるんですか?

と質問したら、日系の企業で働いているからと教えてくれました。

ひとり旅はやはり、一期一会の出会いがあるのがいいですね!

チェックインでトラブル発生

ところが、ホテルのチェックイン時にトラブルが発生。

「チェックインプリーズ」と言って、パスポートを見せればチェックインできると思っていたんですが、できなかったんです。

最初は中国語、途中からは英語で何か言われましたが、まったく聞き取ることができませんでした。

困った顔をしたフロントの方が、奥にいたスタッフに声をかけます。

その方は日本語が話せるスタッフだったので、チェックインの説明を日本語で聞くことができました。

クレジットカードがあって助かった

日本語が話せるスタッフの説明では、

チェックイン時に、デポジットとして現金またはカードの提示が必要とのこと。

デポジットの金額は、日本円にすると2万円程度。

もしクレジットカードがなければ、せっかく両替したお金がほぼすべてなくなってしまうところでした。

デポジットはチェックアウト時に戻ってくるんですが、旅行最終日(チェックアウト時)に、台湾ドルが2万円分返ってきても使いきれません。

クレジットカードをもっておいてよかったなと、人生ではじめて思いました。

台湾一人旅、1日目

ホテルに着いたのが19時ごろだったため、1日目は実質移動日になりました。

日本(東京、大阪)と台湾(桃園、松山)は約3時間でアクセスできるのですが、家から日本の空港までの移動、入出国審査にかかる時間、台湾の空港からホテルまでの移動時間を考えると、半日(8時間)は見ておいた方がよいです。

飛行機は遅延することも多く、その場合計画していたプランの変更が必要です。

前回の台湾旅行時にその点は学習していたので、1日目には特に予定を入れていませんでした。

なので前回の台湾旅行でも訪れた士林夜市に行き、小籠包とビビンバを食べてホテルに戻りました。

今から思えば台湾まで来てなんでビビンバを食べたのかわかりません(笑)

翌日朝早い出発のため、お酒は飲まずに就寝。

台湾一人旅、2日目

2日目は朝から新幹線に乗り、台中に向かいます。

前回の友人との台湾旅行が台北のみだったので、南部の都市にも足を延ばしたかったんです。

新幹線乗り放題チケットを購入

新幹線を利用するにあたり、3日間乗り放題チケットを事前予約していました。

JTB公式サイトでチケット予約ができます。

3日間乗り放題で8000円なので、これはめちゃくちゃお得です。

でもここだけの話、本当はkkdayというサイトした方が安いです。

新幹線3日間乗り放題チケットが、7,000円で販売されています。

はじめての1人旅ということもあり、台湾オフィスがある大手日本企業のほうが安心だと思ったのでJTBで購入しました。

kkdayで働いている知り合いがいることもあって今は問題ない会社だと分かっていますが、当時はかなり怪しい会社じゃないかと心配していました。

ひとりでローカルバスに乗って日月潭へ

台湾最大の湖があり、台湾人がバカンスを楽しむ景勝地でもある日月潭(リーユエタン)を目指します。

日月潭には台中駅からバスで1本で行けます。

台中駅から日月潭まではバスで1時間半です。

九族文化村を先に見学

連休前の金曜日だったため人が多く、日月潭の途中にある九族文化村駅で降りました。

元々は終点の日月潭で降りる予定。

長いバス移動中にネットで九族文化村や日月潭について色々調べ、降りたほうが効率がよさそうだと思ったので降りました。

結果的にはこの行き方が正解。

日月潭には、九族文化村からロープウェイでいけます。

途中で降りるという当初の予定を変えた行動をとれたのは、レンタルWiFiがあったおかげです。

台湾でもネットができるレンタルWiFiを持って行って、本当によかったと思います。

ひとりで船に乗船

九族文化村を一通り観光したあと、日月潭へ。

ロープウェイから見える広大な湖と山々は最高でした。

ロープウェイを降りた後は湖の周囲を散策し、船に乗船。

ゆったりとしたクルーズを楽しみ、対岸の日月潭のバス停から台中へと戻りました。

台北へ戻って夜市で晩ごはん

台中での日帰り観光を終えて、台北のホテルへ戻ります。

台中で宿泊することも考えていたのですが、スーツケースを持って移動するのが大変なのと、何度もホテルのチェックインをするのは不安だったのでやめました。

台北に戻ってきて、ホテルから徒歩約10分の遼寧街夜市にある鵝肉城活海鮮で夕食をとりました。

このお店に入った理由は、お店の前に安住紳一郎さんと吉田羊さんの写真が貼ってあったからです。

おふたりはテレビ番組の取材で訪れたようでした。

写真や店頭に並んだ海鮮を見ていたところ、店頭に立つ店員さんからの熱烈な呼び込みを受けたのでこのお店でよるごはんを食べると決めました。

鵝肉城活海鮮は台湾式居酒屋のお店で、大きなテーブルをみんなで囲んでわいわいと食べる感じです。

地元の方たちが7、8人ぐらいでワイワイ食べているテーブルが複数あるなか、8人は座れるであろう大きなテーブルにひとりポツンと座ってご飯を食べていたときはとても心細かったです。

ひとりで来ているわたしに恐怖を覚えたのか、このお店では誰も話しかけてはきませんでした(笑)

メニューに料金は書いてなくて時価みたいな感じ。

適当に頼んだら、みんなでシェアして食べるサイズの大皿料理が運ばれてきました。

料理はおいしかったもののの、台湾式居酒屋(熱炒)はひとり旅でくるところではないです。

お店を出てぼんやり考えながら夜市を歩いていると、またもや道に迷ってしまいました。

コンビニ近くの路地でコンビニから放たれる光を頼りにしながら地図をみていたら、コンビニから店員さんが走ってこっちに向かってきてびっくり!

なんかやばいことしてしまったか?と緊張していたところ、わたしが道に迷っているのを察して道を教えにきてくれたのでした。

そんなに長いこと地図を見ていたわけではなかったのに、困っているのに気づいて声をかけてくれたのには本当に驚きました。

台湾一人旅、3日目

台湾一人旅3日目は、ホテルの近くの朝ごはん屋で朝食をとりました。

台湾の朝ごはんの定番、蛋餅(ダンピン)と豆漿(ドウジャン)を食べました。

蛋餅(ダンピン)は台湾版の卵焼き、豆漿(ドウジャン)は豆乳です。

どちらもおいしくいただきました。

朝ごはんを食べたお店は路上にあって、外に席がありました。

どういう風に注文するのかは分からなかったので、前に並んでいた人のマネをしました。

席に着いたら周りの台湾の方が僕に話しかけてきて、楽しい朝食になりました

コインランドリーで洗濯をする

じつは朝食を食べる前にコインランドリーに行き、衣類を洗濯していました。

最初は使い方がわからず困っていたのですが、日本語が話せるおばあさんがやり方を教えてくれました。

朝食を食べ終わり、コインランドリーに戻ったときにもおばあちゃんがいて、洗濯物をたたむのを手伝ってくれました。

おばあちゃんが日本にいたときの話やお金の話など…

台湾の方たちはほんとうに優しくてフレンドリーです。

3日目は予定を立てなかった

一人旅ではなにがあるかわからないので、1から10まで予定を詰め込むよりも余裕を持たせた方がいいと思い、3日目は予定を入れていませんでした。

のんびりと気の向くまま、好きなことをする時間もいいものです。

洗濯が終わった後、ホテルでゆっくりし、周辺をぶらぶらと見て回りました。

その後、忠孝復興駅にある鼎泰豊(ディンタイフォン)で昼食をとり、足つぼマッサージへ。

台北駅、中山駅周辺に移動して買い物を楽しみ、19時ごろにはホテル周辺に戻りました。

ホテル近くのお店で牛肉麺を食べた後、香港系の中華料理屋で小吃(小皿料理)を食べて3日目が終了。

一人旅ならではの出会いがありました。

この日はふらりと入ったお店で台湾人とお話ししたり、コインランドリーで日本語が喋れるおばあちゃんと会話したり。

こういう旅も悪くないです。

台湾一人旅、4日目

この日は台湾南部の都市、高雄に行く予定を立てていました。

台北駅から新幹線に乗り、高雄の最寄り駅である左営駅に向かいます。

乗車時間は約2時間。

駅弁を購入し、食べながらの移動です。

あっという間に2時間が過ぎ、左営駅に到着。

左営駅から龍虎塔に向かいます。

龍虎塔

龍虎塔は、左営駅から徒歩20分くらいの場所にあるお寺。

タクシーで行く方も多いですが、わたしは歩いて向かうことにしました。

龍虎塔に向かう道中では、お寺や市場、大きな池、カラオケ大会をしているご年配の方たちなどの姿を見ることができました。

台北に比べて高雄は、日本人観光客が少なかったです。

美麗島駅

龍虎塔を後にして、世界で最も美しい駅のひとつに選ばれた美麗島駅を目指します。

高雄観光の下調べはあまり十分に行っておらず、徒歩5分のところに地下鉄の駅(生態園区駅)があるのを知りませんでした。

土地勘がないのに歩いて美麗島駅に行くのも難しいと思い、タクシーで美麗島駅を目指すことに。

タクシーで感じた恐怖

龍虎塔周辺の路上でタクシーを止めて乗車したんですが、

これはまずい

と直感で思いました。

なぜなら、タクシーに乗っていた人は1人ではなく2人だったから。

こんなタクシーに乗ったのは、当然初めて。

運転席におじさん、助手席におばさんが座っていました。

もう止めてしまったから仕方ないと思い、中国語がわからないため、美麗島駅の写真をみせ、ここに行きたいということを示しました。

それからの時間は心臓がバクバクです。

知らない土地で、2人が乗っているタクシーほど怖いものはありません。

台湾には乗り合いタクシーもありますが(九份で体験済)、今回乗ったのは違いました。

おそらく、運転席のおじさんと助手席のおばさんは夫婦です。

タクシーに乗っているこちらのことなど一切気にせずに、大音量の音楽をかけ、何やら話しながらげらげらと笑っている様は、恐怖心を掻き立てるものでした。

しかし、どこかに連れ去られることもぼったくられることもなく、無事に駅に到着できたので一安心。

ほっとしたこともあって、美麗島駅は予想以上に美しく見えました。

正直かなり怖かった…

昼の六合夜市は誰もいない

美麗島駅から徒歩5分のところに、高雄で1番大きくて有名な六合夜市があるのでいってみました。

しかし、昼の夜市には誰もいなくて店も開いていません。

少しは開いている店もあるだろうと期待していたんですが、ほぼ全滅でした。

夜市は昼は誰もこないということをこの時学習しました。

愛河で昼食

美麗島駅の戻って地下鉄に乗り、高雄のデートスポット、愛河にいきました。

高雄は年中暑く、日差しが強い昼に出歩く人はほとんどいません。

六合夜市同様愛河にも人がおらず、写真だけ撮ってすぐに引き返しました。

前もって調べておいた、愛河付近の有名な牛肉麺のお店で昼食をとり、グアバジュースを飲んで愛河の観光は終了。

台中の宮原眼科へ移動

15時ごろに左営駅に戻り、新幹線で台湾旅行初日にいった台中で下車。

乗り放題切符なので、途中下車もできます。

台中駅からタクシーで宮原眼科に移動。

タクシーは、宮原眼科と書いた紙を見せるだけで無事に乗れました。

宮原眼科の2階にあるレストランで名物のアイスクリームを食べすぎて、おなかをこわしました。

400元(1400円程度)のアイスクリームと飲み物のセットは、一人で食べるものではないです(笑)

台北のホテルへ戻る

台中では宮原眼科でアイスクリームを食べただけ。

そのままタクシーで台中駅に引き返し、台北駅まで戻りました。

台湾一人旅、5日目

5日目は午前中に台北市内を観光して、午後3時ごろに空港に向かいます。

ホテルをチェックアウト後、荷物をフロントであずかってもらい出発です。

華山1914文創園区や日本の原宿にできたことでも有名な誠品書店、百貨店でお土産物の購入をしました。

その後ホテルに戻り、スーツケースを引き取り、ホテルの最寄駅である南京復興駅前のバスターミナルから台湾桃園空港行のバスに乗りました。

このバスの乗り方は、台湾関連のブログを通して知りました。桃園空港から市内に向かうときに知っていれば、少し時間を短縮できたかもしれません。

台北から沖縄へ移動

台湾桃園国際空港に無事到着し、沖縄へ移動しました。

沖縄を経由する必要はなかったのですが、そのようなチケットの取り方ができるとは知らず、無駄に沖縄に1泊することに。

旅の失敗もいい思い出です。

国際通り近くのホテルに宿泊し、国際通りで夜ご飯&泡盛を飲み就寝。

次の日の朝、ホエールウォッチングツアーに参加し、生クジラをはじめてみました。

ひとりでの参加者がほとんどいなかったので気が引けましたが、くじらは1人でみても楽しいといいきかせると、不思議とさみしさはなくなりました。

海ってすごいなあー

という薄い感想と、こんなでかい動物がほんとにいるんだという深い感動を覚えました。

沖縄から自宅へ帰宅

沖縄から飛行機に乗り、自宅へと戻りました。

家に帰ったとき、やっぱりほっとしましたね。

はじめての一人旅の充足感と心地よい疲れに浸りながら、久々にお風呂に入り(台湾のホテルは湯舟がない)就寝。

帰るまでが旅行という言葉は真実ですね(笑)

はじめての台湾一人旅に必要なこと

1度友人といったことがある国とはいえ、1人で海外に行くことに強い不安を覚えていました。

しかし、挑戦してみると達成感と充実感に包まれ、いい旅だったなーと実感しています。

一人旅には、友人や家族との旅行では経験できない体験や出会いもあります。

こうして一人旅に振り返りをしてみるのもいいですね。

今回の台湾男ひとり旅では、沖縄を経由することでツアーでは味わえない経験ができました。

航空券はSurprice (サプライス)をはじめとする日本語対応の予約サイトを利用し、ルートをアレンジするととても楽しいです。

沖縄以外だけでなくベトナムやシンガポールなど、別の国と合わせて予約することもできます。

台湾ひとり旅なら、ネット環境と海外旅行保険付きのクレジットカードは欠かせません。

わたしが今回レンタルしたグローバルWiFi、無料で海外旅行保険が付いてくるエポスカードなどを準備しておくと安心です。

いざというときにもしっかり備えて、台湾ひとり旅を楽しんでみてください。